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ジュリアード弦楽四重奏団:1959年5月18日,21日録音弦楽四重奏曲というジャンルはドイツという国と深く結びついています。その哲学的で深い精神性に満ちた(^^;音楽は、まさにドイツの専売特許みたいなジャンルでした。
そう言う特別な世界に突如参入してきた二人の若きフランス人の作品は明らかに異端で...

ジュリアード弦楽四重奏団:1960年4月6日~7日録音これは何とも不思議な録音です。
ジュリアード弦楽四重奏団のベートーベンといえば60年代に1回、80年代に1回の計2回も全集として録音を完成させています。ですから、1960年にポツンと一つだけ第14番の弦楽四重奏曲が録音されているのは何とも...

(Vn)ジノ・フランチェスカッティ (P)ロベール・カサドシュ 1961年10月2日~7日録音カサドシュとフランチェスカッティという、この時代の大御所も言うべき二人によって、ベートーベンのヴァイオリンソナタが録音されています。
まず始めにクロイツェルと10番、1番のソナタが58年に録音され、残りは1961年にまとめて録音しています...

(P)ロベール・カサドシュ 1958年5月9日録音カサドシュというピアニストは私にとっては「セル&クリーブランド管とたくさんのモーツァルトのコンチェルトを録音してくれた人」というのが第1印象です。
自分自身もすぐれたピアニストであり、さらには指揮者としても異常なまでの完璧主義者であったセ...

ジュリアード弦楽四重奏団:1959年5月7日~8日録音弦楽四重奏曲というジャンルはドイツという国と深く結びついています。その哲学的で深い精神性に満ちた(^^;音楽は、まさにドイツの専売特許みたいなジャンルでした。
そう言う特別な世界に突如参入してきた二人の若きフランス人の作品は明らかに異端で...

ジュリアード弦楽四重奏団:1960年10月24日~25日録音これは何とも不思議な録音です。
ジュリアード弦楽四重奏団のベートーベンといえば60年代に1回、80年代に1回の計2回も全集として録音を完成させています。ですから、1960年にポツンと一つだけ第14番の弦楽四重奏曲が録音されているのは何とも...

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1962年12月3日~4日 & 1963年1月23日録音それにしても、ドーフマンがどうしてここまで「忘却の彼方」に消えてしまったのか、この演奏を聴くと本当に不思議になります。
ただ、調べてみると、驚くほどに残された録音が少ないのです。
録音のキャリアは長くて、SP盤の時代にはベートー...

(P)アニア・ドーフマン:1958年9月18,28,29日 & 12月1~3日,12日 & 1959年9月14日録音それにしても、ドーフマンがどうしてここまで「忘却の彼方」に消えてしまったのか、この演奏を聴くと本当に不思議になります。
ただ、調べてみると、驚くほどに残された録音が少ないのです。
録音のキャリアは長くて、SP盤の時代にはベートー...

(Vn)エリック・フリードマン ワルター・ヘンドル指揮 シカゴ交響楽団 1962年2月3日録音「エリック・フリードマン」というヴァイオリニストも今となっては記憶の彼方に消えつつあります。
一通りプロフィールを紹介すれば以下のようになります。
「1939年にアメリカのニュージャージー州ニューアークに生まれる。6歳よりヴァイオリ...

(Vn)エリック・フリードマン ワルター・ヘンドル指揮 シカゴ交響楽団 1962年2月3日録音「エリック・フリードマン」というヴァイオリニストも今となっては記憶の彼方に消えつつあります。
一通りプロフィールを紹介すれば以下のようになります。
「1939年にアメリカのニュージャージー州ニューアークに生まれる。6歳よりヴァイオリ...

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1962年4月19日 & 12月3日録音この前は「アニア・ドーフマン」という、ほとんどの人にとっては名前も聞いたことがないようなピアニストの演奏でシューマンの「幻想小曲集」を取り上げました。調べてみれば、この作品を取り上げたのがドーフマンの演奏によるものがはじめてなので、比較の対...

フェスティヴァル四重奏団 (doublebass)ステュワート・サンキー 1957年1月13日録音「フェスティヴァル四重奏団」ってのは時々見かけるけれども、なんだか「フェスティヴァル」のための「四重奏団」みたいで安っぽいな、等と思っていました。クラシック音楽というのはそれなりに長く聞いてきたつもりなのですが、未だにこういう「恥さらし」な...

