クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



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更新履歴(リスニングルーム)

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[2017-10-21]・・・モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 k.550

カール・シューリヒト指揮 パリ・オペラ座管弦楽団 1964年6月録音(?)
今さら何も付け加える必要もない名盤です。 ただし、その「名盤」という評価は宇野功芳氏の独特な価値観に基づく絶賛を基盤としているため、異論があることも事実です。 実際、私などはどうしても好きになれない物言いなので、彼が褒めているものは何と...

[2017-10-20]・・・ラヴェル:ボレロ

コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1958年2月21日録音
おそらく、良くも悪くもコンセルヴァトワールのオケの特徴が出た演奏です。 このオケのボレロと言えば、音楽監督であるクリュイタンスと録音した61年盤が思い浮かびます。あれは、ボレロの決定盤と評価され続けてきたのですが、その反面として「オケが下手...

[2017-10-19]・・・ドビュッシー:3つの交響的スケッチ「海」

コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1958年3月15日~17日録音
まず最初にお詫びをしておかなければいけません。 誰にかというと、それはシルヴェストリに対してです。 かつて、彼について「出来上がったオケに乗っかってこそ本領が発揮できるタイプ」だと書いたことがあります。 そして、「そして、ボーンマ...

[2017-10-18]・・・モーツァルト:交響曲第38番 k.504 ニ長調 「プラハ」

カール・シューリヒト指揮 パリ・オペラ座管弦楽団 1963年6月録音
今さら何も付け加える必要もない名盤です。 ただし、その「名盤」という評価は宇野功芳氏の独特な価値観に基づく絶賛を基盤としているため、異論があることも事実です。 実際、私などはどうしても好きになれない物言いなので、彼が褒めているものは何と...

[2017-10-17]・・・シューベルト:交響曲第8(9)番 ハ長調 「ザ・グレート」 D.944

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1958年11月19日録音
冒頭のホルンソロから早めのテンポで始まるので、来た来た!と言う感じなのですが、聞き進んでいくうちにそれどころではない剛直な表現に言葉を失ってしまいます。 おそらく、ベートーベンの交響曲でもここまで強烈な表現と出会うことは稀です。それがシュ...

[2017-10-16]・・・チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴(Pathetique)」

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1953年11月30日 & 1954年4月14日録音
第1楽章の冒頭部分を聞いただけで、これはとても端正でスッキリした音楽だなと予感させます。チャイコフスキーの「悲愴」ともなれば「ドロドロ路線」の演奏も多くてそれはそれで面白いのですが、そう言う路線とは真逆の演奏であることが宣言されています。 ...

[2017-10-16]・・・モーツァルト:ピアノソナタ第9番 ニ長調 K.311

(P)アルド・チッコリーニ 1953年12月8日録音
チッコリーニは1953年と56年二回に分けてそれなりにまとまった数のモーツァルトのピアノソナタを録音しています。 1953年に録音したもの ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280/189e(1953年12月8日録音) ピア...

[2017-10-15]・・・ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1955年12月5日録音
これは素晴らしい演奏であり、素晴らしい録音です。 50年代中庸のミュンシュ&ボストン響の充実ぶりを如実に証明するものですし、ステレオ録音という新しい技術をいち早く手に入れて業界の先頭をつっぱしていると言うRCAの自負と自信が溢れています。...

[2017-10-15]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482

(ピアノと指揮)ゲザ・アンダ:ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ 1962年4月録音
この前日にセルとカサドシュのコンビによる録音を紹介しました。今さらいうまでもないことですが、とても立派なモーツァルトです。しかし、その事は認めながらも、最後にこんなことを追記しました。 「ただし、これを聞いて「退屈でつまらん」と思う人...

[2017-10-14]・・・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1958年10月27日録音
ミュンシュとブラームスは相性がいいようです。 ただし、ミュンシュのブラームスと言えば真っ先に思い浮かぶパリ管との67年盤(ブラームスの1番)とは随分テイストが違います。あれはもう、まるでフルトヴェングラーを思い出させるような演奏でした。 ...

[2017-10-13]・・・チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴(Pathetique)」

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1962年5月12日録音
ミュンシュのベートーベンの9番がFlacデータベースの方にはアップされていないので、是非アップしてくださいというメールをいただきました。 そんな馬鹿な、そんな音源はとっくの昔にアップしてますよ・・・と思いながら確認してみると、何とアップし...

[2017-10-12]・・・Strauss Festival

カール・シューリヒト指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1963年9月録音
噂によると、シューリヒトはこの録音に先立って「私はウィーン生まれではないので、ウィーンの人が持つ真のウィーン精神から少しでもはずれる事があれば正しい道に引き戻して下さい」みたいな事をオーケストラのメンバーに語ったという話が残っています。 ...

