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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- これは驚きました。セル・クリーブランドのちょっとひんやりした響きが、39番の透明感とマッチしてすごい名演になっていると思います。
この39番とピアノ協奏曲27番はモーツアルトの中でかなり異質な音楽だと思います。あまり愉悦感や色彩感を出すと音楽が壊れてしまうのではないでしょうか。ワルター・コロンビアなど交響曲38番は素晴らしいですが、39番はちょっと甘さが強すぎるかなと感じていました。
この演奏はわたしが今まで聴いてきた中では白眉の演奏です。
アップロード、ありがとうございました。
こういう出会いがあるからクラシック音楽は楽しいです。
- 2011-10-01:小野 満
- この音楽を聴いていてオケに合わない、指揮者と合わないという評価にはいささか抵抗を感じます。指揮者が全てかというと疑問を感じます。演奏者とは如何に作曲者の楽曲を代弁して表現するかだと思います。その作曲者の思いを伝えるのが指揮者です。その点では十分に表現していると思います。
- 2011-09-28:radames
- 廉価版のレコードで何度も音盤の音に心打たれた演奏です。
私には未知であったブルックナーの一つの魅力を、マイナーな存在であった第6番も含めて、味わい認識できたのもカイルベルトのこの録音シリーズでした。
ハンブルグ・フィルは特異な音を持つオーケストラと言われておりヨッフム・シュタインとの来日でその音を確認した訳ですが、レコードプロジューサー・エンジニアがレコード制作に深く影響を与えていた時代のポリシーある音が有るからこそ、今私達が知ることが出来るのだと感じます。
それにしても、いわゆる「東側」のオーケストラの音がチェコも含め崩れ始めてしまった事はオーケストラ愛好家としては、残念なことです。
- 2011-09-25:Joshua
- これまた懐かしい演奏をありがとうございます。
タックウェルはこれが最初のモーツァルトだったと思います。
この後、マリナーと競演したのでは字のごとくこの演奏よりずっと伸び伸び吹いてます。もともとLSOは団員としていたオケですから、遠慮も少しあったのでは?
この頃、マークはプラハとクラコンを同じLSOで入れていたはずです。もしお持ちでしたらご紹介ください。
話をタックウェルに戻しますが、この人は、モーツァルトよりもRシュトラウスのようなバリバリ鳴らす曲に向いています。シヴィルがRシュトラウスに手を出さなかったのも、音色がよりモーツァルト向きだったからでしょう。
タックウェルのRシュトラウスは、父Fシュトラウスも含め3曲が、60年代はじめあのケルテスと共演しています。これも50年近く昔ですので、Public Domainも間近ですね。
後にアシュケナージと共演したものより遥かに輝かしいブリリアントな演奏です。
人の2倍くらいスタミナ・音域があるのでは、と思わせる楽しくなってくる演奏です。
- 2011-09-23:kyoutarou
- 久しぶりに音楽聞いてシビレました!瑞々しく若々しいフレッシュな感じ。モーツァルトも間違いなく喜ぶと思いました。
- 2011-09-19:nako
- きゃあ?!ついに、パパ・クライバーのフィガロですね!私にはこれがフィガロのデビュー盤兼ベスト盤です♪指揮もオケも歌も最高!特にギューデンのスザンナは、とってもかわいくて大好きです。どこを切り取っても、若々しくて勢いがあって颯爽としていて、音の一つ一つから星屑がキラキラ舞うような、そんな素敵な演奏に思えます。こんな録音を、200歳のプレゼントにされて、モーツァルト本人も、さぞかし喜んだのではないでしょうか?
