クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



Home|更新履歴(リスニングルーム)

更新履歴(リスニングルーム)

前のページ/次のページ

[2021-08-27]・・・ショパン:舟歌 嬰ヘ長調, Op.60

(P)アンドレ・チャイコフスキー:1959年3月10日~12日録音
アンドレ・チャイコフスキーというピアニストは私の視野には全く入っていなかったのですが、その「歌う」能力にはすっかり魅了されてしまいました。さらに、その歌う魅力をより大きなものにしているのは、彼独特の美しいピアノの響きです。 最初はアンドレ...

[2021-08-26]・・・モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調, K.551「ジュピター」

クレメンス・クラウス指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1940年代録音
ふと気づいたのですが、クレメンス・クラウスは不思議なほどにモーツァルトの作品を取り上げる機会は少なかったように見えます。彼は基本的にオペラ指揮者だと思うのですが、少なくともモーツァルトのペラの録音は「フィガロの結婚」くらいしか残っていないの...

[2021-08-25]・・・ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調, Op.68「田園」

オットー・クレンペラー指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年10月20日録音
1962年にクレンペラーはアメリカを訪れてフィラデルフィア管と3回の公演を行っています。オーマンディが招聘してそれをクレンペラーが快諾したという話をどこかで聞いたような気もあるのですが、本当のところは今ひとつよく分かりません。また、クレンペ...

[2021-08-24]・・・ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14

アタウルフォ・アルヘンタ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1957年11月11日~13日録音
若くして不慮の事故でなくなったアルヘンタが残した録音はそれほど奥はありません。そんな録音の中でも彼を代表する録音としてあげられることが多いのがこの一枚です。 率直に言って、かなり不思議な「幻想交響曲」です。もっと有り体に言えば、このあまりに...

[2021-08-23]・・・テレマン:オーボエ協奏曲 ホ短調 TWV 51:e1

クルト・レーデル指揮:ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団 1962年録音
クルト・レーデルという名前を耳にすることは今ではほとんどありません。 1918年に生まれて2013年に亡くなった人ですから、多少は記憶にあってもいいものだと思うのですが、実際にその演奏を耳にする機会はありませんでした。しかし、レコード芸術誌...

[2021-08-22]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第24番「テレーゼ」 嬰ヘ長調 Op.78

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年11月13日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...

[2021-08-21]・・・ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 序曲, バッカナール(パリ版)

マックス・ゴバーマン指揮 The Vienna New Symphony 1960年(?)録音
ここでゴバーマンが取り上げている「タンホイザー」はいわゆるパリ版と呼ばれるものです。 この「パリ版」はワーグナーが1859年にパリを再訪した時にナポレオン3世の勅命で上演されたもので、当時のバレエ大好きというか、バレエ必須だったパリの好み...

[2021-08-20]・・・ブラームス:悲劇的序曲作品81

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1966年10月28日録音
ブラームスという作曲家は「古典主義」という衣をまとった「ロマン主義者」だと言えるでしょうか。いや、「古典主義」に関しては「衣」と言うよりは「鎧」と言った方がいいのかもしれません。それほどに、その外観は強固です。 ですから、セルにしてもトス...

[2021-08-19]・・・グリンカ:カマリンスカヤ

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1958年3月18日録音
こういう一連のロシア音楽演奏を聞かされると、スタインバーグというのは実に不思議な指揮者だと思わざるを得ません。 おそらく、これほどスラブの重みというか、憂愁というか、そう言うものと縁遠い演奏は他には思い当たりません。もっとも、そう言う中に...

[2021-08-18]・・・ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

オットー・クレンペラー指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年10月20日録音
1962年にクレンペラーはアメリカを訪れてフィラデルフィア管と3回の公演を行っています。オーマンディが招聘してそれをクレンペラーが快諾したという話をどこかで聞いたような気もあるのですが、本当のところは今ひとつよく分かりません。また、クレンペ...

[2021-08-17]・・・グラナドス:スペイン舞曲集(第4集)

(P)アリシア・デ・ラローチャ:1964年初出
アリシア・デ・ラローチャといえば、まさにスペインを代表するピアニストなのですが、私の中ではモーツァルトを演奏する人という印象が何故か強く刻み込まれていました。 当然の事ながら、彼女の事はスペインのピアノ曲の専門家として評価するのがもっとも...