(P)アニア・ドーフマン:1958年9月29日 & 10月8,9日録音「Ania Dorfmann」なんて紹介されても、それって「なんて読めばいいの」レベルの認知度の低さでしょう。
調べてみると、「アニア・ドーフマン」というのがGoogleで検索をかけたときに一番ヒットしますから、それが一般的なのでしょう。...

アンソニー・コリンズ指揮 Members of the New Symphony Orchestra of London 1952年3月31日~4月1日録音アンソニー・コリンズのプロフィールはザッとこんな感じらしいです。
1893年にイギリスのサセックス州ヘイスティングスに生まれる。
17歳でヘイスティングス市立管弦楽団に入団してヴィオラ奏者を務める。
第一次世界大戦が始ま...

(P)バックハウス 1961年11月録音前回は演奏する側は限られた作品を自らのプログラムとして徹底的に作品を分析し、その分析した結果を実際の音に変換するために訓練を重ねるのだが、聞き手の方はそれと同じだけの「傾注」は基本的に無理だしやる必要もないという、いささか開き直ったようなこ...

アンソニー・コリンズ指揮 Members of the New Symphony Orchestra of London 1952年3月31日~4月1日録音アンソニー・コリンズのプロフィールはザッとこんな感じらしいです。
1893年にイギリスのサセックス州ヘイスティングスに生まれる。
17歳でヘイスティングス市立管弦楽団に入団してヴィオラ奏者を務める。
第一次世界大戦が始ま...

(P)クラウディオ・アラウ 1966年4月録音演奏に対する評価を聞き手の「主観」や今までの「経験」だけを頼りに述べることに対して否定的な態度をとる人がいます。とりわけ、それなりに音楽というものを「専門」的に学んだことがある人は、スコアをそれなりに分析できるので、その分析に基づいて疑問を...

コリン・デイヴィス指揮 Sinfonia of London 1960年11月27日~28日録音前回も少しふれたように、デイヴィスが指揮者へのキャリアを切り開けたのは、クレンペラーが病気でキャンセルしたとき(1959年)に、その代役として「ドン・ジョヴァンニ」を指揮して大成功を収める事ができたからです。
こういう話を聞くとつくづ...

ボザール・トリオ 1964年録音ボザール・トリオはピアノのメナヘム・プレスラーが中心となって1955年に結成されました。設立当初のメンバーはヴァイオリンにダニエル・ギレ、チェロにバーナード・グリーンハウスでした。その後、ヴァイオリンはイシドア・コーエン(1968年~)、イ...

コリン・デイヴィス指揮 Sinfonia of London 1960年3月29日録音80を超えた後も元気に活躍していたコリン・デイヴィスの「最初の一歩」を知ることができるという意味でも、なかなかに興味深い録音だと言えるのではないでしょうか。そして、そう言う「位置づけ」の指揮者の録音もパブリックドメインの仲間入りをしてきたこ...

カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1966年2月録音ベームという人は見かけは「オーストリアのおっさん」であり、そのしゃべり方も最後まで田舎の訛りが抜けなかった人でした。しかし、そう言う見かけとは裏腹に、音楽に関しては非常に理知的なアプローチをする人でした。
彼は演奏会にのぞむときには、...

(P)バックハウス 1963年2月録音ベートーベンのピアノ・ソナタを全曲録音するというのは、今の時代ならばちょっと名が売れればすぐに取り組んでしまうほどお手軽になりましたが、60年代の昔であれば、ちょっとやそっとではチャレンジできるようなことではなかったのです。ですから、バック...

カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1966年2月録音ベーム&ベルリンフィルによるモーツァルトの交響曲はパブリックドメインになるたびにアップしていると思っていたのですが、最初の2曲だけをアップして、その後完全に失念してしまっていたようです。
それは言葉をかえれば、私の中のベームの立ち位置がそ...

