クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



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更新履歴(リスニングルーム)

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[2002-03-25]・・・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98

ブルーノ・ワルター指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1951年2月21日録音
同じ作品を、同じオーケストラで演奏しているのに、ここまで違うのかと驚かされるのが、チェリとフルトヴェングラーです。チェリの演奏が至極まっとうな物だけにその違いが際だってきます。 ただこうして並べて聞いてみると、フルヴェンの演奏はあまり...

[2002-03-15]・・・ハイドン:交響曲第100番 「軍隊」

ワルター指揮 ウィーンフィル 1938年録音
なるほど、大戦前のハプスブルグ帝国の首都ではハイドンのシンフォニーをこんなふうに演奏していたんだ!と感心させられる録音です。 一言で言えばこの上もなくチャーミング。コケティッシュな趣さえ漂うような演奏です。 最近の冷血動物のような古...

[2002-03-10]・・・ブラームス:交響曲第4番

フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィル 1948年10月24日 録音
同じ作品を、同じオーケストラで演奏しているのに、ここまで違うのかと驚かされるのが、チェリとフルトヴェングラーです。チェリの演奏が至極まっとうな物だけにその違いが際だってきます。 ただこうして並べて聞いてみると、フルヴェンの演奏はあまり...

[2002-03-06]・・・ベートーベン:ピアノ協奏曲第1番

ギーゼキング ロスバウト指揮 ベルリン・シュタッツオッパー管弦楽団 1937年録音
この演奏とは何の関係もない話ですが、ギーゼキングという人を知るにはなかなか面白い話なので引用しておきます。 「ヴァルター・ギーゼキングを思い出しますね。大先生、初手からご機嫌が悪かった。空港への迎えが手違いで誰も行かなくて、雨の中を自...

[2002-03-03]・・・ブラームス:交響曲第3番

フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィル 1949年12月18日録音
一気に3通りの録音をアップしてみました。 クラシック音楽を聴く楽しみの一つに同じ作品を異なった演奏で聞くことがあげられます。時には「どれが決定盤か?」みたいな非生産的で不毛な論議を巻き起こしたりもする「楽しみ」ですが(^^;、それでもいろ...

[2002-03-03]・・・バルトーク:ピアノ協奏曲 第3番

P:ディヌ・リパッティ パウル・ザッハー指揮 南西ドイツ放送交響楽団 1948年5月30日 バーデン・バーデンでのライブ録音
それは感じながらも、あまりにも分厚い響きに不満を覚えるのも事実です。この作品の初演は1946年ですから(シャンドールのピアノ、オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団)、まさにバリバリの現代音楽として演奏されたのですが、聞けば分かるように...

[2002-02-23]・・・ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 作品90

ブルーノ・ワルター指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1953年12月21日&23日録音
一気に3通りの録音をアップしてみました。 クラシック音楽を聴く楽しみの一つに同じ作品を異なった演奏で聞くことがあげられます。時には「どれが決定盤か?」みたいな非生産的で不毛な論議を巻き起こしたりもする「楽しみ」ですが(^^;、それでもいろ...

[2002-02-23]・・・ブラームス:交響曲第3番

ジョージ・セル指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1951年録音
一気に3通りの録音をアップしてみました。 クラシック音楽を聴く楽しみの一つに同じ作品を異なった演奏で聞くことがあげられます。時には「どれが決定盤か?」みたいな非生産的で不毛な論議を巻き起こしたりもする「楽しみ」ですが(^^;、それでもいろ...

[2002-02-16]・・・ブルックナー:交響曲第8番

ジョージ・セル指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1951年6月28日 ライブ録音
貴重な録音と言うことで追加しましたが、内容的には晩年のスタジオ録音の方がはるかに素晴らしいです。 セルのブルックナーというのは整理しきれるはずのないブルックナーの音楽を整理しきってしまおうという雰囲気が漂います。その意味では、セルのもとで...

[2002-02-10]・・・バッハ:管弦楽組曲第3番

フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィル 1948年9月録音
 絶対に、そう、現代では絶対に聞くことのできないバッハです。  さすがのユング君でも、これはあまりにも前時代的だと思ってしまいます。でも、第2曲のこの上もなくロマンティックなエアーなどを聞かされると、「それもありかな?」などと許してしまい...

[2002-02-10]・・・マーラー:交響曲第1番 「巨人」

ワルター指揮 NBC交響楽団 1939年4月8日
 彼こそは、元祖マーラー指揮者とも言うべき人なのですが、どうも最近のマーラー指揮者とは少し雰囲気が違います。基本的に複雑系であるはずのマーラーの複雑さをそのまま提示はしないで結構バッサリと整理しているのです。  このNBC交響楽団との...

