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Vc. パブロ・カザルス 1936年録音 今風のハイテクチェリストたちの演奏を聞き慣れた耳には、まるで象のダンスを見るようなたどたどしさを感じるかもしれませんが、じっくりと耳を傾けてもらえば、いまもってこれを上回る録音はないことに気づかされます。・・・、なんて書けば「いつまでそん...

Vc. パブロ・カザルス 1939年録音 今風のハイテクチェリストたちの演奏を聞き慣れた耳には、まるで象のダンスを見るようなたどたどしさを感じるかもしれませんが、じっくりと耳を傾けてもらえば、いまもってこれを上回る録音はないことに気づかされます。・・・、なんて書けば「いつまでそん...

Vc. パブロ・カザルス 1939年録音 今風のハイテクチェリストたちの演奏を聞き慣れた耳には、まるで象のダンスを見るようなたどたどしさを感じるかもしれませんが、じっくりと耳を傾けてもらえば、いまもってこれを上回る録音はないことに気づかされます。・・・、なんて書けば「いつまでそん...

Vc. パブロ・カザルス 1938年録音 今風のハイテクチェリストたちの演奏を聞き慣れた耳には、まるで象のダンスを見るようなたどたどしさを感じるかもしれませんが、じっくりと耳を傾けてもらえば、いまもってこれを上回る録音はないことに気づかされます。・・・、なんて書けば「いつまでそん...

フルトヴェングラー指揮 ウィーンフィル 1949年3月30日・4月2日録音 戦後のフルトヴェングラーはスタジオ録音を重視しようと言うのがユング君のスタンスなので、ここで紹介している音源も当然の事ながらスタジオ録音です。
それにしても、第3,第4変奏で聞こえてくる寂寥感はただごとではありません。、人生の苦さと孤...

Vn.アドルフ・ブッシュ 1929年11月8日&11日録音(ロンドン)ソリストとしてよりはブッシュ弦楽四重奏団のリーダーとして名高いのが、アドルフ・ブッシュです。しかし、ここで聞けるシャコンヌはなかなか似立派なものです。(もちろん昨今の「馬鹿うま」の若手ヴァイオリニストなんかと比べてはだめです。そう言う意味で...

ワルター指揮 ウィーンフィル 1935年録音ワルターはこの作品がお気に入りだったようで何度も録音をしています。その中でも、ここで聴くことのできる1935年の録音は戦前のSP盤時代の名演でした。
ウィーンフィルがまさにウィーンフィルだった時代の素晴らしい演奏です。ポルタメントを多...

サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1947年1月2日&5日録音イギリスにおけるバルビローリの評価は私たちの想像を絶するものがあります。それに引き替えて、日本における評価はトップクラスの巨匠たちの次に来る「第2グループの一人」と言うあたりでしょうか。
実は、この「クラスの指揮者」としてはめずらしく...

ワルター指揮 ウィーンフィル 1948年6月15日 ウィーン ムジークフェラインザールでのライブ録音と、一般的にいわれているのですが、この演奏を聴けば分かるように彼はマーラーがしつこいほどに指定した細かい指示をほとんど無視しています。
昨今のマーラー演奏と、このワルターの演奏を聴き比べてみると、ワルターの曲作りは驚くほどにゆったりと...

エーリッヒ・クライバー指揮 チェコ・フィル 1936年録音今では「カルロス・クライバーのお父さん」と言う方が通りがよくなってしまったエーリッヒです。カルロスがデビューした頃は、「あのエーリッヒの息子」として紹介されたことを思えば隔世の感です。
しかしこの逆転は、エーリッヒにとって決して残念なも...

ブルーノ・ワルター指揮 ニューヨークフィル 1948年2月15日 ニューヨークでのライブ録音 ワルターは最晩年のコロンビア響との録音でもこの8番を取り上げています。しかし、あちこちでふれていますが、ワルターの真価を知るには、ニューヨークフィルとの演奏を聞くべきでしょう。確かに音質面では晩年のステレオ録音にはかないませんが、何と言っ...

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:ジョン・バルビローリ指揮 ロンドンフィルハーモニー管弦楽団 1937年3月25日録音演奏しているように聞こえます。
どこをとっても非の打ち所がなく、こういう演奏をライブで聴かされた日には、それこそ口もきけずに家路につくことでしょう。
しかし、そのような立派さは認めながらも、録音という形で聞いてみると、何か楽しめない...

フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィル 1938年10〜11月録音 戦前のSP盤の時代に「悲愴」といえばこの演奏でした。もしかしたら、ベートーベンの「運命」と並んで、フルトヴェングラーの2枚看板の一つと言えたのかもしれません。ただ、戦後の半世紀が過ぎて、フルヴェンのベートーベンは今もその威光を失うことはあ...

