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セルジュ・チェリビダッケ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1950年1月20日録音(Sergiu Celibidache:the Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on January 20, 1950)敗戦直後の瓦礫の街と化したベルリンで演奏されたブラームスの4番を聞いたときは驚きのあまり仰け反ってしまいました。おそらく、私がこういう歴史的録音を紹介しようと思い立った要因の一つであったことは間違いありません。
あのチェリビダッケとベルリ...

(P)パウル・バドゥラ=スコダ (Cello)アントニオ・ヤニグロ (Violine)ジャン・フルニエ 1956年発行(Antonio Janigro:(P)Paul Badura-Skoda (Violine)Jean Fournier Released on 1956)ピアノ・トリオと言うものはなかなか難しいものです。パスキエ・トリオみたいな弦楽トリオよりは作品のレパートリーは多いのでしょうが、それでも常設で活動するとなるとなかなか難しいものがあるようです。
ボザール・トリオの様な存在は珍しくて、古いとこ...

(Vn)ミッシェル・オークレール:ヴィルヘルム・ロイブナー指揮 オーストリア交響楽団 1952年1月26日~27日録音(Michele Auclair:(Con)Wilhelm Loibner Austrian Symphony Orchestra Recorded on 1952)オークレールはパリ音楽院のブシューリのもとで学んだのですが、同門のヴァイオリニストとしてはジネット・ヌボーとローラ・ボベスコ等がいます。その後、1943年にロン=ティボー音楽コンクールで第一位を獲得してジャック・ティボーの知遇を得ます。ただ...

ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1956年2月27日録音(Dimitris Mitropoulos:New York Philharmonic Recorded on February 27, 1956)昨今は右を見ても左を見てもAI絡みの話題があふれています。
すでに、AIの進歩は勝ち負けがはっきりするゲームにおいては人間の領域をはるかに凌駕してしまいました。さらに、生成AIは文章や画像などをまるで人間が作ったかのように作り出します。
...

Arturo Toscanini:NBC Symphony Orchestra Recorded on January 10, 1951(アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1951年1月10日録音)ふと気づいてみれば、トスカニーニがリヒャルト.シュトラウスの作品を録音しているではないですか。
最初は「ふーん」というくらいだったのですが、聞いてみればこれが実に素晴らしい演奏なので驚いてしまいました。とりわけ、「ティル・オイレンシュピー...

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 ビーチャム合唱連盟 1962年9月録音(Jascha Horenstein:Royal Philharmonic Orchestra Beecham Choral Society Recorded on September 1962)ホーレンシュタインという指揮者は本当に謎としか言いようがありません。戦前はフルトヴェングラーの助手も務め順調にキャリアを積み上げていったのですが、ナチスの台頭でアメリカに亡命を余儀なくされ、戦後は1949年にヨーロッパに復帰するものの特定の...

(Cello)パブロ・カザルス:1915年1月15日録音(Pablo Casals:Recorded on January 15, 1915)大阪狭山市でアナログレコードを聞き合う集まりが毎月開催されています。毎月、顔なじみとあれこれおしゃべりできる時間は本当に貴重です。もちろん、持ち寄ったアナログ・レコードを聞くのも楽しみですが・・・(^^;
その集まりで少し前の話なのですが...

(P)ギオマール・ノヴァエス:1951年発行(Guiomar Novaes:Published in 1951)ギオマール・ノヴァエスはかなりまとまった数のショパン作品を録音しています。この時代を考えれば(今の時代も同じかも)当然と言えば当然なのかもしれませんが、やはり聞き手にとっては嬉しい事実です。
ノヴァエスは「ブラジルの偉大なピアニスト」...

アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団 1962年10月録音(Andre Cluytens:Orchestre de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on October, 1962)「モノラルでも録音していたんだ」と最近になって気づいて大いに興味をそそられたと書きながら、肝心のステレオ録音の方の紹介が中途半端になっていることに気づきました。
「マ・メール・ロワ」に「ダフニスとクロエ」、そして、「高雅にして感傷的なワル...

