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更新履歴(リスニングルーム)
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セル指揮 ロンドン交響楽団 1961年8月録音ひとことで言えば、時代錯誤も甚だしい演奏ということになるのでしょうね。でも、そう言う時代錯誤とも言える華やかで濃厚な、まるでロマン派の管弦楽作品であるかのように響くこの演奏は、古楽器による洗礼を受けてそれが主流派となった今にあっては逆に新鮮...

カラヤン指揮 ウィーンフィル 1961年9月5日~22日録音基本的なコンセプトは第1番と同じで、構築性よりは横への流れを重視していることがすぐに分かります。しかし、第1番が基本的に「構築性」の音楽であるのに対して、この第3番はそこまで突っ張った音楽ではないので、結果としては第1番の時よりはうまくいっ...

リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団 ミュンヘン・バッハ合唱団 (T)ヘフリガー (Bs)ディースカウ他 1961年2月&4月録音もはや、何もつけ加える必要もないほどの歴史的名盤です。それ故に、59年に録音されたマタイ受難曲に次いでこのロ短調ミサ曲もパブリックドメインに加わったことには喜びを禁じ得ません。
とは言え、何の感想も付けくわえないのでは「手抜き」の誹りを免...

カラヤン指揮 ウィーンフィル 1959年3月23日&26日録音カラヤンはよほどこの交響曲が好きだったようで、若い時期からその最晩年に至るまで何度も繰り返して録音を残しています。ですから、以前に50年代のフィルハーモニア管との録音を紹介したときに「59年録音のウィーンフィル盤についてはすでに語り尽くされ...

カラヤン指揮 ウィーンフィル 1961年9月5日~22日録音イギリスの指揮者は積極的に取り上げていたものの、どうしてもマイナー作品の域を出なかったのがホルストの惑星でした。しかし、このカラヤンの録音によってホルストの惑星は一夜にしてメジャー作品にのし上がってしまいました。そして、日本では、本田美奈子...

カラヤン指揮 ウィーンフィル 1959年3月23日?4月9日録音カラヤンはEMI&レッグとのコンビを解消するとドイツ・グラモフォンに移籍するのですが、何故かその移行期にデッカ&カルーショーとのコンビで20枚近いアルバムを作成します。1959年から1965年にかけての話です。
このアルバムの素敵なことは...

ハンガリー弦楽四重奏団 1961年6月&9月録音バルトークの弦楽四重奏曲と言えば、ジュリアードやアルバン・ベルグに代表されるような精緻な音楽作りが定番となっていきました。そして、それはそれで素晴らしい音楽体験を私たちに与えてくれたことは事実です。
しかし、全てがすべて同じような切り口で...

ハンガリー弦楽四重奏団 1961年6月&9月録音バルトークの弦楽四重奏曲と言えば、ジュリアードやアルバン・ベルグに代表されるような精緻な音楽作りが定番となっていきました。そして、それはそれで素晴らしい音楽体験を私たちに与えてくれたことは事実です。
しかし、全てがすべて同じような切り口で...

ハンガリー弦楽四重奏団 1961年6月&9月録音バルトークの弦楽四重奏曲と言えば、ジュリアードやアルバン・ベルグに代表されるような精緻な音楽作りが定番となっていきました。そして、それはそれで素晴らしい音楽体験を私たちに与えてくれたことは事実です。
しかし、全てがすべて同じような切り口で...

ハンガリー弦楽四重奏団 1961年6月&9月録音バルトークの弦楽四重奏曲と言えば、ジュリアードやアルバン・ベルグに代表されるような精緻な音楽作りが定番となっていきました。そして、それはそれで素晴らしい音楽体験を私たちに与えてくれたことは事実です。
しかし、全てがすべて同じような切り口で...

ハンガリー弦楽四重奏団 1961年6月&9月録音バルトークの弦楽四重奏曲と言えば、ジュリアードやアルバン・ベルグに代表されるような精緻な音楽作りが定番となっていきました。そして、それはそれで素晴らしい音楽体験を私たちに与えてくれたことは事実です。
しかし、全てがすべて同じような切り口で...