- 2011-09-19:Joshua
- 55年前の演奏ですが、録音はとても自然で聴きやすいですね。
長らく定番とされた名演ですが、やっぱりいい。
MONOながらカラヤンのも楽しめましたが、ステレオ録音というので
これは意味があります。お待ちかね登場に感謝。
- 2011-09-19:笛吹き
- 演奏そのものの素晴らしさはもはや言うまでもなし。時代背景も相まって、涙を誘います。
それよりもなにが凄いって、これを指揮したのがフルトヴェングラーが亡くなるわずか3年前だということ。この時既に65歳。歳を取り、若き日の情熱も、技術も表現力も、見る影もなく衰えていく音楽家が少なくない中、自身最高の名演奏とも言えるこの第九が出来たという事、それが素晴らしい。
これは、私が一番敬愛するミュンシュ様のパリ管初披露コンサートでも同じことが言えます。
常に進化し、情熱を保ち続ける事の難しさ、そして素晴らしさ。やっぱり、天才。
- 2011-09-13:しゅわっち松田
- 今日9月13日はストコフスキー師匠の命日。
私にクラシック音楽の面白さを気がつかせてくれたのが、このストコフスキーの惑星。
中学生時代に、小遣い全額はたいて、セラフィムの\1300-緑ジャケットのLPを買ってはまったのが始まりです。
みなさんのコメントを読んでて思うのですが、「あっさり」って仰るのが意外です。私はこの火星の演奏で、出だしからうなるように響く低音に、なんとも言えぬ不気味さを感じたものです。他の指揮者の演奏からは、そんな響きは聞こえてきません。このうなるような低音は、「戦いの神」の不気味さを表現しようとした師匠の名アレンジと勝手に解釈しています。
他の人がどういおうと、私にとって、惑星のイチ押しの演奏はこのストコフスキーのものですし、師匠の命日ということで、ここに足跡を残させていただきたいと、書き込みさせていただいています。お邪魔いたしました。
- 2011-09-11:kita
- 71歳の男性です。
モーツアルトのピアノソナタは大好きで、何回も聞いています。
誰彼の演奏はどうのこうのという耳は持っていませんが、ギーゼキングの堂々たる演奏は好きです。
嫌いなのはリリー・クラウス、何か妙にこね回しているようで好きではありません。
色々な演奏家の提供深く感謝します。
- 2011-09-10:原 響平
- ライナー演奏でウインナワルツを評価する場合は、この1957年の録音ではなく、1960年に録音された演奏を評価したい。ライナーの凄いところは、メロディーラインのヴァイオリンに若干の細工を施し、この世の音色とは思えない程美しい演奏をします。この演奏に、シュワルツコップも高い評価を下したのもうなずけます。特に、芸術家の生涯、ウイーン気質、南国のバラの3曲は現存するウインナワルツ録音のなかで、もっとも素晴らしい。玄人好みの演奏。
- 2011-09-10:ほんの
- 最高に好きな曲。むかし輸入版で全集を買って何度も聞きました。この緊迫感、ある種の重苦しさとそれを超えた安らぎは、やはり同時代人のものなのでしょうか。そういう雰囲気はほかの演奏にはなくなったようです。
- 2011-09-10:mentlmenthol
- 私も管理者さんと同様、この演奏に惚れ込んでいます。ヴァイオリン音楽に興味をもってまだ日が浅く「評価」など恐れ多いのですが10点です。1950年にカリフォルニア、クレアモント、リトル・ブリッジ・ホールで録音されたハイフェッツのこの演奏で是非知りたいことがあります。
当時ハイフェッツはグァルネリ・デル・ジェスとストラディヴァリウスの両方を使用していたと存じていますが、この演奏はどちらによるものでしょうか?管理者さん、またはこのブログをご覧になっている方でご存知の方、是非ご教示下さい。まだまだ聴く耳の未熟な私には音色だけでは判断できません。
- 2011-08-31:せんちゃん
- 友人にウィーンフィル大好きな人がいてウィーンフィルが伴奏をつけているチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番がないかきかれてさがしていたらでてきました。ほかには見当たりませんでしたので貴重ですね。
しかしなぜかもっていたけど一度もきいたことがなかった(^0^;)
ショルティの押しの強さが前面にでてきてますが、カーゾンが柔らかく受け流す感じ。しっくりはまっているわけではないのですが結構聞ける演奏でした。録音も悪くないです。ショルティもカーゾンも忘れ去られようとしている感じがありますがやはり巨匠ですね。
- 2011-08-31:こた
- メンバーの小遣い稼ぎ…というよりも、オケ全体の小遣い稼ぎかと思います。