フリッチャイ指揮 ベルリンフィル 1949年9月12〜14日録音 フリッチャイは1963年にわずか43歳で急逝したためあまり広く知られている指揮者ではありません。しかし、シャープなリズム感に裏打ちされたモダンな音楽づくりからスタートして注目をあびたものが、次第に浪漫性を前面に出した雄大な音楽づくりに変わ...

アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1945年1月15日録音ロジンスキーはストコフスキーの招きで1925年に渡米し、フィラデルフィアの副指揮者としてキャリアを積み上げた人です。その後、29年にはロサンゼルスフィル、33年からはクリーブランド管弦楽団、そして43年にはニューヨークフィルの常任指揮者へと...

ワルター指揮 ウィーンフィル 1938年1月16日 ウィーンでのライブ録音しかし、恥ずかしながらその辺の経緯についてはユング君はあまり詳しくは知らないのです。ただ、ナチスによる執拗な妨害をはねのけて行われた演奏会であることは聞いたことがあります。
確かに、1938年のウィーンにおいてマーラーの作品が演奏され...

ムラヴィンスキー指揮 レニングラードフィル 1950年1月20日 レニングラードでのライブ録音最近、ムラヴィンスキーについて大きな誤解をしてきたことに気づきました。お恥ずかしい話なのですが・・・
ムラヴィンスキーというのは不思議な人で彼の演奏で聞くとどんな作品でも実に立派な音楽として聞こえてきます。特にチャイコフスキーとは相性が...

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ベルリン・フィル 1944年9月8日 バーデン・バーデンにおいてライブ録音第3帝国の没落が誰の目にも明らかになってきたときにでもこんな演奏会を行っていたのですね。
1888年生まれのクナ(クナッパーツブッシュのこと。あまりにも長いので、業界では一般的にこう言われます)ですから、この時56歳です。
クナ...

ジョージ・セル指揮 チェコ・フィル1937年10月30日録音セルの棒でドヴォルザークの交響曲を聴くと、実に立派なもので惚れ惚れしてしまいます。その思いは、このチェコフィルと組んで録音した若き日の録音でも変わりません。
いわゆる民族性を前面に押し出したような演奏とは対極にあるものですが、しかしこれ...

(Cello)パブロ・カザルス:ジョージ・セル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1937年4月28日録音若き日のセルといえば、この録音を見逃すことはできません。あまりにも有名な作品なのでここでわざわざ紹介する必要もないと思ったのですが、それはセルに入れ込んでいる人間の判断であって、一般の人にとってはこんなに古い録音のCDはあまり買ってみようと...

ジョージ・セル指揮 クリーブランド管弦楽団 1949年4月26日 Cleveland Severance Hallにおいて録音クリーヴランド管弦楽団による自主制作盤にもシューベルトの室内楽曲をオーケストレーションした録音が収録されていましたが、これもセルの手になる貴重な編曲版の録音です。
さらに、1949年という年は、セルがクリーブランドのシェフに就任して「血...
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[2025-09-16]

メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54(Mendelssohn:Variations Serieuses, Op.54)
(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月20日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n September 20, 1957)
[2025-09-14]

フランク:天使の糧(Franck:Panis Angelicus)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)
[2025-09-12]

ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」(Beethoven:Symphony No.3 in E flat major , Op.55 "Eroica")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年3月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on March, 1961)
[2025-09-10]

ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調(Brahms:String Quartet No.1 in C minor, Op.51 No.1)
アマデウス弦楽四重奏団 1951年録音(Amadeus String Quartet:Recorde in 1951)
[2025-09-08]

フォーレ:夜想曲第2番 ロ長調 作品33-2(Faure:Nocturne No.2 in B major, Op.33 No.2)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-09-06]

バッハ:小フーガ ト短調 BWV.578(Bach:Fugue in G minor, BWV 578)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-09-04]

レスピーギ:ローマの噴水(Respighi:Fontane Di Roma)
ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1939年1月21日録音(John Barbirolli:Philharmonic-Symphony Of New York Recorded on January 21, 1939)
[2025-09-01]

フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 作品33-1(Faure:Nocturne No.1 in E-flat minor, Op.33 No.1)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-08-30]

ベートーベン:交響曲第2番 ニ長調 作品36(Beethoven:Symphony No.2 in D major ,Op.36)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年4月20日録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on April 20, 1961)
[2025-08-28]

ラヴェル:舞踏詩「ラ・ヴァルス」(Ravel:La valse)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:Orcheste de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on 1960)