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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- ブラームスはこんなものだという感じがします。
今の演奏家でこれは聞けないでしょうね。
それでもシュナイダーハンはベルリン・フィルのコンマスだけあって
ベルリン・フィル以上に魂がこもっている気がします。
- 2009-07-09:ナルサス
- シェルヘンという人は変わり者&すこし古い人(→音質の良い録音がなさそう)というイメージがあるからか知名度の割りに人気面ではどうにも・・・という人ですね。
私も、現代音楽(というかあまり知られていない作品全般)を熱心に広めようとしたことや世界各地での幅広い指揮活動など、音楽に対する献身ぶりは尊敬していたものの、純粋に演奏家としては超一流とは言いがたいと感じていました。
しかし、この「告別」は本当にいいですね。月並みですが聞いていて気分が晴れて幸せになれます。
以前、N響の団員さんがブログでネルロ・サンティが来演した際に「ハイドンをこんなに面白く聞かせられる人はなかなかいない」と書いていましたが、こんなに素敵なハイドン演奏が存在しながら演奏会でハイドンがプログラムに上がることがなかなかないというのは指揮者、オケ双方とも難しいのでしょうね。
私は今年のニューイヤーコンサートは1分1秒たりとも視聴しませんでした・・・。
「バレンボイムのJ.シュトラウスなんて誰が好き好んで聞くんだ!」という気分でしたから。2008年のプレートル翁(2010年も指揮)のニューイヤーで満足していた矢先に「09年はバレンボイム」と発表された時は本当に気分を害されましたwせめてゲルギ(ry
もっとも、改めてyou tubeで例の告別を見てみましたが、あれはあれで楽しめたというのが正直なところでしたが・・・。
それにしてもスター・ピアニスト出身の指揮者というのは上手くいかないようですね。アシュケナージは言うまでもなくバレンボイムは指揮者としても成功を収めたと言われていますがピアニストとしての才能と比較すれば比較になりません。
正直、ピアニストとしては「デュ・プレの件があったことは承知しているが、それでも素晴らしい音楽家だ」という風に賞賛する人が存在しても驚きませんが、指揮者としては「デュ・プレを自らのキャリアアップのために連れまわした挙句・・・」と言われても仕方がないですね。
- 2009-07-08:ヨシ様
- シェルヘンのハイドン。いいですね。
蛇足ながら、私もバレンボイムは大嫌いです。
なぜピアニストなのに指揮をしたがるのでしょう。
ピアニストとしては優秀なのに指揮は最悪、最低です。
バレンボイムがニューイヤーを二度と指揮しないように
願うばかりです。
あの下品な指揮ぶりは、もう二度と見たくありません。
- 2009-07-08:Y,F
- クラシックは好きでよく聞きます。とくにチャイコフスキーの「悲愴」や、ドヴォルザークの8番が好きです。
カラヤンは「悲愴」を最も得意とした、ということを聞いたことがありますが、カラヤンはそんなにも偉大な人だったのですか?すみません。指揮者のことはよく知らないもので…
ですが、もう半年以上前になりますか、チョンミョンフンの指揮した「悲愴」は圧巻でした。ですから、チョンミョンフンは個人的にはマークしている一人ではあります。
これからは、曲自体の特徴だけでなく、指揮者の持つ個性というものにも注目して聞いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
- 2009-07-06:Sammy
- 個人的には「ニューイヤー」は新年早々なので、別に「猿芝居」でもよいと思っていますけれど…。あれはあれでくつろいでいていいのでは、別に芸術性を求めなくともいいのでは、というのが私の「ニューイヤー」の受け止め方です。
この作品についてはかつてある演奏会で、事情を知らぬまま聴いていて、楽団員がどんどんいなくなるので驚いたのが初めての出会いでした。以降意識して聞いてきましたが、そのほとんどがピリオド楽器の演奏だったのもあり、それと対比すると、いや、現代楽器の演奏と比べても、この演奏はゆれの少ない、強いきちっとした音で引きこまれた。かなりどっしりきっちりした演奏だと思います。
それだけに、逆に終楽章の後半の独特のゆったりした安定感、その中での一つ一つの楽器の美音は素晴らしいです。Auf Wiedersehen!だけでなく、足音らしいものも入っているのも愛嬌ですね。
- 2009-07-04:次郎
- カサドシュって評判良くないんですか?私は清潔で大好きなんですけど。タイプはまったく違いますけど、グルダと同じ位すきですよ。
- 2009-06-28:吉之助