やはり定期公演だけでは、お金がまわらないみたいです。
ボストン以外では、ロサンゼルスフィルも夏はハリウッドボウルでこうした演奏会を集中しておこなっています。
(かつてロスフィルのファンドレイジング担当だった、日本人女性が教えてくださいました。)
定期公演で芸術性を追求するための、大事な「小遣い稼ぎ」です。
- 2011-08-23:紫苑
- この演奏を聴きながら、モツァルトの演奏に必要なものってなんだろう、あるいは、モツァルトの特徴ってなんだろうとつらつらと考えました。
まず第一には「耳に快い」こと。これはモツァルト自身が自作のピアノ協奏曲について語っていることでもよく知られているわけですが、「難しすぎずやさしすぎず中庸を得ていて、耳に快い」というのは、言い換えれば「音の喜び」を十分に堪能できることといってもいいかもしれません。
それから、「古典的調和」の枠組みをしっかり保っていて、それを踏み外さないこと。逆の言い方をすれば、激情の奔流に身を任せて流されたりすることなく、引き締まった演奏をすること。世の中には「激情の奔流に身を任せ」るところに楽しみを見出すような種類の音楽もないわけではないけれども、そういうタイプの音楽とは一線を画したものでなくてはならない。
さらに、その演奏は「魂のこもった」ものでなくてはならない。こういう言い方をすると漠然としていて、いったいどういうものが「魂がこもって」いるといえるのかといわれると困るけれども、たとえば昔から「歌うように」演奏せよなどといわれるのも同じことをいっているなのではないでしょうか。「耳に快く」「調和」を得ていても、それは音楽を形の上だけ再現したものに過ぎないでしょう。わたしが近頃流行の古楽派の演奏を聴いてしばしば物足りなく感じるのは、それが「耳に快く」「調和」を得ているけれども、音楽が「生きて」いないような、言い換えれば生きている人間が自分の魂をこめて演奏しているように感じられないことが多いからでしょう。
これらの条件を兼ね備えた演奏がなされたモツァルトからは「神々しい」としかいいようのない響きがします。そういう性質を備えた作曲家はほかにバッハくらいしか思い当たりませんが、たとえ世俗的な目的で作曲された音楽であっても、人々の耳を楽しませるはずの音楽がいつのまにか「神々の饗宴」のために用意されたかのような音楽となるのです。
こうやってみていくと、この演奏は、モツァルトの本来あるべき姿はどういうものなのか、という問いに対するひとつのきわめて有力な回答であるような気がします。
世の中に完璧ということはありえませんから、わたしは10点をつけることはできません。となると、この演奏にはごく控えめに9点を投票するしかなさそうですね。
- 2011-08-20:藤田伊織
- ウラッハのクラリネットは今でも好きですが、バックの弦楽四重奏の演奏にこの頃違和感を覚えるようになりました。この数年、バッハの歌の曲をよく聴くようになり、古楽演奏法になじんできました。それでだと思いますが、弦楽器のヴィブラートがうっとうしくなってしまって、以前は素晴らしいと思っていた演奏もあまり聴きたくなくなってきました。でも、クラリネットは相変わらず、ヴィブラートなしです。そこがとてもいい。と思ったら、クラリネットはもともとヴィブラートをかけないことになっているのでした。なぜかなあ。といろいろ考えました。
とりあえずは、ヴィブラートの少ない演奏を作ってみて、あわせて物理的に解明してみました。
http://www.geocities.jp/imyfujita/mozart-clarinet-quintet/mozartclarinetquintet.html
- 2011-08-14:ギネス
- この盤を褒めて下さり、身内の様に嬉しいです。「こんなのライブで聞かされたら、、、」と有りますが、1959年のニューヨークフィルとのライブも凄いですよ。モノラルであるのが残念ですが。
- 2011-08-14:ギネス
- 私も最近フィルハーモニア管との録音を意として聴いております。反省もしています。
「意外?」とまで言ったらカラヤンが可哀そうかもしれませんが、この両者の組み合わせが生み出した音楽は実に素晴らしい物が多いですね。
スタイルは後年のベルリンフィルとの原型かもしれませんが、こちらの方が演奏に心が入っている感じが致します。ベートーヴェンの全集なんかもそうでした。
「アッ良いな!!」という瞬間が多いですね。
またこの頃までのカラヤンの顔も私は好きです。
- 2011-08-14:ギネス
- この1楽章中盤からのテンポの速さは尋常では無いですし、金管も打楽器も頑張りますね!!
