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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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次のページ- 2012-10-29:のん
- この曲は「ハイドン、モーツァルトを見本として作曲した習作」みたいなことをよく見ますが、とんでもない。ベートーヴェン以外の誰もが書けない堂々たる傑作です。自信に満ち、すがすがしい推進力をもち、十分に練られた交響曲だと思います。クリュイタンスとベルリンフィルの演奏はこの曲の性格を的確に捉え、適度に緊張感のある、中身の濃いものとなっています。フランスものはもちろん、ドイツものでもこのように立派な演奏をしたクリュイタンスのセンスのよさが伝わってきます。
- 2012-10-29:吉田
- この演奏、あまり星が多くないところを見るに、早すぎるし色がなさすぎる思う人が多いのではないでしょうか。
しかし、ラヴェルの感傷的だけれども古典的な書法は、このようになんのこともなげにサラッと弾くことで、かえって大きな魅力を持つものだと私は思います(同じことが晩年のブラームスにも言えないでしょうか)。
聴くものをうらさびしくさせる素晴らしい演奏です。
- 2012-10-27:ひろこ
- セゴビアの演奏は情緒があっていいですね。独学で「ギターの神様」と呼ばれるまでになった巨匠の名演です。セゴビアというと若干エコーがかかったようなウェットな音色を思い浮かべます。個人的にはセゴビアではバッハの「無伴奏チェロ組曲第3番」や「シャコンヌ」が好きです。いずれもギター用に編曲されていますが、その編曲、演奏がすばらしいです。もちろんここでの小品の演奏も品があります。まるでギターが体の一部のように一体化した演奏(動画で見ました)でこんなに自分ひとりで弾けたらいいなあと思います。
- 2012-10-27:トム
- ぼくにとってこんなに心えぐられる英雄はありません.人や世界への敬愛の気持ちに深く共振して心震えます.古今東西,フルトヴェングラーだけでしょう,この表現が出来る人は.神々しい音楽になっていると思います.ベートーベンが生きていれば,激賞すると思います.あの気位の高いベートーベンがです.トム君は心なえるときはいつもフルトヴェングラーの英雄を聴いては気持ちを立て直してきました.彼の演奏にはその力があるのです.生きていく力をくれるというか...10点です.
- 2012-10-27:のん
- 「13管楽器のためのセレナード」として始めて聴いたときから大好きでした。異色な編成ですが、さすがはモーツァルトの名曲です。けっこう長い曲なので音色的にまた管楽器の特性上転調も少ないので少し飽きる感じもあるのですが、それでも典雅な魅力があります。ウィーンの管楽器は現代楽器のモダン楽器と違った古風でよい味わいがあります。とくにオーボエやホルンの音色がいいです。もし食べ物にたとえるならば大人向けの「あめ玉」とでも言えるでしょうか。そんな感じをいだく曲です。
- 2012-10-27:みちこ
- 「エロイカ」ベートーヴェンの数ある曲でも屈指の名作です。堂々とした自信と風格は9曲中最高でしょう。普段はセル、クリーヴランドを好んで聴いていますが、フルトヴェングラーもさすがにいいですね。演奏スタイルはセルとは対照的とも言えますが、音楽を完全に把握しきっています。歌いまわしというか押しどころは、まるで弓で的のど真ん中を射るようです。テンポは揺れ動くのですが、それは曲の求めているところと完全に一致していて、演奏者と曲が一体化しています。数ある「エロイカ」の中でもトップを争う名演だと思います。
- 2012-10-26:Sammy
- 極めてくっきりした録音の中、明快なオーケストラがおおらかに歌い抜いていて、ユングさんの仰る通り懐かしさと新鮮さが絶妙に共存している、そんな印象を受けます。老練さと若々しさが同居したようないわく言い難い感覚が、指揮者と演奏者の両者の存在あってのオーケストラ演奏の妙味を改めて感じさせてくれるような感覚。その上で作品が伸び伸びと開花している感覚がある。素晴らしいと思います。
- 2012-10-26:イクコ
- ミュンシュの5番、意外と普通の演奏で多少驚きました。ユング様のおっしゃるとおり9番はすごい演奏で早めのテンポで情熱にあふれていました。しかしよく聴くと5番もなかなかのものです。線がやや太く芯のしっかりした正統的な5番と言えるでしょう。ボストン交響楽団も腰のすわった堂々たる音色を聴かせます。この組み合わせのドビッシーもふわふわしたところがなく、同じく芯のある演奏です。5番もオーソドックスで安定して聴ける演奏だと思います。
- 2012-10-26:ヒトミ