- ユングくん、こんばんは。いつもお世話になります。このサイトのおかげで・恐らくこのサイトがなければ知り合えなかった演奏と知り合えて・本当に有難く思っております。このトゥーレックの演奏もそうです。ところで、どなたかが「グールドの方がトゥーレックに影響を受けたと分かって驚いた」と書いているというのは、グールドの55年の録音ではなくて・後年の再録音81年のもののことかと思います。そう言われれば冒頭部分は確かに雰囲気が似ているような気がしますね。まあ影響を受けたかどうかは分かりません。それはなかったと思いますがね。
- 2009-06-24:原
- この演奏を聞くと36才でこの世を去ったカンテルリのオーケストラドライブには、思わず舌を巻く。この演奏はライブ録音の為、多少のオーケストラのミスタッチが散見されるが、演奏の質はそれを大きく上回り、特に、コーダでの盛り上がりは素晴らしい。セル指揮クリーブランド管の演奏がベストの演奏だと思うが、それに勝るとも劣らぬ演奏である。現存する日本の若手指揮者のオーケストラのドライブ能力のNo1は渡辺一正だが、カンテルリの演奏と、渡辺一正の演奏はどこか似ている。その流れの源流はトスカニーニか?
- 2009-06-19:セル好き
- オレンジフィルターを掛けて撮影した、すっきりしたモノクロ映画を見るような明快で適度のコントラスト感のある録音で、演奏も懐かしい当時の時代性を残しているように感じます。シャルプラッテンのカール・スズケの演奏などは70年代終わり頃の録音でも50年代風な感じがして好きなのですが、こちらは正真正銘です。
- 2009-06-19:ゴン太
- オーケストラも余りうまくはないが、何故か知らないけれど、聞いていて胸が熱くなってくる。どうしてだろう。
- 2009-06-16:W. Amadeus M.
- 待ちに待った録音です。未だ、この録音を超える「トリスタン」は存在していないでしょう。とりあえず長い楽劇ですが、一回かけ始めると、CD一枚が終わるまで止めることはできません。恐るべき引力です。これぞ、ヴァーグナー、これぞ、フルトヴェングラー、この一枚だけでフルトヴェングラーの名は歴史に留められるでしょう。
前奏曲の「トリスタン和音」をこれほど感動的にならせる指揮者がほかにいるでしょうか? その後の官能的なうねりを、これほど官能的に振れる指揮者がいるでしょうか?
- 2009-06-15:原 響平
- ラフマニノフの交響曲で1番難解なのがこの第1交響曲。1950年当時にザンデルリンクが完全にレニングラードフィルを掌握している事に驚きを覚える。演奏はこの交響曲の決定版とも言えるほど素晴らしい。私見だが、ラフマニノフの交響曲の完成度の高さ順位は、交響曲第3番そして、この交響曲第1番、出来が悪いのは一番有名な交響曲第2番。交響曲第3番と交響曲第1番の差は終楽章のコーダ処理で明らかに改定版が出てもよい程の未成熟な終結となっている。
- 2009-06-08:Sammy
- 明るく明瞭かつやわらかい響きで、端正に奇をてらわない安定したテンポで、着実に築きあげられた演奏だと思います。一つ一つのメロディの美しさが自然に浮かび上がる、スタンダードと呼ばれるにふさわしい演奏だと思います。
- 2009-06-08:YUYU
- このさらさら降る感じが好きです。他の演奏者の盤を聴くと、おおむね雨の慕情的でちょっと・・・
- 2009-06-07:セル好き
- ミュンシュとボストン響の録音の多くに言えることは、繰り返し聴けるということでそういうのは極めてまれだと思う。明快明晰かつ丁寧な演奏だが一方で前の大戦への悔恨がどこかにじみ出て彫りの深さもそれとなくだが確実に感じる。
パブリックドメインになった今こそCDを音楽の教科書の付録として欲しいくらいだ。
- 2009-06-06:次郎
- エロイカは普段セルの録音をよく聴いていますが、ライナーのエロイカ、第2楽章を除けば大変気に入りました。当時のシカゴの合奏能力はクリーヴランド以上でしょう。
- 2009-06-03:ruru
- フランクの交響曲はすでに20年代の頃には全曲録音が複数ありますので、40年の放送用音源は初どころか、かなり遅い部類に(それでも初期には違いないのでしょうけど)入ると思うのですが…
- 2009-06-03:Sammy
- このグリュミオーとハスキルのシリーズを聞き続けておりますが、ヴァイオリンの尋常でない美しさに感動させられます。作品のよしあしを考える前に、この音にやられてしまう、といったところでしょうか。ピアノの上品かつさりげなく生き生きとした伴奏も演奏を引き立てていると思いました。
- 2009-06-02:トロイラス
- いつもお世話になっています
昔の貴重な音源がたくさんあり、新しい出会いで楽しんでいます。
この曲なのですが、遙か昔、FM放送でBBC響?&ロジェストベンスキーで聞きました。
(CD化はされていないようです)
「エデンの東」の元ネタとも言われている、美しい部分があったと記憶しています。
- 2009-05-31:FIDELIS
- 初めて生で聞いたクラシックがこれです。
ロッテルダムを エド・デ・ワールトが指揮していました。
1974年か75年でした。
ワールトは若くてかっこよかったな。この曲をさっそうと振っていたから忘れることができません。以来8番大好きです。