この録音は1959年で、これに比べると4番1957年と6番1958年と僅か一年ずつではありますが、録音レベルの改善を感じます。惜しむらくは4番,6番も5番レベルだったならばもっと評価も変わったのでは??と思うのは私だけでしょうか。
そういう意味では5番は録音ともに名盤だと思います。
- 2011-08-13:ジェネシス
- 天下のベルリンフィルと手兵であるハンブルクフィルやバンベルク響が、さりげなく何気に同居しているのがカイルベルトのテレフンケン盤でした。
で、A曲がベルリンだから名演でB曲はバンベルクだから今一つでトータルで「準推薦盤」というのが当時のレコ芸に大先生方の定番評でしたね。ブラインドで聴きゃ判らないくせに。
同じ頃(57年)のセルの洗練され締りに締まった名演を刷り込まれてしまってると、この演奏は冒頭から、とても伸びやかに聴こえます。後半も拡がったまま盛り上がって来るので、聴き終えた後、とても爽快感が残りました。
深い響きを持ったオケですね。ブラームスのお父さんがコントラバスを弾いていたこともある超名門らしいけれど。
- 2011-08-11:Lisadell
- 同年、シカゴSO&ハイフェッツ先生が収録したものを先に聴きましたけど、全体としては遜色ないですね。
ただ1撃必殺の1音は、どうしてもハイフェッツ先生が、というのも詮無いことです。
- 2011-08-07:ちょろ
- 大感激です!
今を去ること30年前。宮沢賢治の小説に出てきた「新世界交響楽」なるものを聞きたい! とねだって、吝嗇なオヤジがようやく買ってくれた廉価版がこのフリッチャイのLPでした。
甘美な木管、輝く金管にただただ圧倒され、とうとう吹奏楽部で中学高校を過ごしてしまいました。何度も何度も聞いたフリッチャイの録音も、今はどこに仕舞ったかわからなくなり、ただ自分の脳裏に残っているだけでした。それ以外の「新世界」を耳にすることがあっても、なんとも味気なく、いつしか「新世界」というだけで避けるほどになっていました。
なんと! あの思い出の録音ではないですか! 解説で述べておられる「溜息」の間合いまで、記憶そのままでした。自分の原点がここにあったことを、久々に思い出しました。ほんとうにありがとうございました。
- 2011-07-31:ジェネシス
- 当時のウィーンフィルから、とても締まりのあるアンサンブルを引き出していますね。少し後のクリップスの「ドン.ジョバンニ」の超柔らか?い演奏とは対称的に感じます。若きギュンター.ヴァントが符点リズムを揃えようとしたらコンマスが文句を言った時代らしいけれど。EMIと英デッカの違いもあるんでしょう。
セーナ.ユリアッチという歌手はセスト.ブルスカンティーニという名バス.ブッフォの奥さんでしたよね。
ルチア.ポップ、エディト.マティス、アンネリーゼ.ローテンベルガー、リタ.シュトライヒ、(もちろんシュワルツコップもだけど)。皆、気品とセクシーさを併せ持った美人でした。
ビルギット.ニルソンだけは例外で「大阪のおばちゃん」風だったそうですが、これはこれで、とても素敵でインタビュアーが片っ端からイカレてしまった様です。
- 2011-07-31:原 響平
- 昔、パイ音源のLPで聞いたことのある演奏です。
非常にスピード感と清涼感のある演奏で、現役の指揮者では再現は難しいでしょう。
ボールドの演奏に、ドイツ音楽の重厚さ、無骨さを求めるのは筋違いな気もしますが、演奏を聴き終えたあとの、何とも言えない清々しさは格別です。
でも、悲しいかな、セルとジュリーニ指揮のラインの演奏が後ろ髪を引くのです。
- 2011-07-26:ジェネシス
- この演奏、このコンビのベートーヴェンとしては「田園」の次に評価されているみたいですが。
なにせ「エロイカ」といえば、セルの1957年の超名演を刷り込まれてしまっているもんで、締まりの不足を感じてしまいます。指揮者の資質の違いで、オケのせいではないと思います。パリ音楽院管を振った、シューリヒト盤では、それなりにエキサイトさせられましたから。
決して極端に走らずに造型を崩さないのは、ワルターらしいですが。
- 2011-07-25:カンソウ人
- 第2番の協奏曲、5曲の中では割と好きです。第1番は大学の教育学部の卒業演奏会で毎年のように演奏されていて、ピアノボックスでよく聞こえていたので・・・。
それが嫌な印象を残しているのかも知れません。曲のプロポーションも、も一つです。
第2番は、クレイジーキャッツの桜井センリが芥川さんのラジオ番組のゲストで出ていたときに、リクエストされていて「これがいいんだ」と力説しておられたのを思い出しました。
ケンプのスレレオ盤やバックハウス、グルダ、グールド。演奏会で演奏することが比較的以上に少なくて、演奏家にとっても新鮮なのかもしれないです。第一楽章の第一テーマが、下降音形で押し付けがましくないのが気に入っているのかもしれません。第1番と第3番は押し付けがましくないですか。どう思います?
