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更新履歴(リスニングルーム)
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エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1959年3月12日録音少し前になるのですが、この第5番の録音については次のように書いたことがありました。
最後に、死の一ヶ月前に録音された第5番でも、気迫にあふれた迫力満点の演奏を聴かせてくれています。ただし、ライブと言うことなので低域と高域が上手く拾えて...

(P)ゲザ・アンダ:ラファエル・クーベリック指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1963年9月23日録音まず最初に誰もが感じるのは、ピアノというのはかくも美しい響きのする楽器だったのかという驚きでしょう。それほどまでに、ここでのアンダのピアノは粒立ちがよく透明感にあふれています。その響きに対して「極上」という形容詞を与えても間違いとは言われな...

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 1944年9月9日録音クナッパーツブッシにとってブラームスの3番はもっとも得意としていた作品であり、多くの録音を残しています。ざっと思いつくだけでも以下の通りでしょうか、探せば他にもあるのかおしれません
1942年2月(ベルリン・フィル)
194...

(P)ジュリアス・カッチェン ピエール・モントゥー指揮 ロンドン交響楽団 1959年5月24日~25日録音こういう演奏を聴かされると、カッチェンは20世紀というスパンで計っても指折りのピアニストであったと確信が持てます。そして、そう思わせる背景にはモントゥーのサポートがあります。
基本が交響曲を指向した音楽であり、それを途中で強引にピアノ協奏...

(vn)ヤッシャ・ハイフェッツ&イスラエル・ベイカー (va)ウィリアム・プリムローズ&ヴァージニア・マジェフスキ (vc)グレゴール・ピアティゴルスキ&ガーボル・レイト 1961年8月28日~29日録音
ヴァイオリンのハイフェッツ、ヴィオラのプリムローズ、そしてチェロのピアティゴルスキーの3人が中心となって60年代の初め頃に面白い室内楽演奏を残してくれています。
ざっと調べただけで以下の録音を拾い出せました。50年代にはベートーベンの...

(P)ジュリアス・カッチェン エードリアン・ボールト指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1954年5月10日録音これを聞くと、興が乗ってきて調子が出てくると走り出してしまうカッチェンの癖はかなり根深いものだったのだと思わずにはおれません。
チャイコフスキーのコンチェルトを取り上げたときに「コンチェルトの場合ならば相手となる指揮者とオケがいるわけです...

(Vn)イェフディ・メニューイン 1936年2月3日録音とある雑誌で坂本龍一氏がバッハのこの作品を取り上げていて、一番好きな録音としてメニューインのものを挙げていたのです。
坂本龍一ともあろうものが何というチョイスだと思いました。
1956年から57年にかけて録音されたメニューインの無伴奏ヴ...

(P)ジュリアス・カッチェン マントヴァーニ楽団 1955年5月5日&7日録音これはとても面白い演奏と録音です。
マントヴァーニと言えばヴァイオリンの響きを巧みに生かしたイージー・リスニングの第一人者というのが通り相場です。当然の事ながら、クラシック畑の人間からすれば「軽く」見られる存在であったことは否定できません...

(Vn)イェフディ・メニューイン 1934年5月23日録音とある雑誌で坂本龍一氏がバッハのこの作品を取り上げていて、一番好きな録音としてメニューインのものを挙げていたのです。
坂本龍一ともあろうものが何というチョイスだと思いました。
1956年から57年にかけて録音されたメニューインの無伴奏ヴ...

(P)ジュリアス・カッチェン ピエロ・ガンバ指揮 ロンドン交響楽団 1955年12月15日~16日録音さて、この音源をアップしたものかどうか少しばかり悩みました。
プラス面としては、カッチェンが29才、指揮者のガンバは何と19才という若者二人による満々たる覇気に満ちた演奏が聞けると言うことです。とりわけ、カッチェンのピアノは凄まじくて、己...

サー・ネヴィル・マリナー指揮 (Recorder)ベルナルド・クライニス ロンドン・ストリングス 1965年録音マリナーという指揮者は長きにわたって低く見積もられてきた指揮者でした。
誰の言葉だったのかは失念してしまいましたが、来日公演の時に、その登場の仕方がヘコヘコとあまりにも腰が低くて、まるでどこかの営業マンみたいだったとボロクソに書いている評...

エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1957年5月22日、25日録音ベイヌムはベートーベンは1曲しか正規に録音しなかったのですが、シューベルトは3曲も録音しています。
ただし、その選択はかなり変わっています。
交響曲第3番 ニ長調 D.200 1955年6月6日、9日録音
交響曲第6番 ハ...

(Vn)イェフディ・メニューイン 1935年12月19日録音とある雑誌で坂本龍一氏がバッハのこの作品を取り上げていて、一番好きな録音としてメニューインのものを挙げていたのです。
坂本龍一ともあろうものが何というチョイスだと思いました。
1956年から57年にかけて録音されたメニューインの無伴奏ヴ...

シャルル・ミュンシュ指揮 (va)ウィリアム・プリムローズ ボストン交響楽団 1958年3月31日録音まずこの録音のポイント幾つかあげるとすれば、真っ先に指を折りたいのは独奏ヴィオラをプリムローズが担当していることです。
「ヴィオラ独奏付き交響曲」なので、協奏曲のようにソリストが活躍できるわけでもない音楽です。
通常のコンサートだと、ソ...

サー・ネヴィル・マリナー指揮 (Recorder)ベルナルド・クライニス ロンドン・ストリングス 1965年録音マリナーという指揮者は長きにわたって低く見積もられてきた指揮者でした。
誰の言葉だったのかは失念してしまいましたが、来日公演の時に、その登場の仕方がヘコヘコとあまりにも腰が低くて、まるでどこかの営業マンみたいだったとボロクソに書いている評...

エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1955年6月6日、9日録音ベイヌムはベートーベンは1曲しか正規に録音しなかったのですが、シューベルトは3曲も録音しています。
ただし、その選択はかなり変わっています。
交響曲第3番 ニ長調 D.200 1955年6月6日、9日録音
交響曲第6番 ハ...

(Vn)イェフディ・メニューイン 1935年12月19日録音とある雑誌で坂本龍一氏がバッハのこの作品を取り上げていて、一番好きな録音としてメニューインのものを挙げていたのです。
坂本龍一ともあろうものが何というチョイスだと思いました。
1956年から57年にかけて録音されたメニューインの無伴奏ヴ...

(P)ジュリアス・カッチェン サー・ゲオルグ・ショルティ指揮 ロンドン交響楽団 1958年6月18日~20日録音まずは、1958年の録音なのですが、驚くほどに音がいいのには驚いてしまいます。
確かに、協奏曲というスタイルから考えるといささかピアノの響きがオンに過ぎるかもしれませんが、ラフマニノフのコンチェルトというのは基本的にはピアノのヴィルトゥオ...

エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1954年5月22日録音ベイヌムはブラームスの交響曲第1番のリハーサルを行っていた最中に倒れ、わずか57歳で死去しました。
僅か27才でコンセルトヘボウにデビューし、その2年後には次席指揮者、38年からはメンゲルベルクととともに首席指揮者を務めるようになります。...

(Vn)ユーディ・メニューイン:1935年12月19日 & 1936年2月3日録音とある雑誌で坂本龍一氏がバッハのこの作品を取り上げていて、一番好きな録音としてメニューインのものを挙げていたのです。
坂本龍一ともあろうものが何というチョイスだと思いました。
1956年から57年にかけて録音されたメニューインの無伴奏ヴ...

エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1958年7月1日~5日録音このベイヌムによる「水上の音楽」はセルやカラヤンのように刈り込んだ「ハーティ版」ではなくて全曲演奏です。
しかし、新ヘンデル全集の「レートリッヒ版」とは少しばかり違う、旧ヘンデル全集の「クリュザンダー版」なるものが使われています。このあた...

サー・ネヴィル・マリナー指揮 (Recorder)ベルナルド・クライニス ロンドン・ストリングス 1965年録音マリナーという指揮者は長きにわたって低く見積もられてきた指揮者でした。
誰の言葉だったのかは失念してしまいましたが、来日公演の時に、その登場の仕方がヘコヘコとあまりにも腰が低くて、まるでどこかの営業マンみたいだったとボロクソに書いている評...