- 2009-05-31:セル好き
- 何とも言えない無国籍(多国籍かも)で苦難を乗り越えた屈託のなさが気に入ってミュンシュはよく聴きます。木造校舎の音楽室で鑑賞するような懐かしさを感じながら。
明快なので初心の青少年にも聴きやすいと思います。
- 2009-05-31:co
- 素晴らしいです!!!
中世ヨーロッパの世界・・・
ピアノで弾けたらなァ・・・
- 2009-05-30:鈴木浩充
- 僕のパソコン装置の再生環境は、甚だよくありません。でも、この演奏が素晴らしいものであることは十分聞き取れました。強靱であり、ときに優美であり、なにより首尾一貫している。音楽は一つの生命となっている。ためらいなく、満点をつけさせていただきます。
- 2009-05-30:Sammy
- ミュンシュの旧盤、ということで、まあそれなりには良いでしょうね、というくらいの感覚で聞き始めましたが、聞くにつれ、想定外の驚きと喜びに満たされました。
しっかりとした構成、オーソドックスなテンポの中で管弦楽は明瞭かつ明るめの響きで力強く鳴らされ、そこから不必要に重苦しくなることのない、また変に力むこともない自然でのびやかな美しい音楽が引きだされています。滑らかに、しかし重くならず、またしつこくもならずによく歌われる各パートの響きは、作品のもともとも魅力を丁寧に紡ぎだしたものではないか、と思います。作品の陰影の変化も、明るめの音響を土台にしつつ丁寧にたどられていて見事です。ブラームス、いい曲書いてたんだ、という新鮮な発見をしたように思いました。
その各パートの響きが見事に、しかし過剰な緊張感を醸し出さずに丁寧に統合され、豊饒な、しかし過剰にならない全体世界となって眼前に響いています。
このいわば半ばフランス的、半ばアメリカ的(偏見?)とでもいうべき明るい演奏から、意外にも作品のエッセンスが着実かつのびやかに表出されているこの演奏は、作品の核心を着実にとらえ切り、だましごとなくまっとうに再現してしまった稀有の名演なのでは、と思うに至りました。この作品の、あるいはブラームス作品全体の基本特性とされやすいのが「ほの暗さ」でしょうが、これにあまり拘泥せずにこうした表現を成し遂げた彼らには、ただ感嘆するばかりです。
- 2009-05-30:Sammy
- わたしは基本的には研究の成果を演奏に反映させるのはとても良いことだと思っています。また、さすがの巨匠フルトヴェングラーの演奏も、長い年月を経た今となっては古いと言わざるを得ない、という思いになるのが普通です。
それでも、これほどの情熱の発露の前では、ベートーヴェンの情熱と指揮者、演奏者の情熱がシンクロした名演と言わざるをえません。これもまた、演奏伝統の継承の中で、主観的要素ではあれ、決して欠かせない事柄なのでは、と聴き手に迫ってくるかの如くです。もしこういう演奏を切って捨てるような研究になってしまうとしたら、何のための研究か、音楽とはそもそも何の意味があるのか、ということにすらなってしまいそうな、そういう有無を言わさぬ勢いに満ちていると思いました。
- 2009-05-28:悠
- フルトヴェングラー自身「モーツァルトの40番を一度はうまく弾きたい」と言っています。
彼のモーツァルトの40番はとても情熱的なのですが、どうもモーツァルトの音楽とやはりマッチしません。不完全燃焼といった感じです。
聞くといくらなんでも過激すぎないか。と思いましたが、演奏自体は凄まじいです。
凄みはなくても厚みはあるモーツァルトです。本物かなぁ・・?どっち?
- 2009-05-27:Sammy
- 一つ一つの楽器がしっかりと立ち上がり、そして全体が高い凝集力で結ばれている、そういう演奏のスタイルが、この作品の変奏曲としての展開をくっきり明らかにしているように思いました。
- 2009-05-26:Sammy
- シンプルに書かれた作品のシンプルなよさを、引き締まった音できちっと、しかし程よく生き生きと弾き切っていくことで見事に生かしていると思いました。
- 2009-05-26:Sammy
- モーツァルトの11番のような第1楽章の変奏曲、のちのベートーヴェンの世界そのもののようなスケルツォ、ショパンを先取りしたような葬送行進曲、そして、「中心が定まらない」印象を与えやすいシューベルトのようなフィナーレ。とりとめなく聞こえながら、でも一つ一つはとても積極的に作られた作品なのでは、という印象が残りました。ともあれ、ポストモダンの今の時代には、親しみやすい分裂性ということもできるでしょうか。
そんな作品だけに、このバックハウスの硬質で引き締まった、抑制的で端正な、でも生き生きとしたところも欠けていない演奏で、作品のバラバラな感じはそのままに、音響的にいわば「ゆるせる統一感」が与えられていると思います。
- 2009-05-25:阿部 稔
- 繊細な光景が眼に見えるような演奏です。イタリアに行きたくなります。
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[2025-11-15]