- 私はこの曲を今まで過小評価していました。俗っぽくて表面的な効果ねらいな感じであまり聴きませんでした。ところがこんな名演奏があったなんて。フライシャーもセルもまじめ人間のようですが、むしろそれだから原曲のよさが伝わってきます。フライシャーの清潔な音の立ち上がりやフレージングがすばらしい。セルの指揮するクリーヴランド管弦楽団にも同じことが言えます。セルはソリストの選択にも厳しかったということですが、この曲やシューマン、ベートーヴェンの組み合わせでも実に立派な堅実な音楽を作り出しています。このグリーグですが、北欧のローカルな曲を通り越して普遍的な名曲・名演奏になってしまっています。がっちりと引き締まった、若干硬質な響きがすばらしい。協奏曲演奏の模範のような演奏です。
- 2012-10-25:マリ
- 第9番ハ長調(私は以前からそう呼んでいますが)はシューベルトの作品でも異色の傑作あるいは彼の究極の到達点といっていいと思います。ベートーヴェンもここまで大胆で自信に満ちた交響曲は書けなかったと思います。「天国的な長さ」と言われますが、確かに反復的な部分が多く平凡な演奏では閉口してしまいますが、フルトヴェングラーはそこをよく理解し自然な変化・発展を含ませた演奏をしていると思います。いつものダイナミックの変化、テンポの変化もここでは自然に聴こえ、不思議と嫌味やわざとらしさがありません。「こんなにいい曲だったのか」といつも思います。私は別にベームのウィーンフィル来日公演やベルリンフィルとの録音も高く評価していますが、フルトヴェングラーと比べると保守的に感じます。フルトヴェングラーは存分に大胆にこの傑作交響曲の魅力を引き出していると思います。
- 2012-10-25:ひとみ
- このころのベームのモーツァルトいいですね。全集からの一曲でしょうか。晩年の遅くて重た過ぎるモーツァルトより断然いいです。いい具合に肩の力が抜けて、しかし自然にベーム特有な力強さが感じられますし、オーケストラもバランスがよくうまいです。とくに内声部が充実しているのでスカスカしないでずっしりと豊かな音楽が聴こえます。ただし逆に言うと、すっきり感がややなく、部分的にはアクセントなど強過ぎるかなあとも思いますが。「りっぱなモーツァルト」といったところでしょうか。個人的に第1番から第41番までこの全集を聴きましたが一貫して充実したやや重めな演奏と感じます
- 2012-10-25:マリ
- チェロ協奏曲ってあまり多くありませんが、ドヴォルザークの曲は大好きです。ややローカルでスラヴ臭さはありますが、逆にそれも独自な魅力に感じます。フルニエは変な癖がなく実に整っていて音楽的なのですが、反対にチェロ臭さとか、もっと大胆さがほしいです。それがないとこの曲の醍醐味が出てこないように思います。ハイドンの協奏曲などでは古典美があってぴったりなのですが、ドヴォルザークの土俗的な響きがあるといいなと思いました。
- 2012-10-25:ノン
- トスカニーニの5番久しぶりに聴きました。早めのテンポで歯切れよくまい進する、まさに「トスカニーニ軍団」ですね。ここでは楷書的で即物的ですが決して情緒も消えていません。フルトヴェングラーと好対照というところでしょうか。もう少し彼の生涯が後に来てステレオ録音を残してくれたらさらにうれしかったですが、このモノラルでも十分に鑑賞できます。それを継いだのはセルでしょうか。トスカニーニは評価の難しい指揮者です。一概に同じ演奏でないことはいくつかの曲を聴いてだんだん分かってきました。単に早いとか楷書だけとは言えないようです。5番では中でも両端楽章がいいです。迷いなく音楽に忠実に再現しようとしているように伝わってきます。
- 2012-10-23:ひまわり
- シューマンの交響曲は「ピアノ的発想から出ていない」など過小評価されがちですが、私はそうは思いません。ロマン的で従来の枠にはまることなく、のびのびと個性が発揮されていると思います。オーケストレーションにも独自の霊感を感じます。中でも4番は幻想性に富み、動機や雰囲気の面で全曲の統一感もあり、ロマン派を代表する傑作だと思います。フルトヴェングラーの演奏もこのシューマンの特性をよく表現していると思います。彼の屈指の名演と言えるでしょう。ここでは、いつもの変化に富んだ解釈が、音楽の生き生きとした本来の姿を自然に表現できていると思います。また、彼にとってライヴとスタジオの差は言われているようなほど意識していなかったと私は思います。聴衆がいなければよい演奏ができないなら、その人はプロの演奏家として「下の下」です。フルトヴェングラーの解釈には時々首をかしげるときがあるのですがここでは大いに成功していると思います。
- 2012-10-22:カコ
- ニ短調協奏曲はモーツァルトの協奏曲でもっとも好きな曲です。さらに言えばすべてのピアノ協奏曲で最高傑作ではないでしょうか。ソロと管弦楽のバランス、技巧と音楽性の均衡いずれも抜きん出ています。ベートーヴェンの5曲以上といってもいいと思います。豊かな気品があり適度な緊張感もあり、何より無駄がまったくない。その分音楽的な演奏も難しいです。なかなかこれといった演奏にあたりません。いろいろ聴いてみたいです。
