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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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次のページ- 2010-02-11:カンソウ人
- ベートーベンのピアノ協奏曲の中ではこれが最も頻繫に聴く曲です。
五番は熱演する人がいるので、もひとつな感じがあります。実は論理的な曲のように思います。
三番は、第一楽章の第一テーマが、深刻ぶっていて気に入らないからです。
協奏曲と言っても、実質内容は交響曲の様なものですからね、指揮者がどんな音楽を作るかですからね。オーケストラは伴奏では無くて、ピアノ独奏を持つ交響曲ですから、独奏者にはかえって実力が必要ですね。指揮者の音楽とは違う音楽と、美しくて個性的な音を持つピアニストでないと面白くありませんね。
第二楽章は、ピアノの独り言と言うよりもベートーベンの独り言のように聞こえます。
第二楽章の終わりから、第三楽章のはじめにかけてが、この曲の最も個性的な所ですね。
ココからは勝手な推測です。
実力あるピアニストにとってはこの曲のピアノパートはピアニスト的には決して難しくないです。楽譜を変更する事無く、分厚いオーケストラの音を突き破って輝かしい音を出すのは難物です。(楽譜を見て思うだけです。)
そこは、指揮者の力量と言うより、経歴と関係があるのではないでしょうかね。元ピアニストのエッシェンバッハ、アシュケナージ、バレンボイム等は特別に上手で、普通の独奏者よりは上じゃ無いかな。ピアノパートへの細かい気配りが無いと、無理な独奏者もいるでしょうから。上の三人はピアノも上手いけれども、独奏弾きながらいろいろ思っていたでしょうね。セル、サバリッシュ、ショルティなんかも、ピアノ上手だから協奏曲の指揮しながら色々思っていたかもしれませんね。
ココからは無茶です。
ベートーベンは天国で思っているでしょうね。
この曲の素材でピアノ協奏曲ではなく、チェロ協奏曲を書いとけば良かったってね。
ト長調はチェロが良く響くし、ミーーー、ミミミミレレレレミミミミミーファー…(移動ド読みで)。チェロに向いているモチーフじゃないですか?
編曲じゃ無理で、ここは生き帰ってもらって、四番は演奏禁止にして…。(笑)
ピアニストは怒るでしょうが、他にも一杯良い曲があるあるから。古典派はハイドン一曲でしょう。
長すぎないので、プログラム編成上も良かったりして。演奏頻度は、ドボルザークを超えたりしてね。
その頃著作権はありませんでした。(笑)
- 2010-02-08:メフィスト
- トスカニーニとの演奏は・・・さすがのホロヴィッツも遠慮していたということでしょうかねw
- 2010-02-08:メフィスト
- セルやフルトヴェングラーは・・・そのピークから死への間隔が短かった指揮者でしょうか。
カラヤン・ベーム・ワルターあたりは・・・ピークから死への間隔が長くて・・・
メンゲルベルク・クナッパーツブッシュ・シューリヒトあたりは緩やかだったタイプ。
こうやって考えるとトスカニーニは化け物です。
- 2010-02-08:南 一郎
- 録音の古さが曲の魅力を増加させます。
古い音の中から聞こえてくるオーケストラの音は、高い演奏力に満ちて、非常に即物的な
表現の中にも、ぎりぎりの最良の表現を持っていると聞こえます。
力量が驚くほど、ゆるぎないものです。
その反面、独唱になると録音もあやういものに聞こえて、よけいに余裕の無い、切羽詰まった
印象と捨て鉢感を感じます。
新しい盤は、音にも余裕感じるなかもっとロマンチックに自由な息吹きを独唱者にも感じます。
- 2010-02-08:菅野茂
- この改変版の楽譜はドイツの音楽図書館で容易に見ることができますが、どうも当時一般に手に入る楽譜であったようです。別働隊の金管群もきちんと書かれています。クナはそれを全く気にせずに無造作に取り上げたのでしょう。
- 2010-02-07:らくひろ
- この演奏を聴いてると辻井伸行さんの演奏を思い浮かべます。曲の感じが似ているからです。けれど辻井さんの演奏はこの録音よりもドラマチックな演奏で、この演奏は船に乗っている人の気持ちになって弾いているという感じがします。
目を閉じて聴いていると、霧に包まれた船が少し波立っている川を下っていく感じがします。
お気に入りの曲の一つです。
- 2010-02-03:xyz003
- 私も今現在弾いていますがなかなクリアできません。
曲のイメージが部分的によくわかりません。
音楽も想像力と言いますが、私結構乏しいです・・・。゚( ´pω・`。)゚。
12番を弾くコツを教えて下さい★
- 2010-02-03:メフィスト
- ゴロヴァノフって・・・腕を肩より上に上げない、みたいなスタイルが有名な指揮者でしたっけ・・・。