中学校時代の話です。
東芝の廉価盤のシリーズにアラウの協奏曲はたくさん入っていて、皇帝は友達の誰かが買っていて、自分は2と4のコンビを買ったのだけれど、誰も借りて聴こうとはしませんでした。中学生には、3と5のコンビが人気がありました。フィリップスのハイティンクとの共演は、聴く機会がありませんでした。高いから中学生は買えなかった(ハハハ)
社会人になってからですが、アラウは結構高齢になるまで録音をしていて、御本人もピアニストの先輩たちの事を批判していていました。ケンプは自分を作曲家と定義していて練習はあまりしていなかった。フィッシャーは、若い時からあまり練習をしていなかった。などと。さすがにバックハウスの事は何も言ってなかったです。
なので、彼らほど技術的に衰えることなく高齢を迎えていました。ピアノの音も、独特の肩の力の抜けた快い響きがしていました。テンポはさすがにゆっくりでした。
ユングさんの、意見に反対される方もおられるかもしれません。しっかりと時間を掛けて練習をして、衰えを緩やかに、技術的にも音楽的にも工夫したのが、ピアニストアラウの晩年でした。その意味では良心的です。ケンプやフィッシャーほどに、レッスンに時間を掛けていなかったかもしれません。彼らの薫陶を受けた人は多いですよね。
コリン・デービスとの第4番は結構好きな演奏でした。曲が許すのでしょうね。皇帝ならどう思ったか?
FMで聴いた、来日時のライブのシューマンの交響的練習曲は、技術の都合でリズムが変型していたように思いました。音は柔らかくてきれいなのですが・・・。終演の凄い拍手で、あれを聴いて拍手を自分は出来ないな。尊敬はしても、録音だけにしたらよいのになんて思いました。
ガリエラは、まじめすぎるかな?独奏者の世界に踏み込んでも良いのに。も少し独奏者を発奮させるような感じ。も少しです。
- 2011-07-25:greengrass
- 出だしから、引き込まれる魅力溢れる演奏でいたが、すぐにモノラルと気づき少しがっかりしました。
また、バイオリン独特の伸びるような高音にそれこそノビが少ないように思います。
(録音方法? MP3?に依存するのかな)
- 2011-07-24:扇翔
- ユングさんはそうおっしゃいますが、私が好きなアラウの演奏は歳をとってからのものが多いです。私にとって老境以後のアラウと全盛期のケンプほど、一音一音にこれほどの魅力を持たせることができるのかと感嘆させられる奏者は見出せません。
数年前に「ナンバーワンにならなくてもいい、オンリーワンでいいんだ」という風な趣旨の歌詞のS○APの歌がヒットしましたが、私はオンリーワンというのは2位や3位というのではなく、「誰かにとってはナンバーワンになりえる存在」なのだと思います。そしてこのクラシック音楽のみならず、芸術全般においてそのようなオンリーワンの存在になりえることこそが業界に生きる人達の至上命題なのだと思います。
ユングさんが以前、山について書かれていたこともあり、あえて山で例えさせてもらえば純粋な記録というのは標高です。そして、その意味での日本でのナンバーワンは富士山です。しかし、「一番好きな山」を登山者に問えば、槍・穂高、北岳、甲斐駒、八ヶ岳、飯豊山、トムラウシ・・・様々な答えが返ってくるでしょう。これらの山々は誰かにとってナンバーワンになりえるオンリーワンなのだと思うのです。
誰かにとってナンバーワンになりえる傑出した魅力。アラウの生涯においてそれが息づいていたのは紛れも無く老境以後の演奏だと私は思うのです。
- 2011-07-24:usakichi
- ユング様には、いつも興味深い演奏をアップいただきありがとうございます。
さて、私は、アラウの熱心な聞き手というわけではありませんでしたが、コリン・デイビスとの競演による皇帝をYou Tubeで見て、認識が一変しました。
確か技術的な衰えはあるものの、人生の黄昏を感じさせるような第2楽章の深い歌、これは貴重です。
キレと勢いのある今回の演奏も十分魅力的ではありますが、晩年の演奏も捨てがたいですね。
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