[2002-02-08]・・・ベートーベン:ピアノソナタ第8番「悲愴」

シュナーベル 1934年4月23日 録音
第1楽章  クラーヴェ(4分の4拍子)−アレグロ・ディ・モルト・エ・コン・ブリオ ハ短調 2分の2拍子 ソナタ形式 第2楽章  アダージョ・カンタービレ 変イ長調 4分の2拍子 3部形式 ベートーベンが書いたもっとも優れた音...

[2002-02-02]・・・シューマン:ピアノ協奏曲

P:ディヌ・リパッティ カラヤン指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1948年4月9&10日 録音
 33歳という若さで白血病のためにこの世を去った夭折の天才、それがリパッティです。本格的にピアニストとしてデビューしたのは1939年、22歳の時ですから、演奏活動はわずか10年ほどしかなかったわけです。  その短い期間でさえ、ナチスによる...

[2002-02-02]・・・グリーグ:ピアノ協奏曲

P:ディヌ・リパッティ ガリエラ指揮 フィルハーモニア管弦楽1948年録音
 グリーグの協奏曲は、シューマンからチャイコフスキーへというロマン派のピアノ協奏曲の中で一つの頂をなす作品だといえます。ただ、ドイツやオーストリアの、どちらかといえば重いロマン主義ではなく、北欧的な叙情が前面にでた作品となっています。  ...

[2002-01-27]・・・メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 作品56 「スコットランド」

ルドルフ・ケンペ指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 1952年7月15日録
実に優雅にして堂々たるシンフォニーに仕上がっています。晩年のケンペと言えば、ドレスデンのオケの音色もあって、「燻銀」というイメージが定着しています。 とりわけ晩年(と言っても、彼は65歳で亡くなったのですが・・・)に手兵とも言うべきドレス...

[2002-01-27]・・・ヴェルディ:椿姫(ラ・トラヴィアータ)

トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1946年12月1日&8日 NBC 8Hスタジオでの放送録音(ライブ中継)
 原因は、放送時間の枠(2時間)におさめるためだったそうです。  トスカニーニといえば「原点尊重」の教祖ですから、これはちょっと驚きです。それ以外にも細かいオーケストレーションなんかも手を加えているようです。  そして、これが一番肝心な...

[2002-01-20]・・・マーラー:交響曲第4番

メンゲルベルグ指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 S:ヴィンセント 1939年11月 アムステルダムでのライブ録音
マーラーの演奏史を概観すると、大きな分水嶺がバーンスタインによるニューヨークフィルとの全集の録音にあることは疑いのないことです。この録音が登場することによって、マーラーの音楽は初めて世界的な市民権を得たといえます。ですから、このバーンスタイ...

[2002-01-06]・・・ブルックナー:交響曲第8番

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ベルリン・フィル 1951年1月8日 ベルリンにおいてライブ録音
クナのブル8というとウェストミンスターからリリースされたミュンヘンフィルの録音が有名です。聞かれた方も多いと思いますが、ここで聞くことのできるベルリンフィルとのライブ録音はそれとはずいぶんと雰囲気が違います。 ミュンヘンフィルとの録音...

[2002-01-03]・・・モーツァルト:交響曲第25番 K183

オットー・クレンペラー指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1951年1月18日 録音
モーツァルトの25番というとワルターによるすばらしい録音を思い出しますが(56年のウィーンフィルやNYO)、このクレンペラーによる演奏もそれに負けないほどにすばらしい演奏です。 これ以上はないというほどにギリギリと締め上げたモーツァルトで...

[2002-01-03]・・・モーツァルト:レクイエム

ワルター指揮 ウィーンフィル 合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団 1937年録音
これほどまでにドラマティックなレクイエムはちょっと思い当たりません。ただ、ラクリモサが終わると突然に音楽の密度が薄くなるのは演奏のせいではなくて、音楽自体に問題があることはいうまでもありません。 モツレクは、ラクリモサの「アーメン」の絶唱...

[2002-01-01]・・・ベートーベン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」, Op.125

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 バイロイト祝祭管弦楽団 (S)エリーザベト・シュヴァルツコップ (A)エリーザベト・ヘンゲン (T)ハンス・ホップ (Bass)オットー・エーデルマン バイロイト祝祭合唱団 1951年7月29日 録音
なんだかんだ言っても、ベートーベンの第9と言えば、この「バイロイトの第9」にとどめを刺します。 もちろん、長年クラシック音楽を聞いてくると、時には斜に構えたくなって、「バイロイトもいいけど、最終楽章の処理の仕方が気にくわないんだよね。そう...

[2001-12-31]・・・フランク:ヴァイオリンソナタ

P:ワルター・ギーゼキング Vn:ゲルハルト・タシュナー 1947年10月4日 ライブ録音
と、言う人が多いでしょうね。実はユング君もそうでした。 ところが調べてみて、ビックリ! なんと、1940〜45年にかけて、フルトヴェングラーのもとでベルリンフィルのコンサートマスターをつとめたのが、このゲルハルト・タシュナーなのです...