- 2012-10-22:あんひろ
- 個人的にはこの曲のベストです。
いろんな演奏でこの曲を聴きましたが、力んだ演奏はどうも合っていないような気がします。
以前アスケナージ/ハイティンクを期待せずに買ったのですが、それが当りだった。
同じように、この演奏にもほとんど期待していなかったのですが、リヒター=ハーザー、渋すぎる!余裕を持ちながらこの音楽に浸らせてくれます?!
- 2012-10-20:ひまわり
- ベートーヴェンの2番大好きです。最初に聴いたのもクリィタンスのレコードでした。カラヤンに先んじて全曲ステレオ録音したことは後で知りましたが、すがすがしい演奏ですね。とくに印象的なところは、第2楽章の自然な流れと第4楽章出だしのはつらつとした導入です。重たすぎず若々しい2番にふさわしい演奏だと思います。クリュイタンスはフランスものだけでなくベートーヴェンもいいですね。とくに2番とか1番はいいです。ただしなぜか第9は失敗作か?と思います。
- 2012-10-20:太郎兵衛
- この作品の持つ飄逸な諧謔性と、カーニヴァル的な雰囲気を強調した、稀有な演奏のように思えます。往年のパリ音楽院管の軽妙な音色も、このコンセプトに沿っていて(?)、非常に魅力的に聴こえます。思えば19世紀を通じて、ベートーヴェンの交響曲を最も頻繁に演奏したのは、他ならぬこのオケだっただけのこともあり、そうした意味での自信と矜持も垣間見られる、今となっては貴重な演奏遺産となった全集のように思えます。
- 2012-10-18:マーラーおたくのブルックナー狂
- いつも楽しく聴かせていただいて、またこのような素晴らしいサイトを作っていただいてありがとうございます。
早速ですが、今回は僭越ながらユング君のコメントに違和感を抱き、初めてですが投稿させていただきます。
ユング君はこの演奏を「夜明け前」の演奏と評価されているようですが、私にはこの演奏が現在でも古びていない演奏に聴こえます。
それはおそらくユング君と私とが思い描くマーラー像の違いに起因しているのでしょう。
思うに私がマーラーに目覚めたのがアバドの演奏を聴いたのがきっかけであり、その演奏はさまざまな魅力に溢れていますが、バーンスタインと比較するなら、スマートでアッサリというのが特徴でしょう。
そのアバドに聴きなれた耳で聴いてみますと、今でも古びていないし、違和感もありませんし、マーラーのいる演奏という風に感じます。
しかし確かにバーンスタインなどと比べたら、ユング君の仰られる通りで、この演奏は「勘違い」の演奏なのでしょう。
ただ、今ではライナー的な演奏がまた蘇ってきているのではないかとも思えます。
以上私の勝手な私見ですが、投稿させていただきました。
これからも貴重な音源の紹介を楽しみにしております。
- 2012-10-18:カコ
- クラウスのシュトラウスいいですね。特別なことはしていなくても音楽が自然に鳴っているようです。この頃のウィーン・フィルの音色も曲にぴったりだと思います。多少ローカルな感じはしますが。でもウィンナ・ワルツの独特なアクセントは不自然に感じて気持ちがついていけないときがあります。そんなときは比較的きちんとテンポをきざむ他の演奏を聴きます
- 2012-10-17:エリ
- 第九ずいぶん種類聴きましたが、フルトヴェングラーのこのライヴ録音も好きです。ライヴにしては演奏の乱れも少なめで、この指揮者のものでは以外と安心して聴ける気がします。オーケストラもうまく弾いています。それと、いかに多くの要素が含まれている曲かも改めて感じます。私は個人的に第四楽章にいつものベートーヴェンの綿密な堅牢な作曲技巧が感じられずイベント風、オラトリオ的なところが苦手なので、第三楽章まで聴いて止めてしまうことが多いです。正直なところフルトヴェングラーの個性的なロマン的解釈についていけないなあと思うときもあり、真逆なセルなどを聴きたくなるときもあります。でも離れられない魅力がある演奏ですね。
- 2012-10-17:カコ
- 「展覧会の絵」はいろいろな編曲がありますが、私はピアノソロが一番好きです。この演奏はオリジナルと言うより、さらにホロヴィツ編曲と言ってもいいものです。ホロヴィッツはこのころはすごいテクニックだったんでしょうね。断片的なごつごつした原曲を、リフォームしさらにワックス仕上げしたような名演だと思います。晩年、初来日したときは「ひびの入った骨董品」と評されましたが。全盛期のホロヴィッツはほんとうにすごい。音楽を完全に自分のものにしていて、完璧な技巧と叙情性に圧倒されます。録音もここまで鮮明なら鑑賞に支障を感じません。
- 2012-10-17:マユ
- 私の大好きなイ短調のソナタですが、いったいどう弾くのが正解かいつも考え込んでしまいます。指先だけでモーツァルト時代の比較的響きが軽かった楽器のように弾くのか、体全体で現代のグランドピアノに向かって、ときにはペダルを効かし多少は感情を入れて弾くべきなのか。ギーゼキングはやや前者のような感じと聴きました。でもパサパサし過ぎない適度の湿り気も心地よいです。モーツァルト演奏のひとつの基準みたいに聴こえます。怒られるを承知で言えば、この曲を含めた数曲を除けば、モーツァルトのピアノ独奏曲はあんまり観賞用に値しない曲が多いのでは。そうなふうに思うときがあります。