[2017-10-08]・・・シューベルト:交響曲第8(9)番 ハ長調 「ザ・グレート」 D.944

カール・シューリヒト指揮 南西ドイツ放送交響楽団 1960年録音
この録音についてはあまり芳しくない評価があちこちで見受けられます。 しかし、いつも言っていることですが、録音の評価というのは難しいものです。それはシステムのクオリティと使いこなしというレベルだけでなく、それが鳴っている空間まで含めた複雑な...

[2017-10-07]・・・Carl Schuricht Dirigiert Romantische Ouverturen

カール・シューリヒト指揮 南西ドイツ放送交響楽団 1960年&1962年9月録音
オケの能力もあるのでしょうが、特に素晴らしいのは後の「シュトゥットガルト放送交響楽団」となる「南ドイツ放送交響楽団」による「フィンガルの洞窟」です。 全体の響きのバランスがよくて、どっしりとした低声部の上に透明感の高い響きが素晴らしいです...

[2017-10-06]・・・メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」 作品21&61 より(抜粋)

カール・シューリヒト指揮 バイエルン放送交響楽団 1960年録音
メンデルスゾーンはこの処女作とも言うべき「真夏の夜の夢」を越える作品は書かなかったと主張する人は今もいます。 それは、この作品の素晴らしさを言いたいこともあったのでしょうが、やはりナチスに貶められた彼への評価をそのまま鵜呑みにしてしまった...

[2017-10-05]・・・モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201 (186a)

グィード・カンテッリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1955年5月28日~31日&8月18日録音
この録音には驚かされました。 おそらく、全くのブラインドでこの交響曲の出だしの部分を聞かされて、それが1955年に録音されたものであることを言い当てられる人は殆どいないのではないでしょうか。それほどまでに、この演奏は時代の制約から自由です...

[2017-10-05]・・・モーツァルト:ピアノソナタ第7番 ハ長調 K.309

(P)アルド・チッコリーニ 1956年2月20日録音
チッコリーニは1953年と56年二回に分けてそれなりにまとまった数のモーツァルトのピアノソナタを録音しています。 1953年に録音したもの ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280/189e(1953年12月8日録音) ピア...

[2017-10-04]・・・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92

グィード・カンテッリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1956年5月28日~31日録音
カンテッリのベートーベン録音は第1楽章を欠いてトルソーのように残された運命とこの7番だけです。 録音クレジットを見てみると次のようになっています。 ベートーベン:交響曲第5番:May 31 & June 1 & 4-5, 19...

[2017-10-04]・・・モーツァルト:ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280

(P)アルド・チッコリーニ 1953年12月8日録音
チッコリーニは1953年と56年二回に分けてそれなりにまとまった数のモーツァルトのピアノソナタを録音しています。 1953年に録音したもの ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280/189e(1953年12月8日録音) ピア...

[2017-10-04]・・・モーツァルト:ピアノソナタ第4番 変ホ長調 K.282

(P)アルド・チッコリーニ 1956年2月20日録音
チッコリーニは1953年と56年二回に分けてそれなりにまとまった数のモーツァルトのピアノソナタを録音しています。 1953年に録音したもの ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280/189e(1953年12月8日録音) ピア...

[2017-10-03]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 K.456

(ピアノと指揮)ゲザ・アンダ:ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ 1965年5月録音
アンダは1961年から68年にかけて「ザルツブルク・モーツァルテウム・アカデミカ」と言うオケを使ってモーツァルトのピアノ協奏曲を全曲録音しています。「ザルツブルク・モーツァルテウム・アカデミカ」はモーツァルテウム音楽院の教授と彼らの教え子で...

[2017-10-03]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 「戴冠式」 K.537

(ピアノと指揮)ゲザ・アンダ:ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ 1965年5月録音
アンダは1961年から68年にかけて「ザルツブルク・モーツァルテウム・アカデミカ」と言うオケを使ってモーツァルトのピアノ協奏曲を全曲録音しています。「ザルツブルク・モーツァルテウム・アカデミカ」はモーツァルテウム音楽院の教授と彼らの教え子で...

[2017-10-02]・・・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98 & 悲劇的序曲 作品81

カール・シューリヒト指揮 バイエルン放送交響楽団 1961年9月録音
シューリヒトがコンサート・ホールに録音した音源の初出年確認に随分手間取りました。 まず、復刻盤の類には一切正確なデータは掲載されおらず、2003年とか2013年とか言うように、その復刻盤がリリースされた年をPマークとして記載しているものが...

[2017-10-02]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第16番 ニ長調 K.451

(ピアノと指揮)ゲザ・アンダ:ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ 1963年5月録音
アンダは1961年から68年にかけて「ザルツブルク・モーツァルテウム・アカデミカ」と言うオケを使ってモーツァルトのピアノ協奏曲を全曲録音しています。「ザルツブルク・モーツァルテウム・アカデミカ」はモーツァルテウム音楽院の教授と彼らの教え子で...

