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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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次のページ- 2015-02-27:セル好き
- セル/クリーブランド ファンとしては、こういう演奏は大好物です。
重厚な演奏が聴きたい場合は、テミルカーノフ/サンクトペテルブルグが良いかもですが、この演奏のようなさわやかな緊迫感はありません。
後期三大は、マタチッチの泥臭い感じも好きですが、泣けてきて何回も聴けません。
- 2015-02-26:ヨシ様
- ミュンシュのワーグナー。とても異質な感じもしますが、それはミュンシュがオペラを振らなかったから、尚更そう感じるのだと思います。
ところで、ミュンシュはゲヴァントハウス管のコンサートマスター出身らしいですね。余談ですが、当時のゲヴァントハウス管は指揮がワルター、ヴィオラにコンヴィチュニー、オーボエにケンペが居たらしいです。今思えば凄いメンバーですね。
- 2015-02-26:D.Saigo
- "刷り込み"というものがあるのでしょうか。
最初に聞いた平均律がバルヒャだったせいか、それが原像となっているようです。
昔から、多少の違和感を覚えながらも、グールドの平均率を聞いておりましたが、最近では、「誰が演奏してもバッハはバッハ、それでよし。」という心境になっております。
ただ、よくきく演奏とそうでない演奏はありますが・・・。
- 2015-02-26:D.Saigo
- 本当にバルトークは良いですね。
特に弦楽四重奏曲はことあるごとに聞いてきました。1番の出だしの繊細さがたまりません。ぴんと張ったピアノ線がふるえているような緊迫感とでもいうのでしょうか…。
ジュリアードのデジタル録音盤とハンガリーSQのレコードが手元にあるのですが、ずいぶん前に、ゆえあって再生機器をすべて手放してしまいましたので、聞く機会を失っておりました。ユング様のおかげで再び弦楽四重奏曲にひたることができます。心から感謝いたします。
- 2015-02-26:nakamoto
- 目の前に、ドビュッシーの曲に与えた表題が、彷彿とするような、ある意味写実的な、演奏だと思いました。絢爛できれいな音のつながりで、ドビュッシーらしくないとも言えなくもない、ものです。ギーゼキングを愛する私にとっては、比較の対象になってしまいます。ギーゼキングの録音は、この録音に比べると、がっちりとした古典性があって、ドビュッシーが音楽史的にも、指折りの大家であることが、証明されるようなものですが、この演奏は、ちょっとその点が希薄であると、感じました。しかし、比較することによって、ドビュッシーへの理解が、更に深まったことも事実で、有り難い気持ちです。ギーゼキングへの偏愛が、更に私にはあると、自覚させられました。
- 2015-02-23:一成
- この録音は、CDが世に普及を始めたころに、LPでRCAがREDシールからセレクションしたシリーズが出て、その中に皇帝が含まれており聞きました。あのときの驚きはいまだに忘れられません。今RCAのBOXセットが出ていて、そこから第一回全集が某オークションでばら売りされていたものを入手。全曲を聴くことができました。この上ない幸せ!
そもそも、ステレオ技術の黎明期にベートーベンの全集を会社としてRCAが託す以上、最上のメンバーをアサインするはずで、すばらしい記録として残っているのは当然の帰結と考えます。
お書きになられているように、新録音が旧録音を上回る例はあまり多くないように感じています。なぜならば、演奏する側も意気込みが違っているように感じるからです。
実はラインスドルフとの第二回録音はまだ未聴です。こちらも、ミュンシュ亡き後のボストンのラインスドルフにRCAは大いに期待をしていたはずです。また、それだけの才能を持っていたと、硬派のマーラーを聞いて思います。ではまた・・。
- 2015-02-23:koinu
- 大変素晴らしい演奏です。このサイトで、ハスキル&フリッチャイの演奏にも出会いましたが、この演奏にやはり魅かれてしまいます。
特に、第二楽章が大好きです。一見そっけない演奏に聞こえますが、孤高なまでの美しさの中に秘めた優しさに触れたとき、涙せずにはいられない演奏です。
私にとっての無人島の一枚です。
- 2015-02-23:wolfii
- 明晰で強い説得力を持つ。隅々まで音楽になりきっている。ある意味、聴衆にも緊張を強いるようなところが好き嫌いの分かれるところか。後年、ライブではかなり振幅の大きな演奏も聴かれるようになってくる。80代からの演奏に大きな期待を寄せていたが病を得て引退せざるを得なくなったのは痛恨事であった。
- 2015-02-23:nakamoto
