クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



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更新履歴(リスニングルーム)

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[2021-05-31]・・・テレマン:ヴィオラ協奏曲 ト長調 TWV 51:G9

クルト・レーデル指揮:ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団 1962年録音
クルト・レーデルという名前を耳にすることは今ではほとんどありません。 1918年に生まれて2013年に亡くなった人ですから、多少は記憶にあってもいいものだと思うのですが、実際にその演奏を耳にする機会はありませんでした。しかし、レコード芸術誌...

[2021-05-30]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第12番「葬送」 変イ長調 Op.26

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年10月29日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...

[2021-05-29]・・・シベリウス:レンミンカイネン組曲(4つの伝説曲)

トマス・イェンセン指揮 デンマーク国立放送交響楽団 1953年7月6日録音
この録音を聞いていて、友人がこのオーケストラのことを非常に高く評価していたことを思い出しました。確か2019年の来日公演だったと思います。 もちろん、彼はかなりのクラシック音楽オタクですから、今さらヨーロッパからのオケだからと言って有り難...

[2021-05-28]・・・モーツァルト:交響曲第40番 ト短調, K.550

ブルーノ・ワルター指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1952年5月18日録音
あまりにも有名なワルターのムジークフェラインザールでのト短調シンフォニーの録音です。まさか、この録音を未だにアップしていないとは自分でも思っていませんでした。 ワルターが登場するところは言うまでもなく、楽章間のざわめきや終演後の拍手も収録...

[2021-05-27]・・・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調, Op.15

(P)ロベール・カサドシュ:エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1959年3月1日~2日録音
ベイヌム&コンセルトヘボウとカサドシュの組み合わせというのは珍しいのではないでしょうか。 聞くところによると、この録音はパリでの演奏会での直前に録音されたもので、その二日後の演奏会場で発売されたと言うことです。最近のウィーン・フィルのニュ...

[2021-05-26]・・・ラロ:スペイン交響曲 ニ短調, Op.21

(Vn)イダ・ヘンデル:カレル・アンチェル指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1964年3月25日~27日録音
やはり、イダ・ヘンデルというのは魅力的なヴァイオリニストですが、不思議なほどに録音の数が少ないヴァイオリニストでもあります。 そんなヘンデルがアンチェル&チェコ・フィルと共演したラロのスペイン交響とラヴェルのツィガーヌの録音があったという...

[2021-05-25]・・・ヘンデル:組曲第6番(第2巻) ト短調 HWV 439

(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月30日&10月1日~2日録音
ハイドシェックはこのヘンデルの作品がよほど気に入っていたようで、コンサートのアンコール曲としても良く演奏していました。もちろん、いわゆる「伝説の宇和島ライブ」と呼ばれるなかでも取り上げています。 また、ヴィルヘルム・ケンプの追悼コンサート...

[2021-05-24]・・・チャイコフスキー:「くるみ割り人形」op.71a(ハイライト)

カレル・アンチェル指揮:ウィーン交響楽団 1958年4月録音
手兵のチェコフィルではないのが少しばかり残念ですが、アンチェルにとっては馴染みの深いウィーン交響楽団ですし、オケの能力としてはこちらの方が上のような気がしますからまあ文句のないところでしょう。 そして、アンチェルがこういうチャイコフスキー...

[2021-05-23]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Op.22

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年10月26日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...

[2021-05-22]・・・シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調, D.485

ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ハーグ・レジデンティ管弦楽団 1960年5月18日~9日録音
すでに以前に少しだけふれたこともあるのですが、オッテルローにとって人生の大きな転機となったのが1959年におけるベイヌムの突然の死去でした。未だ50代のベイヌムの突然の死は全く予想していないことだったので、コンセルトヘボウにとっては青天の霹...

[2021-05-21]・・・ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1957年4月14日録音
本家本元のボールトの演奏と較べるとその違いは際だっています。 ボールトの演奏にはどこかイングランドの荒野を吹きすぎていく風のような寂寂とした雰囲気がありました。 そう言えば、明治の開国以来イギリスと日本の関係というのは、いろいろなこ...

[2021-05-20]・・・ワーグナー:ジークフリート牧歌

ポール・パレー指揮 デトロイト交響楽団 1956年3月23日録音
ポール・パレーという指揮者の最盛期はデトロイト交響楽団を率いて新興レーベルだったMercuryと組んで次々と録音活動を行っていたころでしょう。しかし、1963年にデトロイト交響楽団を退任したあとは、驚くほどに何の業績も残していません。 こ...