[2001-12-20]・・・シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」

ジョージ・セル ブダペスト弦楽四重奏団 1946年5月16日録音
ピアニストとしてのセルがいかにすぐれた腕前を持っていたかを如実に証明する録音です。 録音が年代相応に貧しいのが残念ですが、その価値は現在においても色褪せていません。 セルのピアノを聴くときにいつも感心するのは弦楽器群とのバランスの良...

[2001-12-15]・・・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調, Op.98(Brahms:Symphony No.4 in E minor, Op.98)

セルジュ・チェリビダッケ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1945年11月21日録音(Sergiu Celibidache:the Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on November 21, 1945)
私のてもとには、70年代と90年代に録音したブラームスの4番がありますが、明らかにこの古い録音が一番すぐれています。 同時にいろんなことを考えさせてくれる演奏でもあります。 まずなによりも「明晰」な演奏であり、明らかにフルトヴェングラー...

[2001-11-30]・・・ベートーベン:交響曲第2番

ワインガルトナー指揮 ロンドン交響楽団 1938年3月2日 録音
 戦前(1937年)に来日して、日本の音楽活動に大きな影響を与えた指揮者です。ベートーベン演奏の権威とも言うべき存在だっただけに、当時は大変な騒ぎだったらしいです。  今でこそ、ベートーベンと言えばフルトヴェングラーですが、戦前のSP盤の...

[2001-11-27]・・・ベートーベン:交響曲第8番

ワインガルトナー指揮 ウィーンフィル 1936年録音
 1908年にマーラーの後任として宮廷歌劇場の音楽監督に就任したのがワインガルトナーでした。  19年からはウィーンフィルの指揮者として活躍し、SP盤の時代におけるベートーベン演奏の権威とも言うべき存在でした。  このウィーンフィルとの...

[2001-11-26]・・・ロッシーニ:ウィリアムテル序曲

ヴィクトル・デ・サバタ指揮 ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 1948年録音
 サバタは、フルトヴェングラーやワルターよりも若く、67年に亡くなっているにもかかわらず、残された録音は極めて少ない指揮者です。 何故かというと、理由は今もってよく分からないそうですが、1953年春にスカラ座で指揮したのを最後に引退してし...

[2001-11-25]・・・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61

ジョージ・セル指揮:ウィーン・フィル (Vn)ブロニスワフ・フーベルマン 1934年6月18日~20日録音
最近、「オープス蔵」と言うレーベルから、セル&フーベルマンによる2種類の録音がリリースされました。一つは今ここで紹介しているベートーベンのヴァイオリン協奏曲で、もう一つはラロのスペイン交響曲です。  この録音は今まで何度もリリースされてき...

[2001-11-20]・・・バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番

Vc. パブロ・カザルス 1938年録音
今風のハイテクチェリストたちの演奏を聞き慣れた耳には、まるで象のダンスを見るようなたどたどしさを感じるかもしれませんが、じっくりと耳を傾けてもらえば、いまもってこれを上回る録音はないことに気づかされます。・・・、なんて書けば「いつまでそんな...

[2001-11-20]・・・バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番

Vc. パブロ・カザルス 1936年録音
 今風のハイテクチェリストたちの演奏を聞き慣れた耳には、まるで象のダンスを見るようなたどたどしさを感じるかもしれませんが、じっくりと耳を傾けてもらえば、いまもってこれを上回る録音はないことに気づかされます。・・・、なんて書けば「いつまでそん...
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[2025-09-16]

メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54(Mendelssohn:Variations Serieuses, Op.54)
(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月20日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n September 20, 1957)

[2025-09-14]

フランク:天使の糧(Franck:Panis Angelicus)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)

[2025-09-12]

ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」(Beethoven:Symphony No.3 in E flat major , Op.55 "Eroica")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年3月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on March, 1961)

[2025-09-10]

ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調(Brahms:String Quartet No.1 in C minor, Op.51 No.1)
アマデウス弦楽四重奏団 1951年録音(Amadeus String Quartet:Recorde in 1951)

[2025-09-08]

フォーレ:夜想曲第2番 ロ長調 作品33-2(Faure:Nocturne No.2 in B major, Op.33 No.2)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)

[2025-09-06]

バッハ:小フーガ ト短調 BWV.578(Bach:Fugue in G minor, BWV 578)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-09-04]

レスピーギ:ローマの噴水(Respighi:Fontane Di Roma)
ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1939年1月21日録音(John Barbirolli:Philharmonic-Symphony Of New York Recorded on January 21, 1939)

[2025-09-01]

フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 作品33-1(Faure:Nocturne No.1 in E-flat minor, Op.33 No.1)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)

[2025-08-30]

ベートーベン:交響曲第2番 ニ長調 作品36(Beethoven:Symphony No.2 in D major ,Op.36)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年4月20日録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on April 20, 1961)

[2025-08-28]

ラヴェル:舞踏詩「ラ・ヴァルス」(Ravel:La valse)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:Orcheste de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on 1960)