- やはり、二つのヴァイオリンの美しさは、素晴らしいです。ユング君さんが、アップしてくれなかったら、聴く機会も無かったかもしれません。ピリオド楽器を聴きなれていると、重い感じがしてしまいますし、モダン楽器を聴きなれていると、ピリオド楽器が、深みと旨味が足らない気がしてしまいます。なかなか、両者を聴き分ける事は、難しさを伴います。でも、バロック音楽を聴こうとすると、どうしたって、ピリオド演奏を無視できないです。両方とも素晴らしいのですが、なかなか切り替えが難しい物です。伴奏もセルだったらとは思います。ちょっと前にユング君さんがアップしてくれた、セルの一連の協奏曲は、全部何故か昔買っていたんです。セルだったら、外れ無し、という思いで買った記憶があります。昔の自分にアッパレと感じています。セルは、ヴィヴァルディになんか興味ないのかもしれませんが・・・私としては、ガンガン録音して欲しかったです・・・。
- 2015-02-23:HIRO
- これはステレオ黎明期の「Hi-Fi」とやらの典型的なレコードで、スタジオ・マルチ録音をミキサー上でオーケストラに仕立て上げたもので、今から見れば、楽器の定位とかエフェクトが露骨で人工的で、なんとも不自然な…と思いますが、当時はこれが「良い音」だったのでしょう。
- 2015-02-22:ヨシ様
- バーンスタインはこの幻想交響曲が好きで得意だったのでしょう。3回も録音しています。しかも曲の解説ビデオまで残しています。余程、曲にに愛着があったのですね。演奏は確かに共感が伝わって来ます。
- 2015-02-21:セル好き
- これを聴くと、クリーブランドオーケストラを引き継いだのも納得の見通し感の良さや、その後のウィーンフィルとの良好な関係(ニューイヤーコンサート12回など)もこのときに既にできていたのでは、という感じもして素晴らしい演奏です。
一方、カラヤンにとっては、セル先生ばりの若手が出てきていささか脅威に感じたかも。
- 2015-02-20:SOU
- これぞ正にフィラデルフィアサウンド。四季というとイ・ムジチのイメージがあるのですが、それを払拭するにふさわしい演奏だと思います。クラシックを聴き始めて50年、若い頃、室内楽は年がゆけば好きになるよと言われたものの、いまだに好きになれない自分にとっては、願ってもないヴィヴァルディに巡り合いました。50年も前の演奏に新鮮味を感じる不思議さを味わっています。
- 2015-02-19:ヨシ様
- 面白く読ませて頂きました。余談ですが、カラヤンはセルを尊敬していて緊張して一言しか話せなかったらしいですね。本題ですが、マゼールのシベリウスは録音が素晴らしいです。とても1960年代初めのものとは思えないですね。さすがデッカです。演奏は確かに1番より良いと思います。いかにもマゼールらしい個性の強い部分はありますが。
- 2015-02-19:possible
- セルの演奏、引き締まっていて。雄大な曲想を良く表現していました。
ビーチャムもそれなりに良い演奏ですが、私は、こちらのほうがショルティに似てダイナミックな現代に通じるハイドンの良さを表現していてすきです。
- 2015-02-15:セル好き
- モーツァルトの後期交響曲はセル/クリーブランドがスーパーリファレンスですが、41番は、ワルター/NYP('56年)も最高ですね。
- 2015-02-15:ヨシ様
- そうですね。バーンスタインは作曲家として、シューマンの音楽の欠点を逆に強調してしまったような印象を受けますね。それでも、まだ後年のウィーンフィルとの再録音の方が良い演奏だと思います。
- 2015-02-15:Joshua
- マゼール初のアップロードありがとうございます。
才人マゼールが鬼籍に入ったなんて、まだ信じられないのは私以外にも多くおられるんじゃないでしょうか?巨匠であったことは間違いありません。でも、巨匠になる前の演奏が面白い。80年代にクリーブランドを振ってた頃にはマゼールらしさが薄れていたように思います。手兵のベルリン放送でバッハやモーツァルトをやりながら,伝統オケを振ってチャイコやシベリウスの全集を作った時期、才気煥発の形容がピッタリだと思います。どことなく悪ガキの容貌とともに、何か面白いことをやってくれると期待させる人でした。この人を聴くときは、一昨年亡くなられた諸井誠氏、長命の吉井亜彦が頭に浮かんできます。おふたりともマゼールを楽しんで聴かれていたようですね。私もご相伴するこの数年です。
- 2015-02-15:ヨシ様
- マゼールとウィーンフィルは本当に相性が良かったですね。マゼールとしても後にピッツバーグ響と交響曲全集を再録音しているので、シベリウスは得意だったのでしょう。ただマゼールのシベリウス、ウィーンフィルのシベリウスと分けて考えると確かに違和感を感じますね。
- 2015-02-15:原 響平
- この世の中で、こんなにも美しいメロディーが有るのかと思う。モーツアルトが晩年に作曲した作品のなかで、特に、天国の清らかさ・優しさを感じさせる名曲で、これは人類の宝物。この曲を、セルとカサドシュの名コンビで演奏するのだから悪い筈が無い。特に、セルは、俗世の汚れた欲望とは無縁で、純粋に精神の浄化を追求した指揮者だからこそ、BGM的に綺麗に整った音楽と対極の演奏をクリーブランド管とカサドシュに求めている。そして薄っぺらなごまかしをセルは一番嫌い、本質のみを追求する。。だからこそ、聴く方も真剣に聴かざるをを得ない。蒸留された音楽は、得てして、面白味にかけるものだが、しかし、この張り詰めた空間から、透明感の高い音と極上の音色が創出されるのだから、たまらない。これは、間違いなく、芸術としての高い位置に君臨する世紀の名演奏・名録音。