僕はゴロヴァノフが指揮したスクリャービンのピアノコンチェルトを愛聴していますが、
このサイトでももっとゴロヴァノフは取り上げてほしい指揮者の一人ですね。
もちろん、カリンニコフももっと取り上げて欲しいと思ってます。
- 2010-02-03:メフィスト
- 僕は・・・この曲については、ロジェストヴェンスキー・ムラヴィンスキー・フルトヴェングラー・メンゲルベルクの順に聴きましたが・・・
メンゲルベルクの演奏には参ってしまいました。
古色蒼然たる、ホルンの響きからうっとりです。
- 2010-02-01:うすかげよういちろう
- わざわざレンタルCDで借りて、今まできらいだったけど、うへえ、けっこういい曲だったんだ、と感心しました。
レンタルCDを返却してこのサイトを見たらこの録音がアップされていました。
あまりにもタイミングが悪かったので、私にとって忘れられない録音となりました。
新春の出来事にしてはくやしかったので、今日まで書けずにいました。
- 2010-01-31:後藤 晋
- はじめまして、貴重な録音ありがとうございます。
この録音は、全音楽譜出版社で出ている「スカルラッティの60のソナタ(上)(下)カークパトリック編」のすべてをカークパトリック氏が演奏したものですね。
http://www.zen-on.co.jp/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=12989
ところで、最後にK544と書かれていますが、K544&K545の誤りだと思われます。
- 2010-01-31:つき目
- 今コレをピアノのレッスンで弾いています!!!
こんなに早く弾くものなんでしょうか
- 2010-01-27:RS
- バディネリは良いですね。
やっぱりバロックの音楽の良さは飛び跳ねてるような疾走感ですね。
- 2010-01-27:シューベルティアン
- メニューインを初めて聞いたときは、とても気に入りました。滑らかな音色といい、その中心をしっかり支えている彼の性格といい、実に魅力的な、立派な音楽家だと思って感嘆したものです。その後いろいろひとの感想を(ネット上)で聞いてみると、賛否が大きく別れる演奏家であるらしいということを知って、びっくりしたものです。
ロストロとある意味では似ているように思われます。その録音にかなり当たり外れがあることや、全体に精神性とか独創性とかいった複雑なものより、音色の明るさや生彩を追求しているらしいところが。そのなかに作曲家の顔が出ているかどうかは、楽曲によって違うもののようですが、このバッハは(世評に反対するか知れませんが)バッハの顔がよく出ていると思います。
いい意味でクラシック的でないヴァイオリニストだと思われます。ビートルズをクラシック編曲して弾け! といわれても、彼なら難なく対応できたのではないかといった気がします。
ところでバルトークの無伴奏の演奏を、彼の弓でぜひ聞きたいと思っているのですが、(小さな声で)このサイトに上げてもらえないでしょうか?
- 2010-01-24:新習志野
- 残念ながら録音のダイナミック・レンジに問題があって、フォルテッシモや低弦&ティンパニの重い音が入りきっていないためにおとなしい演奏に聴こえてしまうのかもしれません。が、第一楽章の小結尾や終楽章のあの第一主題提示以降など、たたみかけるような音楽の運びには目を見張りますし、つややかながら高らかに歌い上げるヴァイオリンにも強く訴えかけるものを感じます。
それにしても、古きよき時代のウィーン・フィルの弦のつややかさ、木管の味の濃さ、金管のまろやかさ、これで録音がよければなあ、と悔やまれます。
- 2010-01-21:redhit
- 典雅ですな、幸せな憂鬱といった感じです。
「眠れぬ夜の幸せな憂鬱」
- 2010-01-19:みーママ
- はじめまして。
第2楽章のフェルマータが永遠の中に消え入るようで素敵です。
- 2010-01-16:Elmo
- 「歴史的名演」10点に投票しました。こんなすごい指揮者がいたのですね。これほどニュアンスに富んだ「悲愴」を聞いたことがありません。ただ、ナルシシズムの世界にどっぷりつかっているので、好き嫌いは分かれるかもしれません。
- 2010-01-12:笛吹き
- >ピアノという楽器はかくも容易く軽々と演奏できるものなのかという驚き、そして自由奔放に弾きこなしているだけなのにそこから紡ぎ出される音楽はたとえようもなく美しい
と、ユング様はお書きになっていますが、まったく同感です。
恥ずかしながら原典版がピアノ作品ということも最近知ったのですが…
この録音を聞くと、ピアノとはこんなにも動ける楽器だったのか!!と驚きます。
ホロヴィッツが、ピアノの持つバイタリティ、可能性を極限まで突き詰めた作品とでも言いましょうか…
可能性とはまた違うか…?
終盤のババヤーガ〜キエフの大門の持つ高揚感は他の作品には見当たりません。