[2021-08-16]・・・リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」, Op.35

ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 北ドイツ放送交響楽団 1959年5月16日~19日録音
ジェンダーのことがあれこれと話題になっている今の時点からこの作品を見直してみると、かなり「やばい」のではないかという気がしてきました。(^^; しかし、その「やばさ」の中から意外な本質が顔を出してくるような気がします。 よく知られているよ...

[2021-08-15]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」 ヘ短調 Op.57

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年11月20日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...

[2021-08-14]・・・ディーリアス:春を告げるかっこうを聞いて

トマス・ビーチャム指揮:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1956年10月31日録音
「イギリスの生んだ最後の偉大な変人」と呼ばれたビーチャムがいなければ、おそらくディーリアスという作曲家は存在しなかったでしょう。 かつて、ロベルト・カヤヌスをシベリウス演奏の「原点(origin)」と書いたことがあるのですが、ビーチャムとデ...

[2021-08-13]・・・ヤナーチェク:タラス・ブーリバ

カレル・アンチェル指揮:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1961年5月22日~24日録音
この作品は「シンフォニエッタ」と較べると演奏される機会も録音される機会も非常に少ない作品です、しかし、ここには疑いもなくヤナーチェクならでは響きが目一杯詰め込まれています。 ですから、この「タラス・ブーリバ」が「シンフォニエッタ」とカップリ...

[2021-08-12]・・・ヘンデル:水上の音楽 組曲第3番 ト長調, HVW 350

ピエール・ブーレーズ指揮 ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団 1964年録音
創作されたものと、それを創作した人物の人間性とは直接関係はありません。それは分かっているのですが、こいつだけはどうしても許せない!と言う狭量な思いが拭いきれない存在が私の中にいることは否定できません。 その最右翼が私の中ではバレンボイムな...

[2021-08-11]・・・メンデルスゾーン:交響曲第1番 ハ短調, Op.11

デヴィッド ジョセフォヴィッツ指揮 パリ・オペラ座管弦楽団 1961年録音
久しぶりに中古レコード屋さんをまわってきました。もう1年半ほど大阪市内には出かけていなかったのですが、ワクチン接種も2回終えて2週間ほどたった7月の中旬に出かけてきました。 その頃はまだ感染者数も爆発的には拡大しておらず、デルタ株の広がり...

[2021-08-10]・・・グラナドス:スペイン舞曲集(第3集)

(P)アリシア・デ・ラローチャ:1964年初出
アリシア・デ・ラローチャといえば、まさにスペインを代表するピアニストなのですが、私の中ではモーツァルトを演奏する人という印象が何故か強く刻み込まれていました。 当然の事ながら、彼女の事はスペインのピアノ曲の専門家として評価するのがもっとも...

[2021-08-09]・・・メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 作品90 「イタリア」

サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1961年4月録音
久しぶりに中古レコード屋さんをまわってきました。もう1年半ほど大阪市内には出かけていなかったのですが、ワクチン接種も2回終えて2週間ほどたった7月の中旬に出かけてきました。 その頃はまだ感染者数も爆発的には拡大しておらず、デルタ株の広がり...

[2021-08-08]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 Op.54

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年11月13日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...

[2021-08-07]・・・ワーグナー:「パルジファル」第1幕への前奏曲&第1幕「舞台転換の音楽」

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮:ウィーン・フィルハーモニ管弦楽団 1950年6月14日~15日録音
クナッパーツブッシュとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団都のワーグナーと言えば、1950年後半にステレオで録音された素晴らしい演奏が残されています。 それだけに、1950年のモノラル録音が話題に上ることはそれほどありません。しかし、戦火の...

[2021-08-06]・・・チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64

セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団 1943年11月6日録音
クーセヴィツキーのことを「素人」と貶したのはトスカニーニでした。 確かに、彼の音楽家としての出発点はコントラバス奏者であり、ピアノもまともに弾けなかったと言う話も伝えられています。指揮者を志したのはニキッシュの演奏に接して感激したからであ...

[2021-08-05]・・・グラナドス:スペイン舞曲集(第2集)

(P)アリシア・デ・ラローチャ:1964年初出
アリシア・デ・ラローチャといえば、まさにスペインを代表するピアニストなのですが、私の中ではモーツァルトを演奏する人という印象が何故か強く刻み込まれていました。 当然の事ながら、彼女の事はスペインのピアノ曲の専門家として評価するのがもっとも...