エドワード・ジャーマン:「ネル・グウィン」(German:Nell Gwyn)
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1954年3月3日録音(Sir John Barbirolli:Halle Orchestra Recorded on May 3, 1957)
[2025-11-13]

ベートーベン:交響曲第7番 イ長調 作品92(Beethoven:Symphony No.7 in A major , Op.92)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1962年1月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on January, 1962)
[2025-11-11]

ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調, Op.20(Beethoven:Septet in E-Flat Major, Op.20)
バリリ弦楽アンサンブル&ウィーン・フィルハーモニー木管グループ:1954年録音(Barylli String Ensemble:Vienna Philharmonic Wind Group:Recorded on 1954)
[2025-11-10]

J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541(J.S.Bach:Prelude and Fugue in G major, BWV 541)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)
[2025-11-08]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」 嬰ハ短調 Op.27-2(Beethoven:Piano Sonata No.14 in C-sharp minor, Op.27-2 "Moonlight")
(P)ハンス・リヒター=ハーザー 1955年11月録音(Hans Richter-Haaser:Recorded on November, 1955)
[2025-11-06]

ヴェルディ:弦楽四重奏曲(Verdi:String Quartet in E Minor)
イタリア四重奏団 1950年11月24日~29日録音(Quartetto Italiano:Recorded on November 24-29, 1950)
[2025-11-04]

フォーレ:夜想曲第5番 変ロ長調 作品37(Faure:Nocturne No.5 in B-flat major, Op.37)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-11-02]

バックス:交響詩「ファンドの園」(Bax:The Garden of Fand)
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1956年6月20日録音(Sir John Barbirolli:Halle Orchestra Recorded on June 20, 1956)
[2025-10-31]

ベートーベン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 「大公」 Op.97(Beethoven:Piano Trio No.7, Op.97 in B-flat major "Archduke")
(P)エミール・ギレリス (Vn)レオニード・コーガン (Cello)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ 1956年録音(Emil Gilels:(Cello)Mstislav Rostropovich (Violine)Leonid Kogan Recorded on 1956)
[2025-10-29]

J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ長調 BWV.536(J.S.Bach:Prelude and Fugue in A major, BWV 536)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)