- 2015-02-13:末吉 善蔵
- この曲は60年前にSPレコードで聞いた曲です。せつなく優しく人の心を穏やかに包んでくれる曲です。懐かしくシューベルトの世界に浸らせていただきました。
最近シューベルトの歌曲でミッシャ・マイスキー演奏によるチェロを聞きその詩情に感動しましたが、「死と乙女」も同等の詩情を感じました。ありがとうございました。
- 2015-02-11:ヨシ様
- 自分もピリオド楽器が嫌いなので、この演奏は好みです。オーマンディも素晴らしい指揮者の一人でしたね。思えば、この録音がされた1960年当時は、セル、バーンスタイン、オーマンディがCBSソニーの三大看板指揮者でした。クリーブランド管の正確さ、ニューヨークフィルの豪快さ、フィラデルフィア管の華麗さ。それぞれ個性がありましたね。
- 2015-02-09:benetianfish
- 美しいメロディーがとりとめも無く流れていって、難しいことは考えずに音楽に浸りたい時にぴったりですね。
ショパンのピアノトリオにも言えますが、もっと聴かれるべき曲だと思います。特に、このオイストラフトリオの音色とはよく合っていて(トリオの方が曲に合わせてくれたのか)すばらしい。現代の弦楽奏者ではなかなか聞けないような音色です。
- 2015-02-08:Joshua
- 同じ顔ぶれで、ダウンロード画面で18番を聴きました。
緩徐楽章が不思議な音楽で忘れられません。デジャブ感覚たっぷりの17番の第3楽章と、19番の霊感あふれ低弦が雄弁な第1楽章との間をつなぐ幽玄な音楽ですよ。これはピアノ協奏曲じゃない!ピアノ助奏付の交響曲。クラウスがモントゥーの伴奏で入れたのもこのサイトであったように覚えてますが、これを聴いて同じ印象を持ちはしなかった。我々が生命の存在上こうして音楽を楽しんでるのも不思議な中で、やっぱりこんな不思議が音楽を聴き続ける楽しみなのかな、って思っていしまいます。大げさかな?モーツァルトの頭の中では当然の成り行きだったんでしょうけど。
- 2015-02-08:ヨシ様
- 確かにセルとカサドシュの関係は不思議ですね。カサドシュの主張の少ない演奏がセルの要求に合っていたと私も思います。セルはピアノの演奏も超一流ですしカサドシュは作曲家でもあったことが、共演に微妙に関連していたのかも知れません。
- 2015-02-07:菊ぱぱ
- 何種類もの録音を聴いていますが私には最高の、胸すっきりの演奏です。
セルのシャープなリズムの刻み(モーツァルトでもそうですが必要で十分な音価とリズム)が心地よく、頼りないオケのバックではフラストレーションが溜まります。
この曲には強靭な管弦楽の響きが不可欠ですね。
カーゾンのピアノの音がもう少しクリアなら…最高!
- 2015-02-05:benetianfish
- 第1楽章のアレグロや第3楽章はなかなかの快速運転ですが、ここぞという所ではちゃんと sf(スフォルツァンド)を効かせていますね。それでいて、全体的には力まずに本当に「さらさらと流れていく」ように聞こえる。さらに、快速テンポの中にもちゃんと細かなニュアンスまでがコントロールされていて、なかなか聴きがいのある演奏です。私も今このソナタを練習中ですが、良い参考になりました。ありがとうございます。
- 2015-02-05:Happy-dragon
- リストは好きでよく聴きますが、こんな素晴らしい演奏は初めてなような気がします。 本当に素晴らしい! 演奏者の経歴を読んで納得しました。。。 もしも生演奏を聴くことができたら、1週間くらいボーっとして暮らしてしまいそうなほどの迫力です。リストを弾くために生まれてきた方なのでしょう。
素晴らしい演奏を紹介いただきありがとうございました。
- 2015-02-02:原 響平
- セルの数ある録音の中でも、最も優れた演奏の一つ。特に最終楽章の金管とティンパニーの処理は、玄人を唸らせるほどの出来栄え。セルの演奏の特徴の一つである、ホルンを際立たせる技は、この演奏でも十分に生きていて、聴いていて気持ちが良い。ただでさえ演奏するのが難しいホルンを、よくもここまで完成度を極めた音色で、しかも強奏させる技術は、当時のセルとクリーブランド管が蜜月であった証拠。多分、リハサールを繰り返す事で、ミスを極力排除しているが、ここまで完成度の高い演奏は、巨匠のなせる技で神業に近い。さて、この曲の他の演奏で、素晴らしい録音は、ブルーノ・ワルター指揮コロンビア響の演奏と、カラヤン指揮ベルリン・フィル(1970年録音)の演奏がベスト3。特に、ワルターの演奏は、重厚さと緻密さを兼ね備えていて永遠の名盤。
- 2015-02-02:真夏の夜のクレンペラー
- ユングさんはこの曲を刺身のつまと評していますが、私は居酒屋のつきだしみたいな曲と思っています。
この食材(曲)がちゃんと一定レベルに料理(演奏)されていれば、その後に続くものは大体美味しい(聴き応えがある)。
その点、クレンペラーのこの演奏は、居酒屋に入ると突き出しに舟盛りが出てきて、「えっ」と怪訝な表情をすると、大将のクレンペラーが「いやなら食うんじゃねぇ!!」と怒鳴る、ってな感じに聴こえます。
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[2025-09-14]