(Cello)ピエール・フルニエ:セルジュ・チェリビダッケ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1945年録音(Pierre Fournier:(Con)Sergiu Celibidache the Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on 1945)まずはこの録音を聞いて刮目するのはその溢れるような生命力と、それに裏付けられたこの上もない喜びです。そして、その喜びは疑いもなくチェリビダッケの指揮によってもたらされています。録音のクレジットには1945年としか記されていませんが、ベルリン...

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:(P)エマニュエル・ベイ 1953年10月16日~17日録音(Jascha Heifetz:(P)Emanuel Bay Recorded on October 16-17, 1953)ハイフェッツと言えば、どうしても彼の卓越したテクニック、いわゆる「名人芸」という事を抜きに語ることは出来ません。しかし、彼の録音を聞き続けてみれば、その名人芸はあくまでも「手段」であって、決して名人芸をひけらかすことだけを目的としたような演...

レナー弦楽四重奏団:1931年8月11&13日録音(Lener String Quartet:Recoeded on August 11&13, 1931)こういう事を書くと叱られそうなのですが、ブラームスの弦楽四重奏曲を聞いて「あぁ、いいなー」と思ったことは一度もありませんでした。調べてみれば、アマデウス弦楽四重奏団の録音を一つだけ取り上げているだけです。
そして、その感想も彼らの手になる...

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1962年9月録音(Jascha Horenstein:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on September, 1962)ホーレンシュタインという指揮者は本当に謎としか言いようがありません。戦前はフルトヴェングラーの助手も務め順調にキャリアを積み上げていったのですが、ナチスの台頭でアメリカに亡命を余儀なくされ、戦後は1949年にヨーロッパに復帰するものの特定の...

(Vn)ミッシェル・オークレール:ヴィルヘルム・ロイブナー指揮 オーストリア交響楽団 1952年1月26日~27日録音(Michele Auclair:(Con)Wilhelm Loibner Austrian Symphony Orchestra Recorded on 1952)オークレールはパリ音楽院のブシューリのもとで学んだのですが、同門のヴァイオリニストとしてはジネット・ヌボーとローラ・ボベスコ等がいます。その後、1943年にロン=ティボー音楽コンクールで第一位を獲得してジャック・ティボーの知遇を得ます。ただ...

アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団 1961年11月録音(Andre Cluytens:Orchestre de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on November, 1961)「モノラルでも録音していたんだ」と最近になって気づいて大いに興味をそそられたと書きながら、肝心のステレオ録音の方の紹介が中途半端になっていることに気づきました。
「マ・メール・ロワ」に「ダフニスとクロエ」、そして、「高雅にして感傷的なワル...

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1967年5月5日録音(George Szell:Cleveland Orchestra Recorded on May 5, 1967)ふと気づくと、セルとクリーブランド管によるロッシーニの序曲集をアップしていないことに気づきました。あの録音は、ある意味では彼らの音楽の特徴をもっとも如実に表現しているものの一つだけに、このうっかりは笑えません。
おそらく、録音が1967年...

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮:ウィーン・フィルハーモニ管弦楽団 1940年5月12日録音録音(Hans Knappertsbusch:Vienna Philharmonic Orchestrar Recorded on May 12, 1940)先に、クナパーツブッシュのト短調(K.550)とハ長調(K.550)のシンフォニーを聴いて、ベームの「彼はモーツァルトとはプラトニックな関係しか築けなかった」と言う言葉に大いに納得したのでした。
しかし、このクナパーツブッシュという男は、...

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1952年3月10日録音(Arturo Toscanini:NBC Symphony Orchestra Recorded on March 10, 1952)ふと気づいてみれば、トスカニーニがリヒャルト.シュトラウスの作品を録音しているではないですか。
最初は「ふーん」というくらいだったのですが、聞いてみればこれが実に素晴らしい演奏なので驚いてしまいました。とりわけ、「ティル・オイレンシュピー...