[2021-08-04]・・・グラナドス:アンダルーサ(スペイン舞曲第5番)

アタウルフォ・アルヘンタ指揮 ロンドン交響楽団 1957年1月録音
アタウルフォ・アルヘンタの名前も聞くことは少なくなってきたのですが、未だに一部では根強い支持者がいるようです。それは、若くして不幸な死を迎えたアルヘンタへの思いがあるからでもあり、さらに言えば、彼の最後の年となった1957年から58年にかけ...

[2021-08-03]・・・グラナドス:スペイン舞曲集(第1集)

(P)アリシア・デ・ラローチャ:1964年初出
アリシア・デ・ラローチャといえば、まさにスペインを代表するピアニストなのですが、私の中ではモーツァルトを演奏する人という印象が何故か強く刻み込まれていました。 当然の事ながら、彼女の事はスペインのピアノ曲の専門家として評価するのがもっとも...

[2021-08-02]・・・ヘンデル:水上の音楽 組曲第2番 ニ長調, HVW 349

ピエール・ブーレーズ指揮 ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団 1964年録音
創作されたものと、それを創作した人物の人間性とは直接関係はありません。それは分かっているのですが、こいつだけはどうしても許せない!と言う狭量な思いが拭いきれない存在が私の中にいることは否定できません。 その最右翼が私の中ではバレンボイムな...

[2021-08-01]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」 ハ長調 Op.53

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年11月6日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...

[2021-07-31]・・・ドヴォルザーク:スラブ舞曲 第2集 作品72

ヴァーツラフ・ターリヒ指揮:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1935年11月録音
さて、このような「骨董品」のような録音をここで取り上げるべきかどうかいささか迷ってしまいました。しかし、実際に聞いてみれば演奏はやはり素晴らしく、さらに言えば「演奏史」というものを考えてみれば無視は出来ないと判断しました。 調べてみれば、...

[2021-07-30]・・・ヘンデル:水上の音楽 組曲第1番 ヘ長調, HVW 348

ピエール・ブーレーズ指揮 ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団 1964年録音
創作されたものと、それを創作した人物の人間性とは直接関係はありません。それは分かっているのですが、こいつだけはどうしても許せない!と言う狭量な思いが拭いきれない存在が私の中にいることは否定できません。 その最右翼が私の中ではバレンボイムな...

[2021-07-29]・・・ハイドン:交響曲第39番 ト短調, Hob.I:39

シモン・ゴールドベルク指揮:オランダ室内管弦楽団 1958年10月8日~21日録音
ゴールドベルク指揮がオランダ室内管弦楽団と録音したハイドンの交響曲もまた随分とマニアックな選曲です。そのマニアック度はモーツァルトの選曲以上でしょう。 ハイドン:交響曲第39番 ト短調, Hob.I:39 ハイドン:交響曲第44...
前のページ/次のページ





[2025-07-28]

バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545(Bach:Prelude and Fugue in C major, BWV 545)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-07-26]

ベートーベン:交響曲第7番 イ長調 作品92(Beethoven:Symphony No.7 in A major ,Op.92)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 1959年録音(Joseph Keilberth:Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on 1959)

[2025-07-24]

コダーイ: ガランタ舞曲(Zoltan Kodaly:Dances of Galanta)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年12月9日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 9, 1962)

[2025-07-22]

エルガー:行進曲「威風堂々」第2番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 2 in A Minor])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)

[2025-07-20]

ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調, Op.53「英雄」(管弦楽編曲)(Chopin:Polonaize in A flat major "Heroique", Op.53)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)

[2025-07-18]

バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(Bach:Toccata and Fugue in D Minor, BWV 565)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-07-16]

ワーグナー:ローエングリン第3幕への前奏曲(Wagner:Lohengrin Act3 Prelude)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1959年12月30日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 30, 1959)

[2025-07-15]

ワーグナー:「タンホイザー」序曲(Wagner:Tannhauser Overture)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1964年12月7日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 7, 1964)

[2025-07-11]

ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」(Beethoven:Symphony No.6 in F major, Op.68 "Pastoral")
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1960年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1960)

[2025-07-09]

エルガー:行進曲「威風堂々」第1番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 1 In D Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)