クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



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更新履歴(リスニングルーム)

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[2020-04-16]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 k.456

(P)リリー・クラウス:スティーヴン・サイモン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団 1965年5月15日~25日録音
私の知人で、リリー・クラウスの最後の来日公演を聴いたことがあるという人がいます。彼の言によれば、その演奏会は惨憺たるもので二度と思い出したくもないような代物だったようです。 演奏家の引き際というものは難しいものです。 最近の例で言え...

[2020-04-15]・・・シューベルト:アヴェ・マリア D.839

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:(P)エマニュエル・ベイ 1947年12月17日録音
このような「旋律」優先の小品をハイフェッツの演奏で聞くと何処か物足りなさを感じていました。しかし、超絶技巧を誇示するヴィエニャフスキの「スケルツォ・タランテラ」をイダ・ヘンデルの演奏と聞き比べてみて、そこに大きな間違いあることに気づかされま...

[2020-04-14]・・・ビゼー:アルルの女組曲

エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1958年5月録音
同じ顔ぶれによるビゼーの交響曲を紹介したときには「実にあっさりと、そしてサラッとした感じで仕上げています。よく言えばラテン的な明晰さに溢れていると言えますが、悪く言えばいささか素っ気なくも聞こえます。」と書きました。 それと比べるならば、...

[2020-04-13]・・・ハイドン:交響曲第65番 イ長調, Hob.I:65

マックス・ゴバーマン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1960年~1962年録音
「Max Goberman」は「マックス・ゴバーマン」と読むらしいです。 今となってはほとんど記憶の彼方に消えてしまった名前ですが、バーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」や「オン・ザ・タウン」の初演をつとめたミュージカルの指揮者...

[2020-04-12]・・・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 ト長調 Op.55

(P)サンソン・フランソワ:ヴィトルド・ロヴィツキ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1963年6月27日~29日録音
演奏され録音される機会は第3番の協奏曲と較べて格段に落ちますので、パブリック・ドメインとなっている音源を探すのがかなり難しい作品です。ただし、幸いなことに、フランソワが第3番の協奏曲を録音したときに、この第5番の協奏曲も録音してくれています...

[2020-04-11]・・・スメタナ:歌劇「売られた花嫁」より「序曲」と「3つの舞曲」

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1963年1月4日~5日録音
フルトヴェングラーの「モルダウ」を紹介したときに「セルがクリーブランド管を指揮したモルダウもパブリック・ドメインになっているのではないですか?」というメールをいただきました。 ちなみに、フルトヴェングラーのモルダウに関しては「マンフレッド...

[2020-04-10]・・・ベートーベン:弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調「セリオーソ」Op.95

ブッシュ弦楽四重奏団 1932年9月10日~15日録音
ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、このブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればレナー弦楽四重奏団による1930年代の世界初の全曲録...

[2020-04-09]・・・Presenting Jaime Laredo

(Vn)ハイメ・ラレード:(P)ウラディーミル・ソコロフ 1959年7月13日~15日録音
オーディオ好きにとっては、友人同士でお互いの家を行き来してそれぞれのシステムの音を聞きあうというのは大きな楽しみの一つです。現役で仕事をしていたときはそんな暇はなかったのですが、退職してからはそれは大きな楽しみの一つとなり、さらに言えばそこ...

[2020-04-08]・・・ベートーベン:ピアノソナタ第26番 変ホ長調 作品81a 「告別」

(P)アルフレッド・ブレンデル 1962年6月~7月録音
ブレンデルの録音活動は「Philips」と強く結びついています。 何しろ、同じレーベルで2度もベートーベンのピアノ・ソナタの全曲録音を行っているのです。一度目は1970年~1977年にかけて、2度目は1992年~1996年にかけてです。 ...

[2020-04-07]・・・スメタナ:連作交響詩「我が祖国」より第2曲「モルダウ」

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1951年1月24日録音
1951年の1月にフルトヴェングラーはウィーンフィルを相手として幾つかの小品をまとめてスタジオ録音しています。録音を行ったのはEMIなのですが、おそらくはテープ録音が行われていたようで、充分とはいえなくてもかなり良好な音質が確保されているの...

[2020-04-06]・・・ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 RV 41

(Cello)アントニオ・ヤニグロ:(Cemalo)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ 1950年代前半録音
ヴィヴァルディのことを「品のない音楽」という人もいるのですが、それは演奏の仕方にも問題があるのではないかと気づかせてくれたのがこのヤニグロによる録音です。 ピリオド演奏が隆盛を極めた21世紀初頭にはこういう作品も録音される機会が増えていき...