[2021-05-19]・・・バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(BWV 854‐BWV 861)

(P)グレン・グールド:1963年4月9日,6月8日,8月29日,30日~31日&9月18日&25日録音
このグールドの平均率の録音は長きにわたって「名盤」と言うことになっていますが、正直に告白すれば、これを聞いて心楽しくなったことはほとんどありません。楽しくなるどころか、聞けば聞くほど心が窮屈になっていくような音楽です。 では、つまらない演...

[2021-05-18]・・・ベートーベン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調, 作品58

(P)ヴィルヘルム・バックハウス:クレメンス・クラウス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1951年5月31日録音
ピアノがバックハウス、指揮がクレメンス・クラウス、そしてオケがウィーン・フィルという申し分のない組み合わせなのですが、何故か余り注目されてこなかった録音です。 もちろん、理由はすぐに察しがつきます。それは、50年代の後半にハンス・シュミッ...

[2021-05-17]・・・ジョルジュ・エネスク:ルーマニア狂詩曲 第1番イ長調, Op.11-1

レオポルド・ストコフスキー指揮 RCAビクター交響楽団 1960年2月7日録音
今の時代は「原典尊重」こそが常識となっています。しかし、クラシック音楽の演奏史を振り返ってみれば、その考え方は連綿と受け継がれてきたものでないことは見ておく必要があります。 例えば、クラシック音楽というものは貴族などの一部の特権階級から幅...

[2021-05-16]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第10番 ト長調 Op.14-2

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年10月22日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...

[2021-05-15]・・・ヨハン・シュトラウス II:ワルツ「千夜一夜物語」 Op.346

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1961年12月28日録音
オーマンディがどうしても低く見られる要因として「オペラ」を指揮しなかったと言うことがあります。実はミンシュもほぼ同様で、彼もまた「オペラ」との縁は非常に少なかった指揮者でした。 そして、アメリカではまだしも、ヨーロッパではその事は決定的な「...

[2021-05-14]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」 嬰ハ短調 Op.27-2

(P)ウラディミール・ホロヴィッツ:1946年11月21&26日録音
ベートーベンのピアノ・ソナタを演奏する難しさは「論理を感情に変換していかなければならないことだ」と語っていたピアニストがいました。 なるほどね、と思ったのですが、考えてみればそれはロマン派のピアノ曲にもあてはまることであり、論理を無視して...

[2021-05-13]・・・シベリウス:「カレリア」組曲, 作品11

トマス・イェンセン指揮 デンマーク国立放送交響楽団 1952年6月録音
この録音を聞いていて、友人がこのオーケストラのことを非常に高く評価していたことを思い出しました。確か2019年の来日公演だったと思います。 もちろん、彼はかなりのクラシック音楽オタクですから、今さらヨーロッパからのオケだからと言って有り難...

[2021-05-12]・・・ハイドン:交響曲第94番 ト長調 Hob.I:94 「驚愕」

フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1950年9月5日録音
ベートーベンの交響曲のような、もとから「立派」な作品は、それなりに誠意と献身とスキルがあればそれなりに「立派」な音楽となって聴衆の前に立ちあらわれます。つまりは、献身すればそれに見合うだけの成果は約束されているのです。 しかし、ハイドンの交...

[2021-05-11]・・・R.シュトラウス:メタモルフォーゼン

クレメンス・クラウス指揮:バンベルク交響楽団 1953年1月録音
この録音を聞いて一番驚かされるのは、ある意味ではもっともドイツ的だと言われるバンベルク響がまるでウィーンのオーケストラのような響きで演奏していることです。人によれば、メタモルフォーゼンなどの演奏からは、第2次大戦でなくなった人々への痛切なる...

[2021-05-10]・・・マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」

ゲオルグ・ショルティ指揮 ロンドン交響楽団 ロンドン交響合唱団 (S)ヘザー・ハーパー (A)ヘレン・ワッツ 1966年5月録音
マーラー・ルネサンスと言えば、それはもうバーンスタイン&ニューヨーク・フィルによって1960年代に行われた交響曲全集の録音と言うことになります。しかし、もう一人忘れてはいけないのがこのショルティによるマーラー録音です。 バーンスタインは1...