(P)クラウディオ・アラウ 1965年11月録音ベートーベンのピアノ・ソナタを全曲録音するというのは、今の時代ならばちょっと名が売れればすぐに取り組んでしまうほどお手軽になりましたが、60年代の昔であれば、ちょっとやそっとではチャレンジできるようなことではなかったのです。ですから、バック...

カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1961年2月録音ベーム&ベルリンフィルによるモーツァルトの交響曲はパブリックドメインになるたびにアップしていると思っていたのですが、最初の2曲だけをアップして、その後完全に失念してしまっていたようです。
それは言葉をかえれば、私の中のベームの立ち位置がそ...

(P)クラウディオ・アラウ 1965年10月録音バックハウスを取り上げた時に、ほぼ同時期にソナタの全曲録音を行っていたこともあって、比較のためにアラウを取り上げました。その比較の中であれこれ述べたのですが、私の言だけでは一方的すぎますから実際の音源もアップしておきます。
アラウはよく「...

カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1961年2月録音ベーム&ベルリンフィルによるモーツァルトの交響曲はパブリックドメインになるたびにアップしていると思っていたのですが、最初の2曲だけをアップして、その後完全に失念してしまっていたようです。
それは言葉をかえれば、私の中のベームの立ち位置がそ...

レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨークフィル 1963年3月27日録音非常に勢いのある、ある意味では「鋭角的」な「未完成に」になっています。
その一番の理由は、「楽譜」に示されている「アクセント」をかなり律儀に、そして強めに演奏しているからでしょう。
よく知られた話ですが、シューベルトはアクセントを長...

(P)クラウディオ・アラウ 1965年10月録音バックハウスはこのソナタを1963年に録音しています。
「作品109」と「作品111」は1961年に録音しているのに、これだけが取り残されたのは不思議な話です。しかし、この2年のタイムラグがバックハウスにとっては小さなものではなかったよう...

(P)ヴィルヘルム・バックハウス 1961年11月録音とあるピアニストがこのようなことを語っていました。
「バックハウスは何故か素人と評論家には人気がある。プロのピアニストが良くないというバックハウスとブレンデルが一番評価が高いという、まあ、おかしな現象でしょうね。」
世界中のプロのピ...
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[2025-11-13]

ベートーベン:交響曲第7番 イ長調 作品92(Beethoven:Symphony No.7 in A major , Op.92)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1962年1月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on January, 1962)
[2025-11-11]

ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調, Op.20(Beethoven:Septet in E-Flat Major, Op.20)
バリリ弦楽アンサンブル&ウィーン・フィルハーモニー木管グループ:1954年録音(Barylli String Ensemble:Vienna Philharmonic Wind Group:Recorded on 1954)
[2025-11-10]

J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541(J.S.Bach:Prelude and Fugue in G major, BWV 541)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)
[2025-11-08]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」 嬰ハ短調 Op.27-2(Beethoven:Piano Sonata No.14 in C-sharp minor, Op.27-2 "Moonlight")
(P)ハンス・リヒター=ハーザー 1955年11月録音(Hans Richter-Haaser:Recorded on November, 1955)
[2025-11-06]

ヴェルディ:弦楽四重奏曲(Verdi:String Quartet in E Minor)
イタリア四重奏団 1950年11月24日~29日録音(Quartetto Italiano:Recorded on November 24-29, 1950)
[2025-11-04]

フォーレ:夜想曲第5番 変ロ長調 作品37(Faure:Nocturne No.5 in B-flat major, Op.37)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-11-02]

バックス:交響詩「ファンドの園」(Bax:The Garden of Fand)
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1956年6月20日録音(Sir John Barbirolli:Halle Orchestra Recorded on June 20, 1956)
[2025-10-31]

ベートーベン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 「大公」 Op.97(Beethoven:Piano Trio No.7, Op.97 in B-flat major "Archduke")
(P)エミール・ギレリス (Vn)レオニード・コーガン (Cello)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ 1956年録音(Emil Gilels:(Cello)Mstislav Rostropovich (Violine)Leonid Kogan Recorded on 1956)
[2025-10-29]

J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ長調 BWV.536(J.S.Bach:Prelude and Fugue in A major, BWV 536)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)
[2025-10-27]

ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」(Beethoven:Symphony No.6 in F major, Op.68 "Pastoral")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年10月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on October, 1961)