[2020-04-05]・・・パガニーニ:モーゼ幻想曲

(Vn)イダ・ヘンデル:(P)アルフレード・ホレチェク 1962年録音
イダ・ヘンデルは録音嫌いとよく言われるのですが、先にも紹介したように、初めてDeccaと録音契約したときにスタッフからクリスマスに犬を贈られ、その後も彼女は犬を常に飼い続けその名前はいつも「Decca」でした。 ですから、レコード会写との...

[2020-04-04]・・・ベートーベン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:エーリヒ・ラインスドルフ指揮 ボストン交響楽団 1965年4月4日~5日録音
ルービンシュタインは3回ベートーベンの協奏曲をコンプリートしています。 ヨゼフ・クリップス指揮 シンフォニー・オブ・ジ・エア 1956年録音 エーリヒ・ラインスドルフ指揮 ボストン交響楽団 1963年録音~1967年録音 ダニエル・...

[2020-04-03]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 k.453

(P)リリー・クラウス:スティーヴン・サイモン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団 1965年5月15日~25日録音
私の知人で、リリー・クラウスの最後の来日公演を聴いたことがあるという人がいます。彼の言によれば、その演奏会は惨憺たるもので二度と思い出したくもないような代物だったようです。 演奏家の引き際というものは難しいものです。 最近の例で言え...

[2020-04-02]・・・ハイドン:交響曲第104番 ニ長調 Hob.I:104 「ロンドン」

セルジュ・チェリビダッケ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1950年2月20日録音
ブラームスのヴァイオリン協奏曲で、イダ・ヘンデルの伴奏を務めたチェリビダッケの指揮ぶりを聞いてみて、あらためてこの指揮者はただ者ではなかったと再確認させられたと言うことは、モーツァルトの25番シンフォニーを紹介したときにふれました。 あのモ...

[2020-04-01]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op.79

(P)アルフレッド・ブレンデル 1962年6月~7月録音
ブレンデルの録音活動は「Philips」と強く結びついています。 何しろ、同じレーベルで2度もベートーベンのピアノ・ソナタの全曲録音を行っているのです。一度目は1970年~1977年にかけて、2度目は1992年~1996年にかけてです。 ...

[2020-03-31]・・・ワーグナー:ワルキューレの騎行

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1954年12月19日~20日録音
フルトヴェングラーが亡くなったのが1954年の11月30日ですから、これはまさにその直後に行われた録音と言うことになります。 つまりは、フルトヴェングラーの突然の死という現実を前にして、ある意味ではよりフルトヴェングラー色が色濃くにじみ出る...

[2020-03-30]・・・ベートーベン:弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 OP.18-1

ブッシュ弦楽四重奏団 1933年9月11日録音
ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、このブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればレナー弦楽四重奏団による1930年代の世界初の全曲録...

[2020-03-29]・・・ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1967年1月6日録音
セルのブラームスのステレオ録音の初出年がなかなか確定できないと言うことを書いたところ、数人の方から貴重な情報をいただくことができました。 結論から言えば、以下の録音は全て1967年までにリリースされていたことが分かり、ぎりぎりアウトではな...

[2020-03-28]・・・ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1956年1月16日録音
ルービンシュタインはハイフェッツと「100万ドルトリオ」を結成していたのは有名な話ですが、常に作品の本質に迫ろうと生真面目に演奏に向かうハイフェッツと、隙さえあれば「遊び」の要素を入れたパフォーマンスを繰り出そうとするルービンシュタインとの...

[2020-03-27]・・・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104

(Cello)エマヌエル・フォイアマン:ミカエル・トーベ指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 1928年4月30日&1929年9月29日録音(世界初録音)
何も今さら、こんな化石のような録音をアップしなくてもいいだろうという声が聞こえてきそうです。おまけに、ここでのフォイアマンの演奏は彼にとっても不本意なものであったことも確かなのです。つまりは、どう考えても彼の名誉になるような録音ではないので...

[2020-03-26]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第16番 ニ長調 k.451

(P)リリー・クラウス:スティーヴン・サイモン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団 1966年9月10日~19日録音
私の知人で、リリー・クラウスの最後の来日公演を聴いたことがあるという人がいます。彼の言によれば、その演奏会は惨憺たるもので二度と思い出したくもないような代物だったようです。 演奏家の引き際というものは難しいものです。 最近の例で言え...

