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更新履歴(リスニングルーム)
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ストコフスキー指揮 シンフォニー・オブ・ジ・エアー 1958年12月録音ストコフスキーはステレオの離陸期(1956年?1958年)にキャピトル・レーベルに集中的に録音をしています。
これを聞いてみると、実に奇妙な感覚におそわれます。
まず、その最大の特徴は、選曲が極めてマイナーだと言うことです。お得意の...

ストコフスキー指揮 フランス国立放送管弦楽団 1958年5月録音ストコフスキーはステレオの離陸期(1956年?1958年)にキャピトル・レーベルに集中的に録音をしています。
これを聞いてみると、実に奇妙な感覚におそわれます。
まず、その最大の特徴は、選曲が極めてマイナーだと言うことです。お得意の...

ストコフスキー指揮 ストコフスキー・シンフォニー・オーケストラ 1957年8月録音いかに後期ロマン派の範疇に入る音楽だとはいえ、わけの分からない「無調音楽の大家」というレッテルの貼られたシェーンベルグの音楽をこの時代に取り上げたストコフスキーはやっぱりエライと思います。
ですから、この録音を聞いて、縦の線が不明瞭だとか...

フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1950年1月21,23,24日録音フルトヴェングラーは、その残された言葉や文章を見る限り、いわゆる「標題音楽」というものを評価していなかったことは明らかです。例えば、彼は、標題音楽というものはフラワーアレンジメントみたいなものだと語っています。中には趣味のよい組み合わせもあ...

フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1954年3月3日録音フルトヴェングラーは、その残された言葉や文章を見る限り、いわゆる「標題音楽」というものを評価していなかったことは明らかです。例えば、彼は、標題音楽というものはフラワーアレンジメントみたいなものだと語っています。中には趣味のよい組み合わせもあ...

フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1954年3月2&3日録音フルトヴェングラーは、その残された言葉や文章を見る限り、いわゆる「標題音楽」というものを評価していなかったことは明らかです。例えば、彼は、標題音楽というものはフラワーアレンジメントみたいなものだと語っています。中には趣味のよい組み合わせもあ...

カンテッリ指揮 NBC交響楽団 1954年4月6日録音カンテッリのフランクを聞いていて、そう言えばフルトヴェングラーの53年盤をアップしていないことに気づきました。
この二人の演奏は両極と言っていいほどに佇まいが異なっているので、これを同時にアップするのは面白そうです。また言葉をかえれば、ト...

フルトヴェングラー指揮 ウィーンフィル 1953年12月14.15日録音カンテッリのフランクを聞いていて、そう言えばフルトヴェングラーの53年盤をアップしていないことに気づきました。
この二人の演奏は両極と言っていいほどに佇まいが異なっているので、これを同時にアップするのは面白そうです。また言葉をかえれば、ト...

カンテッリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 (Hr)Brain 1951年10月16日録音カンテッリと言えば「トスカニーニの後継者」というタグがついてしまっているので、推進力に富んだ颯爽とした演奏というイメージがつきまといます。確かに、既にアップしてある一連のチャイコフスキーやブラームスの1番、メンデルスゾーンの4番などはまさに...

カンテッリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1955年8月12,13&16日録音いろいろな意味で、考え込まされる録音です。
まずは、その明晰きわまりない音楽作りは、文句なく素晴らしいものだと思います。これは、ブラームスの1番でも感じたのですが、各パートの処理が素晴らしくて、惚れ惚れするほどの見通しの良さには本当に感心...

カンテッリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1953年5月21,22日録音カンテッリと言えばトスカニーニの後継者と目されながら、飛行機事故によってわずか36歳でこの世を去った悲劇の指揮者として記憶されています。本格的な録音活動は50年代に入ってからですから、残された数は多くはありません。
ですから、いかにその人...

(P)カーゾン ウィーン八重奏団のメンバー 1957年10月録音あまりにも有名な作品であるにもかかわらず、セル&ブダペスト弦楽四重奏団と言う組み合わせでの古い録音しかアップしていないことに気づきました。これはイカンと思い、あれこれ探してみて引っ張り出してきたのがこの録音です。
これは1957年の録音な...