[2017-10-01]・・・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21

(P)チャールズ・ローゼン:ジョン・プリッチャード指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年1月11日,13日録音
この演奏を「今」という時代においてみれば、何となく自己主張の少ない「平均」的な演奏という感はぬぐえません。 隅から隅まで曖昧なところなどは全くなく、年を重ねるにつれて指摘されたテクニックの衰えも感じません。 よく言えば明晰、しかし取...

[2017-09-30]・・・シューベルト:交響曲第7(8)番 ロ短調 「未完成」 D759

グィード・カンテッリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1955年8月18日録音
カンテッリの事を夭逝の指揮者と言った人がいましたが、それは違うだろうと突っ込んでしまいました。 確かに彼は、1956年に僅か34才でこの世を去っていますから外形的には夭逝かも知れません。 しかし、「夭逝」というのは若さの中にあって避...

[2017-09-29]・・・チャールズ・ローゼン ショパン・リサイタル

(P)チャールズ・ローゼン:1960年2月3日~5日録音
チャールズ・ローゼンのメジャーな録音活動は1959年のラヴェル作品(「夜のガスパール」「クープランの墓」)からスタートしています。そして、60年代を中心にしながらまとまった録音を残すのですが、70年代にはいるとその数を減らし、その後はほとん...

[2017-09-29]・・・バッハ:管弦楽組曲第4番 ニ長調 BWV1069

エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1956年4月10日録音
ベイヌムという人はあまりにも早く亡くなりすぎました。58才という年齢は、指揮者という稼業では明らかに早死にです。 そして、その最期の10年間に大きな変化を見せ始めていただけに、その早世は本当に残念でした。 この変化についてはブラーム...

[2017-09-28]・・・モーツァルト:ピアノソナタ第11番 イ長調 K 331

(P)アルド・チッコリーニ 1953年12月10日録音
チッコリーニは1953年と56年二回に分けてそれなりにまとまった数のモーツァルトのピアノソナタを録音しています。 1953年に録音したもの ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280/189e(1953年12月8日録音) ピア...

[2017-09-27]・・・ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調

フランツ・コンヴィチュニー指揮 ベルリン放送交響楽団 1951年録音
この音源、パブリックドメインになっていないと思っていたのですが、調べてみると初出が1962年でした。随分昔に「こちら側」に来ていたわけです。(^^; 指揮者がコンヴィチュニー、オーケストラがゲヴァントハウスという「ドイツの力瘤」による...
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[2025-11-11]

ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調, Op.20(Beethoven:Septet in E-Flat Major, Op.20)
バリリ弦楽アンサンブル&ウィーン・フィルハーモニー木管グループ:1954年録音(Barylli String Ensemble:Vienna Philharmonic Wind Group:Recorded on 1954)

[2025-11-10]

J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541(J.S.Bach:Prelude and Fugue in G major, BWV 541)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)

[2025-11-08]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」 嬰ハ短調 Op.27-2(Beethoven:Piano Sonata No.14 in C-sharp minor, Op.27-2 "Moonlight")
(P)ハンス・リヒター=ハーザー 1955年11月録音(Hans Richter-Haaser:Recorded on November, 1955)

[2025-11-06]

ヴェルディ:弦楽四重奏曲(Verdi:String Quartet in E Minor)
イタリア四重奏団 1950年11月24日~29日録音(Quartetto Italiano:Recorded on November 24-29, 1950)

[2025-11-04]

フォーレ:夜想曲第5番 変ロ長調 作品37(Faure:Nocturne No.5 in B-flat major, Op.37)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)

[2025-11-02]

バックス:交響詩「ファンドの園」(Bax:The Garden of Fand)
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1956年6月20日録音(Sir John Barbirolli:Halle Orchestra Recorded on June 20, 1956)

[2025-10-31]

ベートーベン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 「大公」 Op.97(Beethoven:Piano Trio No.7, Op.97 in B-flat major "Archduke")
(P)エミール・ギレリス (Vn)レオニード・コーガン (Cello)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ 1956年録音(Emil Gilels:(Cello)Mstislav Rostropovich (Violine)Leonid Kogan Recorded on 1956)

[2025-10-29]

J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ長調 BWV.536(J.S.Bach:Prelude and Fugue in A major, BWV 536)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)

[2025-10-27]

ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」(Beethoven:Symphony No.6 in F major, Op.68 "Pastoral")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年10月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on October, 1961)

[2025-10-25]

アーサー・サリヴァン:喜歌劇「軍艦ピナフォア」序曲(Sullivan:Overture from H.M.S Pinafore)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)