サー・ネヴィル・マリナー指揮 (Recorder)ベルナルド・クライニス ロンドン・ストリングス 1965年録音マリナーという指揮者は長きにわたって低く見積もられてきた指揮者でした。
誰の言葉だったのかは失念してしまいましたが、来日公演の時に、その登場の仕方がヘコヘコとあまりにも腰が低くて、まるでどこかの営業マンみたいだったとボロクソに書いている評...

カール・シューリヒト指揮 南西ドイツ放送交響楽団 1960年12月録音シューリヒトの音楽と言えば淡彩でさらさららと流れていくというのが一般的です。しかし、50年代の録音などを聞いていると、さらさらと流れているようで、細かく見ていると結構微妙なニュアンスを付与していることに気づく場面があります。
しかし、この...

カール・シューリヒト指揮 南西ドイツ放送交響楽団 1960年12月録音シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 「ライン」 作品97の演奏へのコメントです
シューリヒトの音楽と言えば淡彩でさらさららと流れていくというのが一般的です。しかし、50年代の録音などを聞いていると、さらさらと流れているようで、細かく見ている...

ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 ウィーン交響楽団 1961年11月~12月録音サヴァリッシュは1960年にウィーン交響楽団のシェフに就任して70年に退いています。年齢的に言えば30代後半からの10年という事になります。
この10年間にブラームスの関してはまとまった録音を残しているのですが、それ以外にハイドン、シュー...

ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 ウィーン交響楽団 ウィーン楽友協会合唱団 (S)ウィルマ・リップ (A)アーフェ・ヘイニス (Bass)フランツ・クラス 1962年2月録音サヴァリッシュはケルンの歌劇場の音楽総監督の職を得た1960年にウィーン交響楽団の首席指揮者も勤めることになります。そのウィーンの交響楽団を使って、フィリップスはこのコンビで精力的に録音活動を開始します。そして、その手始めとして計画されたの...

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1955年1月11日録音LPレコードのジャケットというのは、SP盤とは異なるLP盤故の「特性」のために「発明」されたものでした。
まず、何とってもLP盤はSP盤よりははるかに細かい溝が刻まれていて、その溝をカートリッジがトレースするのですから埃は大敵です。それに...

サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1966年1月録音バルビローリにとってシベリウスは重要なレパートリーであり、それ故に彼のシベリウス演奏は高い評価を得ていました。
そんなバルビローリが手兵のハレ管と、1966年から69年にかけて交響曲と主だった管弦楽曲の録音を行います。そして、この録音は長...

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1960年3月7日録音この録音にはあれこれと複雑な感情を引き起こされます。
ミュンシュは9番「グレート」に対したときと同じ意気込みと方法論を持って、シューベルトの習作とも言うべき交響曲に対して臨んでいるからです。
まさに「鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん」な...
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[2025-08-16]

ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, 作品73(Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1946年10月14日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on October 14, 1946)
[2025-08-14]

ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲&第3幕への前奏曲~従弟たちの踊りと親方達の入場(Wagner:Die Meistersinger Von Nurnberg Prelude&Prelude To Act3,Dance Of The Apprentices)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)
[2025-08-11]

エルガー:行進曲「威風堂々」第4番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 4 In G Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)
[2025-08-09]

バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533(Bach:Prelude and Fugue in E minor, BWV 533)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-08-07]

ベートーベン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93(Beethoven:Symphony No.8 in F major , Op.93)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)
[2025-08-05]

ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op. 115(Brahms:Clarinet Quintet in B Minor, Op.115)
(Clarinet)カール・ライスター:アマデウス四重奏団 1967年3月録音(Karl Leister:Amadeus Quartet Recorded on March, 1967)
[2025-08-03]

コダーイ: マロシュセーク舞曲(Zoltan Kodaly:Dances of Marosszek)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年11月15日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on November 15, 1962)
[2025-08-01]

ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」序曲(Johann Strauss:Die Fledermaus Overture)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)
[2025-07-30]

エルガー:行進曲「威風堂々」第3番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 3 in C Minor])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)
[2025-07-28]

バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545(Bach:Prelude and Fugue in C major, BWV 545)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)