クナッパーツブッシュ指揮 ウィーンフィル (S)キルステン・フラグスタート他 1957年10月28日~30日録音何とも言えず変則的な録音です。3幕構成の楽劇「ワルキューレ」の一幕だけなのですから、いったいどうしたんだろうと思われます。さらに困ったことは、この一幕だけの演奏がとてつもなく素晴らしいのです。
引退した後とはいえ、伝説のワーグナー歌手フラ...

S:マリア・カラス カラヤン指揮 ミラノスカラ座管弦楽団&合唱団他 ニコライ・ゲッダ他 1955年8月1~6日録音カラスの声の質は蝶々夫人には基本的には向いていないと言われます。その理由としていつもあげられるのが、第1幕の蝶々夫人の設定は15歳という「まだほんの子ども」なのだから、さすがに無理がある、というものです。
しかし、15歳を「ほんの子ども」...

(S)マリア・カラス セラフィム指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 リチャード・タッカー、フェドーラ・バルビエリ他 1955年8月10~12日、16~20日、23-~24日録音マリア・カラスのアイーダと言えば、いつも話題になるのが1950年のメキシコ公演での3点Esです。第2幕、凱旋の場におけるエンディングの場面で、オーケストラと合唱のフォルテシモをマリア・カラスの声が突き抜けました。もちろん、スコアにそんな超高...

レーマン指揮 ベルリンフィルのメンバー 1956年3月7?9日録音指揮者はフリッツ・レーマン、演奏しているのはベルリンフィルのメンバーたちです。
レーマンは、この56年にバッハのマタイ受難曲を演奏しているときに死去しましたから、これはまさに亡くなる直前の録音と言うことになります。
こんな事を書くと...

ライトナー指揮 バイエルン放送交響楽団 1957年1月3~5日録音フェルディナント・ライトナーと聞いてピンと来る人は、かなり年期の入ったクラシックファンでしょう。「欧州楽壇の縁の下の力持ち」なんて言われたりもするのですが、それよりも70年代から80年代にかけて定期的にN響に客演していたと言うことで記憶にと...

カラヤン指揮 ベルリンフィル 1960年2月29日~3月1日録音演奏に関して言えば取り立ててあれこれ述べる必要はあまり感じません。いってみれば過渡期の演奏であり、どこか中途半端な感じが否めません。50年代のフィルハーモニア管との演奏に見られるような正統派の堂々たる構築感は一歩後退しています。しかしながら...

フルトヴェングラー指揮 ウィーンフィル 1951年10月19日録音今さらフルトヴェングラーの古い録音を引っ張り出してくるのはどうかとも思ったのですが、いろいろな思いも交錯して取り上げてみることにしました。
いささか話が生臭くなることはお許しください。
ドイツだけに限った話ではなく、どの民族において...

フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィル 1951年4月23日録音今さらフルトヴェングラーの古い録音を引っ張り出してくるのはどうかとも思ったのですが、いろいろな思いも交錯して取り上げてみることにしました。
いささか話が生臭くなることはお許しください。
ドイツだけに限った話ではなく、どの民族において...

フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィル 1949年3月15日録音今さらフルトヴェングラーの古い録音を引っ張り出してくるのはどうかとも思ったのですが、いろいろな思いも交錯して取り上げてみることにしました。
いささか話が生臭くなることはお許しください。
ドイツだけに限った話ではなく、どの民族において...

トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1950年3月12日&6月2日録音なるほど、シューベルトという音楽はこんな風にも演奏できるものなんだ・・・!!というのが率直な感想です。もちろん、これと似たことはハ長調シンフォニーの3種類の録音を聞いても感じたのですが、トスカニーニ印の刻印はこの未完成と第5番の交響曲の方に...

トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1953年3月17日録音なるほど、シューベルトという音楽はこんな風にも演奏できるものなんだ・・・!!というのが率直な感想です。もちろん、これと似たことはハ長調シンフォニーの3種類の録音を聞いても感じたのですが、トスカニーニ印の刻印はこの未完成と第5番の交響曲の方に...

トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1953年2月9日録音トスカニーニとシューベルトというのはなんだか雰囲気的に相性が悪いような気がしていたのですが、聞いてみてびっくり、驚くほどに素晴らしい歌心にあふれた演奏ですっかり感心させられてしまいました。
しかしながら、調べてみると、トスカニーニが初めて...

トスカニーニ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1941年11月16日録音トスカニーニとシューベルトというのはなんだか雰囲気的に相性が悪いような気がしていたのですが、聞いてみてびっくり、驚くほどに素晴らしい歌心にあふれた演奏ですっかり感心させられてしまいました。
しかしながら、調べてみると、トスカニーニが初めて...

トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1947年2月25日録音トスカニーニとシューベルトというのはなんだか雰囲気的に相性が悪いような気がしていたのですが、聞いてみてびっくり、驚くほどに素晴らしい歌心にあふれた演奏ですっかり感心させられてしまいました。
しかしながら、調べてみると、トスカニーニが初めて...

(Vc)トルトゥリエ 1960年録音「Tortelier」は「トルトゥリエ」と日本語表記するらしいです。
振り返ってみると、この60年頃というのはチェリストのビッグネームが目白押しです。
まずは大御所のカザルスは存命中で、指揮活動との両輪で未だに現役でした。さらに、豪...

(Vc)トルトゥリエ 1960年録音「Tortelier」は「トルトゥリエ」と日本語表記するらしいです。
振り返ってみると、この60年頃というのはチェリストのビッグネームが目白押しです。
まずは大御所のカザルスは存命中で、指揮活動との両輪で未だに現役でした。さらに、豪...

(Vc)トルトゥリエ 1960年録音「Tortelier」は「トルトゥリエ」と日本語表記するらしいです。
振り返ってみると、この60年頃というのはチェリストのビッグネームが目白押しです。
まずは大御所のカザルスは存命中で、指揮活動との両輪で未だに現役でした。さらに、豪...

(Vc)トルトゥリエ 1960年録音「Tortelier」は「トルトゥリエ」と日本語表記するらしいです。
振り返ってみると、この60年頃というのはチェリストのビッグネームが目白押しです。
まずは大御所のカザルスは存命中で、指揮活動との両輪で未だに現役でした。さらに、豪...
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[2025-09-06]

バッハ:小フーガ ト短調 BWV.578(Bach:Fugue in G minor, BWV 578)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-09-04]

レスピーギ:ローマの噴水(Respighi:Fontane Di Roma)
ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1939年1月21日録音(John Barbirolli:Philharmonic-Symphony Of New York Recorded on January 21, 1939)
[2025-09-01]

フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 作品33-1(Faure:Nocturne No.1 in E-flat minor, Op.33 No.1)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-08-30]

ベートーベン:交響曲第2番 ニ長調 作品36(Beethoven:Symphony No.2 in D major ,Op.36)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年4月20日録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on April 20, 1961)
[2025-08-28]

ラヴェル:舞踏詩「ラ・ヴァルス」(Ravel:La valse)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:Orcheste de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on 1960)
[2025-08-26]

フランク:交響詩「呪われた狩人」(Franck:Le Chasseur maudit)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1954年6月27~7月11日録音(Artur Rodzinski:Wiener Staatsoper Orchester Recorded on June 27-July 11, 1954)
[2025-08-24]

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.540(J.S.Bach:Toccata and Fugue in F major, BWV 540)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-08-22]

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(Debussy:Prelude a l'apres-midi d'un faune)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:London Festival Orchestra Recorded on 1960)
[2025-08-20]

エルガー:行進曲「威風堂々」第5番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 5 in C Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)
[2025-08-18]

ベートーベン:交響曲第1番 ハ長調 作品21(Beethoven:Symphony No.1 in C major , Op.21)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年5月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on May, 1961)