ハンガリー弦楽四重奏団 1961年6月&9月録音バルトークの弦楽四重奏曲と言えば、ジュリアードやアルバン・ベルグに代表されるような精緻な音楽作りが定番となっていきました。そして、それはそれで素晴らしい音楽体験を私たちに与えてくれたことは事実です。
しかし、全てがすべて同じような切り口で...

ポール・パレー指揮 デトロイト交響楽団 1958年3月録音ひと言で言えば強烈きわまりない幻想です。
ただし、その強烈さの方向性はミンシュのようなドロドロの愛憎劇とは正反対の方向性での強烈さだというのがこの録音の売りでしょう。
第1楽章の「夢、情熱」も、第2楽章の「舞踏会」も、それはどこかピ...

(P)ヴァーシャーリ 1957年~1961年録音50年代から60年代にかけて、リスト弾きと言えばシフラか、このヴァーシャーリだったようです。
ただし、ヴァーシャーリはその後指揮者に転身して、今ではピアニストとしての活動を全くしていないので、最近は指揮者に分類される音楽家になってるかもし...

(P)カーゾン セル指揮 ロンドン交響楽団 1962年5月30日~6月1日録音伝え聞くところによると、この録音の時のセルとカーゾンの関係は最悪だったそうです。どこで読んだのか記憶は曖昧なのですが、聞いてみれば、「なるほどそうだろうなぁ」と納得の演奏ではあります。
つまりは、以心伝心でお互いの気持ちが通じあったからと...

(P)グールド ロバート・クラフト指揮 CBC交響楽団 1961年1月21日録音こういう録音を聞かされると、なるほどなぁ・・・と思ってしまいます。そして、どこかでエラーい評論家先生が、「グールドのような青白きインテリ青年風の演奏でこの作品を聞かされてもその真価が分かることはない!」と言い切っているのを読んで、「私は十分...

(Cello)ピエール・フルニエ:ジョージ・セル指揮 ベルリンフィル 1961年6月1~3日録音
つにこの録音もパブリックドメインとなったのかと、いささか感慨深いものがあります。
私がクラシック音楽なんぞというものを聞き始めた頃に、セルという男に出会ってすっかり感心してしまった話は、大昔(15年も前)にちょこっと書いたこと事があり...

レナード・バーンスタイン指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック (MS)マーサ・リプトン スコラ・カントラム女声合唱団 トランスフィギュレーション教会少年合唱団 1961年4月3日録音クラシック音楽の録音史の中では、このバーンスタイン&ニューヨークフィルのコンビによる全集が「マーラールネッサンス」の幕開けだと言われます。
それは、マーラーの弟子であったワルターやクレンペラーとは異なった切り口でマーラーを解釈し紹介したと...

クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1961年10月録音チャイコフスキーの交響曲は、クレンペラーの数ある録音の中ではほとんど話題になることはありません。
いってみれば、ミスマッチ。しかし、実際に聞いてみると「さすがはクレンペラー!!」とビックリマークが2つつくくらいの面白さは充分にあります。
...

ワルター指揮 コロンビア交響楽団 1959年11月25日録音ブラームスの1番というのは良くも悪くも「青春の歌」です。青春と言うものがもつ、ある種思いつめたような緊張感が作品全体を貫いていて、それ故に若い頃にこの作品を聞くとそこに己の人生を投影することはいとも容易いことです。しかし、年をとると、そこに...

ワルター指揮 コロンビア交響楽団 1960年1月18日&30日録音この演奏を聴いて、すっかり気に入ってしまいました。
なるほど、こんな年の取り方というのもあるんだと、すっかり感心させられてしまいました。
ネット上を散見してみると、この作品のことを「大いに称揚する音楽評論家も見当たらず、音楽解説書に...

アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1958年4月録音アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団によるベートーベンの交響曲全集というのは実に微妙な存在です。調べてみると、録音は1958年から1963年にかけて録音されていますが、集中的に録音されたのは58年から60年にかけてです。そして、最後に落ち穂...

アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1958年5月録音アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団によるベートーベンの交響曲全集というのは実に微妙な存在です。調べてみると、録音は1958年から1963年にかけて録音されていますが、集中的に録音されたのは58年から60年にかけてです。そして、最後に落ち穂...

(P)グールド 1956年録音ゴルドベルグ変奏曲で衝撃的なデビューを果たした翌年に録音されたのが、このベートーベンの偉大なる後期の3つのソナタです。当然のことながら、「伝統」という垢というか苔というか、そう言う類のものがびっしりとまとわりついた音楽なのですが、そう言う中...

(P)グールド 1956年録音ゴルドベルグ変奏曲で衝撃的なデビューを果たした翌年に録音されたのが、このベートーベンの偉大なる後期の3つのソナタです。当然のことながら、「伝統」という垢というか苔というか、そう言う類のものがびっしりとまとわりついた音楽なのですが、そう言う中...

(P)グールド 1956年録音ゴルドベルグ変奏曲で衝撃的なデビューを果たした翌年に録音されたのが、このベートーベンの偉大なる後期の3つのソナタです。当然のことながら、「伝統」という垢というか苔というか、そう言う類のものがびっしりとまとわりついた音楽なのですが、そう言う中...

アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1960年1月録音アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団によるベートーベンの交響曲全集というのは実に微妙な存在です。調べてみると、録音は1958年から1963年にかけて録音されていますが、集中的に録音されたのは58年から60年にかけてです。そして、最後に落ち穂...

アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1960年4月録音アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団によるベートーベンの交響曲全集というのは実に微妙な存在です。調べてみると、録音は1958年から1963年にかけて録音されていますが、集中的に録音されたのは58年から60年にかけてです。そして、最後に落ち穂...

P:アンダ フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団 1960年10月録音アンダとフリッチャイのコンビよる録音は、この作品のスタンダードとしての地位を長く保持していました。
その後、数多くのすぐれた録音が世に出たのですが、今回久しぶりにこの録音を聞き直してみて、やはり一つのスタンダードとしての地位を未だに失って...

アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 (S)ジョーン・サザーランド (A)ノーマ・プロクター (T)アントン・デルモータ (Bs)アーノルド・ヴァン・ミル ブラッシュ合唱団他 1959年4月録音アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団によるベートーベンの交響曲全集というのは実に微妙な存在です。調べてみると、録音は1958年から1963年にかけて録音されていますが、集中的に録音されたのは58年から60年にかけてです。そして、最後に落ち穂...
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[2025-09-12]

ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」(Beethoven:Symphony No.3 in E flat major , Op.55 "Eroica")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年3月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on March, 1961)
[2025-09-10]

ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調(Brahms:String Quartet No.1 in C minor, Op.51 No.1)
アマデウス弦楽四重奏団 1951年録音(Amadeus String Quartet:Recorde in 1951)
[2025-09-08]

フォーレ:夜想曲第2番 ロ長調 作品33-2(Faure:Nocturne No.2 in B major, Op.33 No.2)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-09-06]

バッハ:小フーガ ト短調 BWV.578(Bach:Fugue in G minor, BWV 578)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-09-04]

レスピーギ:ローマの噴水(Respighi:Fontane Di Roma)
ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1939年1月21日録音(John Barbirolli:Philharmonic-Symphony Of New York Recorded on January 21, 1939)
[2025-09-01]

フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 作品33-1(Faure:Nocturne No.1 in E-flat minor, Op.33 No.1)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-08-30]

ベートーベン:交響曲第2番 ニ長調 作品36(Beethoven:Symphony No.2 in D major ,Op.36)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年4月20日録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on April 20, 1961)
[2025-08-28]

ラヴェル:舞踏詩「ラ・ヴァルス」(Ravel:La valse)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:Orcheste de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on 1960)
[2025-08-26]

フランク:交響詩「呪われた狩人」(Franck:Le Chasseur maudit)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1954年6月27~7月11日録音(Artur Rodzinski:Wiener Staatsoper Orchester Recorded on June 27-July 11, 1954)
[2025-08-24]

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.540(J.S.Bach:Toccata and Fugue in F major, BWV 540)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)