- 2012-10-17:マリ
- ロマンチック過ぎる演奏に思います。モーツァルトの様式からは遠いような感じです。レガートはきれいに弾けています。しかし透明な美しさがもっとほしいです。もう少し即物的なスタイルの方が曲本来のよさが出るのではないでしょうか。何か踏み込みすぎています。リパッティの一切の物語性を排除して聴いてみると、特別にいい演奏とは思いません。
- 2012-10-16:エリ
- チェリビダッケのライヴが多く発売されるようになってきましたね。逆に録音嫌いだった人を思うとおもしろいとも感じます。テレビでドビッシーの「海」やムソルグスキーの「展覧会の絵」の来日ライヴを見たことを思い出しました。一般的にテンポが遅くてある種違和感をもちましたが、いかにも立派な音楽を聴いたような充実感も感じました。評価が大きく分かれる指揮者ですが、曲の本質に迫ろうという心は強く感じます。ドイツ音楽だけでなく比較的広いレパートリーをこなした面も忘れてはならないと思います。彼の残した言葉で印象的なものは「ベートーヴェンの第五と第九は終楽章がよくない。しかしその前の3つの楽章がすばらしいので自分は演奏するのだ。」という言葉です。みなさんどう思いますか。もっと聴き込んでみたい指揮者です。
- 2012-10-15:渡邊 眞
- 子どものころはコンサートホールソサエティのレコードを聴いていました。ピエール・コロンボ指揮ウィーンオペラ座管弦楽団。聞いていて、涙した思い出があります。長じてからはベームの71年版オンリーでした。この56年版はおかげで初めて聞きました。ありがとうございました。70年代というのは、カラヤンにしてもベームにしても表現がこってりしていた時代なのですね。大好きです。一方50年代は何か若々しい印象です。戦後の平和な時代の青春が始まった、という雰囲気が音楽からも伝わってくるようです。古楽器演奏なんていってるからクラシック音楽の人気がなくなってしまったのでは、と思います。やっぱオーケストラはスペクタクルがないとつまらない。と、思ってます。
- 2012-10-12:エリ
- 以前フルトヴェングラーの演奏を聴いて感動しましたが、セルは対照的と言っていいほど違っていて驚きました。セルは「冷たい」と言う人がいますが決してそうは思いません。この「英雄」もほどよい情熱がありますし、自然な推進力もあると思います。それにしてもみごとに原曲のよさ、新鮮さを表現していて、いつも、始めてこの曲に接したような初々しい気持ちにさせられます。レコード音楽はだれでも繰り返し聴くことになるのですが、変なパフォーマンスをしていないので聴くたびにまた感動するように思います。知性と感性のバランスもよく、飽きるところもありません。何かあってもOKの一発勝負のライヴ型とは対照的で好きです。クリーヴランドの合奏もすばらしい。
- 2012-10-11:マサ
- 早い演奏ですね。でも前のめりになっていないすばらしさ。でも私の好みから言うともっと遅めが好きです。スピード感はありますが情緒がもっとほしいと思います。でも自らのテンポ設定で迷うことなく堂々と進むところはさすがハイフェッツ。技巧も言うことなし。ミュンシュもうまくつけていますね。クラリネットなどの音程の悪さがところどころ気になりますがボストン響らしい明るい響きは好感を感じます。しかし繰り返しますがテンポが早すぎるように感じます。みなさんはどう思われますか。
- 2012-10-11:下手なクラリネット吹き
- むかし偶然このLPを買いました。ウラッハはドイツ式クラリネットで柔らかくしっとりとした音でいいですね。ウラッハを聴いてこの曲が大好きになり、とうとう自分でも吹きたくなり、スコアとクラリネットを買って練習しました。その後聴いたランスロはフランス式で鼻にかかったような音色で対照的ですがやはりウラッハが好きです。楽器のキーがカチャカチャ聞こえるのもおもしろいですね。ふくよかで少し重く温かみのある音色ですが部分的にはスタッカートなどもあり楽しく聴けます。モーツアルトはほとんどアーティキュレーションの指示を書いていませんから演奏者によってだいぶ違います。バックのオーケストラも柔らかい弦楽器が素敵です。
- 2012-10-10:YK
- シェラザードは高校時代、最も好きな曲の1つでした。
この人、本当に好きなようにやる人ですが、聞いていて肩のコリが取れてゆくような、このビーチャムの演奏は名演と思います。この頃のビーチャムのレコードは録音がいいですね!
他に、メータ/LAの3楽章の何とも言えない木管のリズムは魅力的でした。
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[2025-09-16]

メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54(Mendelssohn:Variations Serieuses, Op.54)
(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月20日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n September 20, 1957)
[2025-09-14]

フランク:天使の糧(Franck:Panis Angelicus)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)
[2025-09-12]

ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」(Beethoven:Symphony No.3 in E flat major , Op.55 "Eroica")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年3月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on March, 1961)
[2025-09-10]

ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調(Brahms:String Quartet No.1 in C minor, Op.51 No.1)
アマデウス弦楽四重奏団 1951年録音(Amadeus String Quartet:Recorde in 1951)
[2025-09-08]

フォーレ:夜想曲第2番 ロ長調 作品33-2(Faure:Nocturne No.2 in B major, Op.33 No.2)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-09-06]

バッハ:小フーガ ト短調 BWV.578(Bach:Fugue in G minor, BWV 578)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-09-04]

レスピーギ:ローマの噴水(Respighi:Fontane Di Roma)
ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1939年1月21日録音(John Barbirolli:Philharmonic-Symphony Of New York Recorded on January 21, 1939)
[2025-09-01]

フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 作品33-1(Faure:Nocturne No.1 in E-flat minor, Op.33 No.1)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-08-30]

ベートーベン:交響曲第2番 ニ長調 作品36(Beethoven:Symphony No.2 in D major ,Op.36)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年4月20日録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on April 20, 1961)
[2025-08-28]

ラヴェル:舞踏詩「ラ・ヴァルス」(Ravel:La valse)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:Orcheste de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on 1960)