[2020-03-25]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第24番「テレーゼ」 嬰ヘ長調 Op.78

(P)アルフレッド・ブレンデル 1962年6月~7月録音
ブレンデルの録音活動は「Philips」と強く結びついています。 何しろ、同じレーベルで2度もベートーベンのピアノ・ソナタの全曲録音を行っているのです。一度目は1970年~1977年にかけて、2度目は1992年~1996年にかけてです。 ...

[2020-03-24]・・・ハイドン:交響曲第48番 ハ長調「マリア・テレジア」 Hob.I:48

マックス・ゴバーマン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1960年~1962年録音
「Max Goberman」は「マックス・ゴバーマン」と読むらしいです。 今となってはほとんど記憶の彼方に消えてしまった名前ですが、バーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」や「オン・ザ・タウン」の初演をつとめたミュージカルの指揮者...

[2020-03-23]・・・シューベルト:交響曲第8(9)番 ハ長調 「ザ・グレート」 D.944

ハンス・スワロフスキー指揮 ウィーン交響楽団 1957年1月2日録音
グルダの「怪演(^^;)」を紹介したときに、指揮者のハンス・スワロフスキーに注目したコメントをいただきました。 グルダの録音の中でも何故この演奏が際立って”奇矯”なのか?・・・については、今となっては判りませんが、一つには指揮を執っている...

[2020-03-22]・・・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1959年2月23~25日録音
この作品を有名にした功績はハイフェッツにあります。 しかし不思議なのは、彼はこれほども第2番の協奏曲に入れ込んだにもかかわらず、私が調べた範囲では第1番の協奏曲は一度も録音を行っていないのです。 これは考えてみれば不思議なことです。...

[2020-03-21]・・・ラヴェル:ボレロ

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1960年3月19日録音
吉田秀和氏がラヴェルの音楽をあまり評価していなかったという話を聞いたことがあります。 ラヴェルと言えば真っ先に思い浮かぶのは「スイスの時計職人」という言葉です。彼の作品は、例えばピアノ曲であれば、極限まで進歩したコンサート・グランドの全ての...

[2020-03-20]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調番 k.450

(P)リリー・クラウス:スティーヴン・サイモン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団 1966年6月13日録音
私の知人で、リリー・クラウスの最後の来日公演を聴いたことがあるという人がいます。彼の言によれば、その演奏会は惨憺たるもので二度と思い出したくもないような代物だったようです。 演奏家の引き際というものは難しいものです。 最近の例で言え...

[2020-03-19]・・・ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 RV 47

(Cello)アントニオ・ヤニグロ:(Cemalo)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ 1950年代前半録音
ヴィヴァルディのことを「品のない音楽」という人もいるのですが、それは演奏の仕方にも問題があるのではないかと気づかせてくれたのがこのヤニグロによる録音です。 ピリオド演奏が隆盛を極めた21世紀初頭にはこういう作品も録音される機会が増えていき...

[2020-03-18]・・・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26

(P)サンソン・フランソワ:ヴィトルド・ロヴィツキ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1963年6月27日~29日録音
ロシアの作曲家のピアノ協奏曲というのはオーケストラの分厚い響きが独奏ピアノに覆い被さってくるような印象があります。 それはチャイコフスキーにおいてもそうですし、ラフマニノフも同様です。そして、その極めつけがこのプロコフィエフでしょう。 ...
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[2025-08-03]

コダーイ: マロシュセーク舞曲(Zoltan Kodaly:Dances of Marosszek)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年11月15日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on November 15, 1962)

[2025-08-01]

ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」序曲(Johann Strauss:Die Fledermaus Overture)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)

[2025-07-30]

エルガー:行進曲「威風堂々」第3番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 3 in C Minor])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)

[2025-07-28]

バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545(Bach:Prelude and Fugue in C major, BWV 545)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-07-26]

ベートーベン:交響曲第7番 イ長調 作品92(Beethoven:Symphony No.7 in A major ,Op.92)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 1959年録音(Joseph Keilberth:Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on 1959)

[2025-07-24]

コダーイ: ガランタ舞曲(Zoltan Kodaly:Dances of Galanta)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年12月9日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 9, 1962)

[2025-07-22]

エルガー:行進曲「威風堂々」第2番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 2 in A Minor])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)

[2025-07-20]

ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調, Op.53「英雄」(管弦楽編曲)(Chopin:Polonaize in A flat major "Heroique", Op.53)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)

[2025-07-18]

バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(Bach:Toccata and Fugue in D Minor, BWV 565)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-07-16]

ワーグナー:ローエングリン第3幕への前奏曲(Wagner:Lohengrin Act3 Prelude)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1959年12月30日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 30, 1959)