クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



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更新履歴(リスニングルーム)

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[2017-10-30]・・・シューベルト:交響曲第2番 変ロ長調 D.125

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1952年2月9日録音
この録音にはあれこれと複雑な感情を引き起こされます。 ミュンシュは9番「グレート」に対したときと同じ意気込みと方法論を持って、シューベルトの習作とも言うべき交響曲に対して臨んでいるからです。 まさに「鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん」なのです...

[2017-10-29]・・・シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 「春」作品38

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1959年10月5日録音
第1楽章の導入部はミンシュにしてはゆったりとした感じで入ってくるのですが、主部に入るやいなや、まってましたとばかりの快速テンポで駆けだしていきます。 しかし、その後はどちらかと言えば真っ当なテンポと造形で、続く第2楽章のラルゲットもしみじ...

[2017-10-29]・・・シューマン:マンフレッド序曲 作品115

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1959年10月5日録音
シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 「春」作品38の演奏へのコメントです 第1楽章の導入部はミンシュにしてはゆったりとした感じで入ってくるのですが、主部に入るやいなや、まってましたとばかりの快速テンポで駆けだしていきます。 しかし、その後は...

[2017-10-28]・・・チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 作品33

(Cello)ヤーノシュ・シュタルケル:アンタル・ドラティ指揮 ロンドン交響楽団 1964年6月録音
チャイコフスキーの「ロココ風の変奏」が1曲もアップされていないようですが、と言うメールをいただきました。 「そんな、馬鹿なことはないだろう?」と思って調べてみると、何と「アップ」していません。 もちろん、アップした音源の数は3500...

[2017-10-28]・・・チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 作品33

(Cello)モーリス・ジャンドロン:エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1953年11月録音
チャイコフスキーの「ロココ風の変奏」が1曲もアップされていないようですが、と言うメールをいただきました。 「そんな、馬鹿なことはないだろう?」と思って調べてみると、何と「アップ」していません。 もちろん、アップした音源の数は3500...

[2017-10-27]・・・バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(BWV 862‐BWV 869)

(P)グールド 1962年6月7,8,14日&9月20,21日録音
このグールドの平均率の録音は長きにわたって「名盤」と言うことになっていますが、正直に告白すれば、これを聞いて心楽しくなったことはほとんどありません。楽しくなるどころか、聞けば聞くほど心が窮屈になっていくような音楽です。 では、つまらない演奏...

[2017-10-26]・・・ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1956年4月19日録音
最近はあまり使われなくなりましたが、一頃「ト盤」という言葉がよく使われました。 「ト盤」とは「とんでもない演奏が収録されているレコード(CD)盤」という意味なのですが、その「とんでもない」というのは当然の事ながら「とんでもなく素晴らしい」...

[2017-10-25]・・・ショーソン:交響曲 変ロ長調 作品20

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1962年2月26日録音
ショーソンの交響曲なんてのはマイナーだから、と書こうとして調べてみると既に2種類の音源をアップしてありました。 ポール・パレー指揮 デトロイト交響楽団 1956年3月23日録音 モントゥー指揮 サンフランシスコ交響楽団 19...

[2017-10-25]・・・モーツァルト:ピアノソナタ第15番 ヘ長調 K.533/494

(P)アルド・チッコリーニ 1956年2月21日録音
チッコリーニは1953年と56年二回に分けてそれなりにまとまった数のモーツァルトのピアノソナタを録音しています。 1953年に録音したもの ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280/189e(1953年12月8日録音) ピア...

[2017-10-24]・・・ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 作品88

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1961年3月15日録音
ミュンシュのドヴォルザークというのは非常に珍しいです。序曲のような小品まではチェックしていませんが、基本的にはこの第8番の交響曲とピアティゴルスキーをソリストにむかえたチェロ協奏曲くらいしか録音をしていないのではないでしょうか。 そして、...

[2017-10-24]・・・モーツァルト:ピアノソナタ第13番 変ロ長調 K.333/315c

(P)アルド・チッコリーニ 1956年2月21日録音
チッコリーニは1953年と56年二回に分けてそれなりにまとまった数のモーツァルトのピアノソナタを録音しています。 1953年に録音したもの ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280/189e(1953年12月8日録音) ピア...