[2021-05-09]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年10月22日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...

[2021-05-08]・・・チャイコフスキー:くるみ割り人形 組曲(selected by Anatole Fistoulari)

アナトール・フィストゥラーリ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1951年6月21日~23日録音
フィストラーリについてはすでにステレオ録音による演奏を取り上げています。ですから、今さら50年代のモノラル録音を取り上げる必要などはないとも思ったのですが、聞いてみればそれなりに面白くやはり取り上げてみたくなりました。 まず何よりも注目し...

[2021-05-07]・・・ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲と愛の死」

シャルル・ミュンシュ指揮:(S)アイリーン・ファーレル ボストン交響楽団 1957年11月25日録音
ミンシュという指揮者はヨーロッパ出身の指揮者としては珍しく、歌劇場での活動はほとんどなかったようです。1956年のタングルウッド音楽祭でワーグナーのワルキューレ第1幕を演奏した録音が残っているようですが、いわゆる通常のオペラ劇場での演奏とは...

[2021-05-06]・・・ヘンデル:組曲第2番(第1巻) ヘ長調 HWV 427

(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月30日&10月1日~2日録音
ハイドシェックはこのヘンデルの作品がよほど気に入っていたようで、コンサートのアンコール曲としても良く演奏していました。もちろん、いわゆる「伝説の宇和島ライブ」と呼ばれるなかでも取り上げています。 また、ヴィルヘルム・ケンプの追悼コンサート...

[2021-05-05]・・・バルトーク:管弦楽のための協奏曲, Sz.116

カレル・アンチェル指揮:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1963年3月録音
アンチェル&チェコ・フィルによるバルトーク作品の録音は数少ないと思うので、それほどメインのプログラムではなかったはずです。しかし、この「管弦楽のための協奏曲」は非常にユニークな演奏に仕上がっています。 まず聞き始めてすぐに気づくのは、この...

[2021-05-04]・・・クレメンティ:ソナタ ヘ短調 Op.14-3

(P)ウラディミール・ホロヴィッツ:1954年10月16&21日録音
ホロヴィッツはクレメンティが「取るに足らない音楽家」だと思われていた時代から彼の作品を積極的に取り上げていた数少ないピアニストの一人でした。そして、コンサートで取り上げるだけでなく録音まで行った人となると、この50年代までの時期ではホロヴィ...

[2021-05-03]・・・R.シュトラウス:フランソワ・クープランのクラヴサン曲によるディヴェルティメント, Op.86

クレメンス・クラウス指揮:バンベルク交響楽団 1954年4月録音
この録音を聞いて一番驚かされるのは、ある意味ではもっともドイツ的だと言われるバンベルク響がまるでウィーンのオーケストラのような響きで演奏していることです。人によれば、メタモルフォーゼンなどの演奏からは、第2次大戦でなくなった人々への痛切なる...

[2021-05-02]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」 ハ短調 Op.13

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年10月22日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...
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[2025-08-01]

ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」序曲(Johann Strauss:Die Fledermaus Overture)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)

[2025-07-30]

エルガー:行進曲「威風堂々」第3番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 3 in C Minor])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)

[2025-07-28]

バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545(Bach:Prelude and Fugue in C major, BWV 545)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-07-26]

ベートーベン:交響曲第7番 イ長調 作品92(Beethoven:Symphony No.7 in A major ,Op.92)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 1959年録音(Joseph Keilberth:Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on 1959)

[2025-07-24]

コダーイ: ガランタ舞曲(Zoltan Kodaly:Dances of Galanta)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年12月9日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 9, 1962)

[2025-07-22]

エルガー:行進曲「威風堂々」第2番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 2 in A Minor])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)

[2025-07-20]

ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調, Op.53「英雄」(管弦楽編曲)(Chopin:Polonaize in A flat major "Heroique", Op.53)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)

[2025-07-18]

バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(Bach:Toccata and Fugue in D Minor, BWV 565)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-07-16]

ワーグナー:ローエングリン第3幕への前奏曲(Wagner:Lohengrin Act3 Prelude)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1959年12月30日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 30, 1959)

[2025-07-15]

ワーグナー:「タンホイザー」序曲(Wagner:Tannhauser Overture)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1964年12月7日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 7, 1964)