(1)(Cello)パブロ・カザルス:(P)チャールズ・アルバート・ベイカー 1915年4月14日録音(2)(Cello)パブロ・カザルス:(P)オットー・シュルホフ 1930年3月5日録音((1)Pablo Casals:(P)Charles AlbertRecorded on BakerApril 14, 1915(2)Pablo Casals:(P)Otto Schulhof Recorded on March 5, 1930)大阪狭山市でアナログレコードを聞き合う集まりが毎月開催されています。毎月、顔なじみとあれこれおしゃべりできる時間は本当に貴重です。もちろん、持ち寄ったアナログ・レコードを聞くのも楽しみですが・・・(^^;
その集まりで少し前の話なのですが...

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1963年6月25日録音(Arthur Rubinstein:Recorded on June 25, 1963)ルービンシュタインはショパンのピアノ曲をまとまった形で3回録音しています。言うまでもなく、SP盤の時代、モノラル録音の時代、そしてステレオ録音の時代です。そして、市場に広く出回っているのがステレオ録音の時代で、その録音を持ってルービンシュタ...

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1963年6月25日録音(Arthur Rubinstein:Recorded on June 25, 1963)ルービンシュタインはショパンのピアノ曲をまとまった形で3回録音しています。言うまでもなく、SP盤の時代、モノラル録音の時代、そしてステレオ録音の時代です。そして、市場に広く出回っているのがステレオ録音の時代で、その録音を持ってルービンシュタ...

(P)ディヌ・リパッティ:1947年3月1日&4日録音(Dinu Lipatti:Recorded on March 1&4, 1947)ディヌ・リパッティです。
その名前は喩えが古くて恐縮ですが、水戸黄門の印籠か遠山の金さんの桜吹雪ほどのブランド力があります。それ故に、とりわけ私のような馬齢を重ねたものにとっては、その名を聞くだけで「へへーっ!」とひれ伏してしまうのです。...

(P)ギオマール・ノヴァエス:オットー・クレンペラー指揮 ウィーン交響楽団 1951年6月9日~11日録音(Guiomar Novaes:(Con)Otto Klemperer Vienna Symphony Orchestra Published in June 9-11, 1951)ノヴァエスはセルが指揮するニューヨークフィルと、1951年にショパンのピアノ協奏曲第2番、1952年にベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏しています。どちらもニューヨークフィルの定期演奏会だったのですが、どちらもすでに紹介しています。
...

(Cell)パブロ・カザルス,ポウル・サボ (Vn)シャーンドル・ヴェーグ,シャーンドル・ツェルデ (Viola)ゲオルグ・ヤンツェル 1961年7月録音((Cell)Pablo Casals,Paul Szabo (Vn)Sandor Vegh,Sandor Zoldy (Viola)Georges Janzer Recorded on July, 1961)とある方からのメールで吉田秀和氏が「レコードと演奏」という著作の中で、カザルスとヴェーグ四重奏団によるシューベルトの弦楽五重奏曲についてふれているという情報を寄せていただきました。そして、その中で、吉田秀和氏はその演奏について「私はこの曲が...

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:(P)エマニュエル・ベイ 1950年4月6日録音(Jascha Heifetz:(P)Emanuel Bay Recorded on April 6, 1950)ハイフェッツと言えば、どうしても彼の卓越したテクニック、いわゆる「名人芸」という事を抜きに語ることは出来ません。しかし、彼の録音を聞き続けてみれば、その名人芸はあくまでも「手段」であって、決して名人芸をひけらかすことだけを目的としたような演...