フランク:天使の糧(Franck:Panis Angelicus)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)
[2025-09-12]

ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」(Beethoven:Symphony No.3 in E flat major , Op.55 "Eroica")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年3月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on March, 1961)
[2025-09-10]

ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調(Brahms:String Quartet No.1 in C minor, Op.51 No.1)
アマデウス弦楽四重奏団 1951年録音(Amadeus String Quartet:Recorde in 1951)
[2025-09-08]

フォーレ:夜想曲第2番 ロ長調 作品33-2(Faure:Nocturne No.2 in B major, Op.33 No.2)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-09-06]

バッハ:小フーガ ト短調 BWV.578(Bach:Fugue in G minor, BWV 578)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-09-04]

レスピーギ:ローマの噴水(Respighi:Fontane Di Roma)
ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1939年1月21日録音(John Barbirolli:Philharmonic-Symphony Of New York Recorded on January 21, 1939)
[2025-09-01]

フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 作品33-1(Faure:Nocturne No.1 in E-flat minor, Op.33 No.1)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-08-30]

ベートーベン:交響曲第2番 ニ長調 作品36(Beethoven:Symphony No.2 in D major ,Op.36)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年4月20日録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on April 20, 1961)
[2025-08-28]

ラヴェル:舞踏詩「ラ・ヴァルス」(Ravel:La valse)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:Orcheste de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on 1960)
[2025-08-26]

フランク:交響詩「呪われた狩人」(Franck:Le Chasseur maudit)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1954年6月27~7月11日録音(Artur Rodzinski:Wiener Staatsoper Orchester Recorded on June 27-July 11, 1954)