[2017-10-23]・・・パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 作品6

(Vn)ユーディ・メニューイン:アナトール・フィストゥラーリ指揮 ロンドン交響楽団 1955年録音
メニューヒンはパガニーニの協奏曲(第1番)を3回録音しています。 モントゥー指揮 パリ交響楽団 1934年5月録音 フィストゥラーリ指揮 ロンドン交響楽団 1955年録音 エレーデ指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団...

[2017-10-23]・・・モーツァルト:ピアノソナタ第12番 ヘ長調 K.332/300k

(P)アルド・チッコリーニ 1953年12月10日録音
チッコリーニは1953年と56年二回に分けてそれなりにまとまった数のモーツァルトのピアノソナタを録音しています。 1953年に録音したもの ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280/189e(1953年12月8日録音) ピア...

[2017-10-22]・・・シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120

グィード・カンテッリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1953年5月15日&21日録音
こういう演奏を聴くと、カンテッリにとっては自分を引き上げてくれたトスカニーニの影響は大きかったのかなと思ってしまいます。 そして、ふと頭をよぎったのはバイロン・ジャニスとホロヴィッツの関係です。 ホロヴィッツは不思議なことにラフマニ...

[2017-10-22]・・・モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 "Jupiter" K.551

カール・シューリヒト指揮 パリ・オペラ座管弦楽団 1964年6月録音
今さら何も付け加える必要もない名盤です。 ただし、その「名盤」という評価は宇野功芳氏の独特な価値観に基づく絶賛を基盤としているため、異論があることも事実です。 実際、私などはどうしても好きになれない物言いなので、彼が褒めているものは何と...

[2017-10-21]・・・ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1956年4月17日録音
この録音を聞いていて一つの記憶が蘇ってきました。 それは、一度だけなのですが、大フィルをOzawaが指揮したコンサートを聴いたことがあって、その時のプログラムが武満の弦楽のためのレクイエムとブラームスの1番でした。 武満の音楽はとて...

[2017-10-21]・・・モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 k.550

カール・シューリヒト指揮 パリ・オペラ座管弦楽団 1964年6月録音(?)
今さら何も付け加える必要もない名盤です。 ただし、その「名盤」という評価は宇野功芳氏の独特な価値観に基づく絶賛を基盤としているため、異論があることも事実です。 実際、私などはどうしても好きになれない物言いなので、彼が褒めているものは何と...

[2017-10-20]・・・ラヴェル:ボレロ

コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1958年2月21日録音
おそらく、良くも悪くもコンセルヴァトワールのオケの特徴が出た演奏です。 このオケのボレロと言えば、音楽監督であるクリュイタンスと録音した61年盤が思い浮かびます。あれは、ボレロの決定盤と評価され続けてきたのですが、その反面として「オケが下手...

[2017-10-19]・・・ドビュッシー:3つの交響的スケッチ「海」

コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1958年3月15日~17日録音
まず最初にお詫びをしておかなければいけません。 誰にかというと、それはシルヴェストリに対してです。 かつて、彼について「出来上がったオケに乗っかってこそ本領が発揮できるタイプ」だと書いたことがあります。 そして、「そして、ボーンマ...

[2017-10-18]・・・モーツァルト:交響曲第38番 k.504 ニ長調 「プラハ」

カール・シューリヒト指揮 パリ・オペラ座管弦楽団 1963年6月録音
今さら何も付け加える必要もない名盤です。 ただし、その「名盤」という評価は宇野功芳氏の独特な価値観に基づく絶賛を基盤としているため、異論があることも事実です。 実際、私などはどうしても好きになれない物言いなので、彼が褒めているものは何と...

[2017-10-17]・・・シューベルト:交響曲第8(9)番 ハ長調 「ザ・グレート」 D.944

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1958年11月19日録音
冒頭のホルンソロから早めのテンポで始まるので、来た来た!と言う感じなのですが、聞き進んでいくうちにそれどころではない剛直な表現に言葉を失ってしまいます。 おそらく、ベートーベンの交響曲でもここまで強烈な表現と出会うことは稀です。それがシュ...

[2017-10-16]・・・チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴(Pathetique)」

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1953年11月30日 & 1954年4月14日録音
第1楽章の冒頭部分を聞いただけで、これはとても端正でスッキリした音楽だなと予感させます。チャイコフスキーの「悲愴」ともなれば「ドロドロ路線」の演奏も多くてそれはそれで面白いのですが、そう言う路線とは真逆の演奏であることが宣言されています。 ...