私の好きな昨今のゲームミュージックにも似通った部分があるような…
例えるならくっきりとした印象派のような…?
情景がありありと浮かんでくるのです
語彙が無さ過ぎて上手くいえませんが、ホントに素晴らしい!!
- 2010-01-10:たいれい
- 実際にCDを購入して聞いてみました。バッハというよりもエネスコらしい演奏で何回聞いても感動します。
- 2010-01-10:たいれい
- 外面的にはおっしゃる通りなのかもしれませんね。微妙な音程で表現するエネスコの演奏は他とは違うものと思います。肌に泡立つ瞬間が何度も起きてくるのがエネスコの音楽なのです。
- 2010-01-09:gkrsnama
- わしの個人的な意見にすぎないのは承知してま。そやけどこの曲、メンゲルベルクとムラヴィンスキーとこのフルトヴェングラーあったら、ワシは他要らへん。
三者全く違った音楽で、みんな最高や。(カッコええだけの、カラヤン)
- 2010-01-09:hiroron
- 大昔、高校生で初めてバイオリンを触ったころの一番好きな一枚でした。ジャケットのハスキルの写真と何とも言えない美しい音色が忘れられず、どこかでもう一度聴けないものかとずっと思っておりました。新年早々、なんと幸先の良いことでしょう。ありがとうございます。
- 2010-01-09:シューベルティアン
- クインテットのほうは神がかった名演という人もありますが、私はこちらのソナタのほうが断然好きですね。あちらはコンツェルトハウスとの相性が「よすぎる」のか、宴会の酒くさい匂いがわずかに漂っているみたいに聞こえるんですが!
デムスのピアノががっちりしているのがいいんでしょう、たぶん。熱すぎず冷めすぎず、ブラームスらしい灰色の、原色でない中間色の世界がしかし明快に表現されていて、すばらしい。極端に偏向した頭を休ませてくれるようです。
- 2010-01-06:茄子
- いよいよこの録音が出てきましたね!待ってました!と喝采を送りたいです。
この演奏は版の資料的な価値と共に、クナのステレオ録音という観点からみてとても貴重で有意義な録音であったと思います。
ウィーンフィルがこのようなおどろおどろしい音を出している(笑)という意味において、
後のカラヤンが紡ぎ出す優雅なウィーンフィル・サウンドを全く想像させない脅威の音作りは何度聴いても痺れますね♪
- 2010-01-05:ヨシ様
- ユングさんの仰る通りだと思います。
ブルックナーは逆に言えば、色々な解釈で演奏できるので面白いし興味深いですね。
版は、ともかくクナとウィーン・フィルの演奏が、しかもステレオ録音で聴けるのですから、クナ・ファン共々これほどの幸せはないと思われます。
- 2010-01-05:南 一郎
- ブラームスの第3番は、私には大事な音楽です。
英雄的と言われる音楽ですが、「激しく悶えても、解決を満たされない」「後期ロマン派音楽の息の長い響きに沈殿して癒されたい」の気持ちが私との絆になっています。
セルのこの演奏は、比較される「アルグロ・コンブリオ」そのままの演奏となっていて、存在感を感じるも、セルの録音の「持ち味」と私が考えている「弦の暖かさ」が音に感じないことも、究極に行った演奏に聞こえる要因ともなっていると考えます。
PCオーディオの再生に関して私は何の努力もしていませんが、管球アンプから石に変えた時以上に、音の硬さをPCオーデオやMP3の音に感じていて、耳や頭を疲れさせてしまうように聞こえてしまいます。スピーカーやアンプを介入することにより、音を変化させることが出来るのでしょうか。
- 2010-01-05:藤原幸一
- Up Load 有り難うございます。マリア・カラスの呪縛から抜け出すべく、Twitterで「オペラ聴き比べ」を連載しています。いろんな歌手との聴き比べをしていますが、歌唱力、演技力において、未だにカラスを凌ぐソプラノ&メゾソプラノ歌手はいません。
カラスは、モノラルからステレオ録音への過渡期に活躍したため、残念ながらたぐいまれな強靱な声を伝える、良いステレオ録音を残してくれていませんが、モノラルでも十分カラスの魅力は伝わります。声を失った、ステファのとの1974年の東京公演は、カラスを知るものとしては、痛々しく悲しいですね!
この録音は、カラス絶頂期(1955年頃までと言われてますね)のものだけに貴重です。有り難うございました! 評価:5
- 2010-01-03:bebe
- 数少ない「短調」の曲。クララ・ハスキルの演奏で新年早々聴けることを、幸せに思います。
感謝感激です。
- 2010-01-02:Joshua
- 新春からいい音楽をありがとうございます。
58年のハスキル&グリュミオーがPublic Domainになるとは、自分の齢を痛感します。(^o^)丿
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[2025-09-18]

バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564(Bach:Toccata, Adagio and Fugue in C major, BWV 564)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-09-16]

メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54(Mendelssohn:Variations Serieuses, Op.54)
(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月20日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n September 20, 1957)
[2025-09-14]

フランク:天使の糧(Franck:Panis Angelicus)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)
[2025-09-12]

ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」(Beethoven:Symphony No.3 in E flat major , Op.55 "Eroica")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年3月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on March, 1961)
[2025-09-10]

ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調(Brahms:String Quartet No.1 in C minor, Op.51 No.1)
アマデウス弦楽四重奏団 1951年録音(Amadeus String Quartet:Recorde in 1951)
[2025-09-08]

フォーレ:夜想曲第2番 ロ長調 作品33-2(Faure:Nocturne No.2 in B major, Op.33 No.2)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-09-06]

バッハ:小フーガ ト短調 BWV.578(Bach:Fugue in G minor, BWV 578)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-09-04]

レスピーギ:ローマの噴水(Respighi:Fontane Di Roma)
ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1939年1月21日録音(John Barbirolli:Philharmonic-Symphony Of New York Recorded on January 21, 1939)
[2025-09-01]

フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 作品33-1(Faure:Nocturne No.1 in E-flat minor, Op.33 No.1)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-08-30]

ベートーベン:交響曲第2番 ニ長調 作品36(Beethoven:Symphony No.2 in D major ,Op.36)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年4月20日録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on April 20, 1961)