レナー弦楽四重奏団:1933年2月22&27日録音(Lener String Quartet:Recoeded on February 22&27, 1933)こういう事を書くと叱られそうなのですが、ブラームスの弦楽四重奏曲を聞いて「あぁ、いいなー」と思ったことは一度もありませんでした。調べてみれば、アマデウス弦楽四重奏団の録音を一つだけ取り上げているだけです。
そして、その感想も彼らの手になる...

アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団 1962年4月録音(Andre Cluytens:Orchestre de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on April, 1962)「モノラルでも録音していたんだ」と最近になって気づいて大いに興味をそそられたと書きながら、肝心のステレオ録音の方の紹介が中途半端になっていることに気づきました。
「マ・メール・ロワ」に「ダフニスとクロエ」、そして、「高雅にして感傷的なワル...

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1963年6月25日録音(Arthur Rubinstein:Recorded on June 25, 1963)ルービンシュタインはショパンのピアノ曲をまとまった形で3回録音しています。言うまでもなく、SP盤の時代、モノラル録音の時代、そしてステレオ録音の時代です。そして、市場に広く出回っているのがステレオ録音の時代で、その録音を持ってルービンシュタ...

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1967年5月5日録音(George Szell:Cleveland Orchestra Recorded on May 5, 1967)ふと気づくと、セルとクリーブランド管によるロッシーニの序曲集をアップしていないことに気づきました。あの録音は、ある意味では彼らの音楽の特徴をもっとも如実に表現しているものの一つだけに、このうっかりは笑えません。
おそらく、録音が1967年...

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮:ウィーン・フィルハーモニ管弦楽団 1941年11月9日録音(Hans Knappertsbusch:Vienna Philharmonic Orchestrar Recorded on November 9, 1941)クナッパーツブッシュとモーツァルトというのは珍しい取り合わせではないでしょうか。
モーツァルトの音楽は壊れやすくて、デフォルメされることを最も強く拒みます。それにたいして、クナッパーツブッシュはデフォルメの達人です。(^^v
はてさてどんな...
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[2025-07-11]

ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」(Beethoven:Symphony No.6 in F major, Op.68 "Pastoral")
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1960年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1960)
[2025-07-09]

エルガー:行進曲「威風堂々」第1番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 1 In D Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)
[2025-07-07]

バッハ:幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537(J.S.Bach:Fantasia and Fugue in C minor, BWV 537)
(organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 10-12, 1961)
[2025-07-04]

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調, Op.64(Mendelssohn:Violin Concerto in E minor Op.64)
(Vn)ヨーゼフ・シゲティ:トーマス・ビーチャム指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1933年録音(Joseph Szigeti:(Con)Sir Thomas Beecham London Philharmonic Orchestra Recoreded on 1933)
[2025-07-01]

ベートーベン:交響曲第5番 ハ短調 「運命」 作品67(Beethoven:Symphony No.5 in C minor, Op.67)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)
[2025-06-29]

ヘンデル:組曲第12番(第2巻) ト短調 HWV 439(Handel:Keyboard Suite No.12 (Set II) in G Minor, HWV 439)
(P)エリック・ハイドシェック:1964年9月18日~21日&30日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n September 18-21&30, 1964)
[2025-06-27]

ブラームス:ホルン三重奏 変ホ長調, Op.40(Brahms:Horn Trio in E-flat major, Op.40)
(Hr)フランツ・コッホ :(Vn)ワルター・バリリ (P)フランツ・ホレチェック 1952年録音(Franz Koch:(Vn)Walter Barylli (P)Franz Holeschek Recorded on 1952)
[2025-06-25]

バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542(J.S.Bach:Fantaisie Et Fugue En Sol Mineur, BWV 542)
(organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-06-22]

ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲(Ravel:Daphnis And Chole, Suite No.2)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1959年4月19日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on April 19, 1959)
[2025-06-19]

ヘンデル:組曲第16番(第2巻) ト短調 HWV 452(Handel:Keyboard Suite (Set II) in G Minor, HWV 452)
(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月30日&10月1日~2日録音