[2017-10-16]・・・モーツァルト:ピアノソナタ第9番 ニ長調 K.311

(P)アルド・チッコリーニ 1953年12月8日録音
チッコリーニは1953年と56年二回に分けてそれなりにまとまった数のモーツァルトのピアノソナタを録音しています。 1953年に録音したもの ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280/189e(1953年12月8日録音) ピア...

[2017-10-15]・・・ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1955年12月5日録音
これは素晴らしい演奏であり、素晴らしい録音です。 50年代中庸のミュンシュ&ボストン響の充実ぶりを如実に証明するものですし、ステレオ録音という新しい技術をいち早く手に入れて業界の先頭をつっぱしていると言うRCAの自負と自信が溢れています。...

[2017-10-15]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482

(ピアノと指揮)ゲザ・アンダ:ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ 1962年4月録音
この前日にセルとカサドシュのコンビによる録音を紹介しました。今さらいうまでもないことですが、とても立派なモーツァルトです。しかし、その事は認めながらも、最後にこんなことを追記しました。 「ただし、これを聞いて「退屈でつまらん」と思う人...

[2017-10-14]・・・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1958年10月27日録音
ミュンシュとブラームスは相性がいいようです。 ただし、ミュンシュのブラームスと言えば真っ先に思い浮かぶパリ管との67年盤(ブラームスの1番)とは随分テイストが違います。あれはもう、まるでフルトヴェングラーを思い出させるような演奏でした。 ...

[2017-10-13]・・・チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴(Pathetique)」

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1962年5月12日録音
ミュンシュのベートーベンの9番がFlacデータベースの方にはアップされていないので、是非アップしてくださいというメールをいただきました。 そんな馬鹿な、そんな音源はとっくの昔にアップしてますよ・・・と思いながら確認してみると、何とアップし...

[2017-10-12]・・・Strauss Festival

カール・シューリヒト指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1963年9月録音
噂によると、シューリヒトはこの録音に先立って「私はウィーン生まれではないので、ウィーンの人が持つ真のウィーン精神から少しでもはずれる事があれば正しい道に引き戻して下さい」みたいな事をオーケストラのメンバーに語ったという話が残っています。 ...

[2017-10-08]・・・シューベルト:交響曲第8(9)番 ハ長調 「ザ・グレート」 D.944

カール・シューリヒト指揮 南西ドイツ放送交響楽団 1960年録音
この録音についてはあまり芳しくない評価があちこちで見受けられます。 しかし、いつも言っていることですが、録音の評価というのは難しいものです。それはシステムのクオリティと使いこなしというレベルだけでなく、それが鳴っている空間まで含めた複雑な...

[2017-10-07]・・・Carl Schuricht Dirigiert Romantische Ouverturen

カール・シューリヒト指揮 南西ドイツ放送交響楽団 1960年&1962年9月録音
オケの能力もあるのでしょうが、特に素晴らしいのは後の「シュトゥットガルト放送交響楽団」となる「南ドイツ放送交響楽団」による「フィンガルの洞窟」です。 全体の響きのバランスがよくて、どっしりとした低声部の上に透明感の高い響きが素晴らしいです...
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[2025-08-16]

ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, 作品73(Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1946年10月14日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on October 14, 1946)

[2025-08-14]

ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲&第3幕への前奏曲~従弟たちの踊りと親方達の入場(Wagner:Die Meistersinger Von Nurnberg Prelude&Prelude To Act3,Dance Of The Apprentices)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)

[2025-08-11]

エルガー:行進曲「威風堂々」第4番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 4 In G Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)

[2025-08-09]

バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533(Bach:Prelude and Fugue in E minor, BWV 533)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-08-07]

ベートーベン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93(Beethoven:Symphony No.8 in F major , Op.93)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)

[2025-08-05]

ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op. 115(Brahms:Clarinet Quintet in B Minor, Op.115)
(Clarinet)カール・ライスター:アマデウス四重奏団 1967年3月録音(Karl Leister:Amadeus Quartet Recorded on March, 1967)

[2025-08-03]

コダーイ: マロシュセーク舞曲(Zoltan Kodaly:Dances of Marosszek)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年11月15日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on November 15, 1962)

[2025-08-01]

ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」序曲(Johann Strauss:Die Fledermaus Overture)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)

[2025-07-30]

エルガー:行進曲「威風堂々」第3番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 3 in C Minor])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)

[2025-07-28]

バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545(Bach:Prelude and Fugue in C major, BWV 545)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)