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ブダペスト弦楽四重奏団 1942年2月26日録音ブダペスト弦楽四重奏団が残したベートーベンの弦楽四重奏曲の録音は、クラシック音楽の20世紀の録音史に輝く金字塔であることを否定する人はいないでしょう。ただし、彼らのどの時代の録音をもって「金字塔」とするかに関しては意見が分かれるかもしれませ...

(Vn)ヨーゼフ・シゲティ:(Cello)パブロ・カザルス (P)マイラ・ヘス 1952年6月16日録音この録音は「プラド音楽祭」で行われたものです。「プラド音楽祭」とは、フランコ政権への抗議としてカザルスが南仏の田舎町であるプラドに引きこもってしまったので、それならば、そのプラドに音楽家達が集まってカザルスと一緒に演奏すればいいではないかと...

(P)ヴァン・クライバーン フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1961年5月4日,12日録音クライバーンは彼の表看板ともいえるラフマニノフやチャイコフスキーだけでなく、ベートーベンやシューマン、ブラームスの協奏曲もライナー&シカゴ響と録音しています。セルなども同様ですが、ライナーもまた協奏曲のソリストに関してはかなりのうるさ方でし...

ヘルマン・シェルヘン指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団:1954年9月録音ヘルマン・シェルヘンという名前が強く結びついている録音と言えばルガーノ放送管弦楽団とのベートーベン交響曲全集でしょう。1965年の1月から4月にかけて一気呵成にライブ録音で収録されたものですが、売り文句が「猛烈なスピードと過激なデュナーミク...

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ (P)エマニュエル・ベイ 1947年12月16日~17日録音ハイフェッツは1947年の12月16日と17日の二日間で以下の4曲を録音しています。
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調, Op.12-1
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調, Op.12-2
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(P)ヴァン・クライバーン フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1962年3月31日&4月2日録音ふと気がついてみれば、クライバーンの録音をほとんど取り上げていないことに気づきました。そうなってしまう背景には、このピアニストに対してどうしてもつきまとってしまう「三面記事的な興味」への嫌悪感と、その結果として、その才能を若くして食いつぶさ...

ロリン・マゼール指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団録音 1957年6月録音この作品はチャイコフスキー初期の管弦楽曲なのですが、モンタギュー家とキャピュレット家の深刻な対立が、音楽のもつれ合いとして、さらにはそのもつれが次々と積み重なっていくことによって見事に描き出されていきます。
そして、そのもつれ合いの中から...

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1961年4月3日録音この作品はチャイコフスキー初期の管弦楽曲なのですが、モンタギュー家とキャピュレット家の深刻な対立が、音楽のもつれ合いとして、さらにはそのもつれが次々と積み重なっていくことによって見事に描き出されていきます。
そして、そのもつれ合いの中から...

(Vn)レオニード・コーガン:(P)アンドレイ・ムイトニク 1955年録音こういうブラームスを聴かされてしまうと困ってしまいます。
何故ならば、ここにあるのは「女々しくないブラームス」だからです。
いや、今の時代に「女々しい」などと言う漢字表現を使うとお叱りを受けるかしれませんし、ブラームスという人の本質...

ヘルマン・シェルヘン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1951年6月録音ヘルマン・シェルヘンという名前が強く結びついている録音と言えばルガーノ放送管弦楽団とのベートーベン交響曲全集でしょう。1965年の1月から4月にかけて一気呵成にライブ録音で収録されたものですが、売り文句が「猛烈なスピードと過激なデュナーミク...

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1957年12月16日録音大阪だけでプロのオーケストラが4つも存在しています。それに加えて京都と西宮にも立派な力量を持ったプロオケが存在しているのですから(奈良も忘れるな!と怒られた^^;)、経営的には随分と大変だろうなと心配せずにおれません。そして、驚くのはそのプ...

(P)ヴィルヘルム・ケンプ 1964年9月15日~18日録音演奏家の本質的な部分を考える上で「コンプリートする人」と「コンプリートにはこだわらない人」というのは一つの指標になるはずです。
しかし、世の中は常に「例外」が存在するのであって、この二分法が全く意味をなさない演奏家というものも存在します。...

(Vn)ヘンリク・シェリング ピエール・モントゥ指揮 ロンドン交響楽団 1958年録6月18日~20日録音ピエール・モントゥー、ヘンリック・シェリング、そしてロンドン響と言う組み合わせでケネス・ウィルキンソンなどのDeccaのメンバーが録音を行ったというのは、考えてみれば珍しい事です。この背景にはアメリカのレーベルCapitolがそれまでのDe...

ブダペスト弦楽四重奏団 1941年12月5日録音ブダペスト弦楽四重奏団が残したベートーベンの弦楽四重奏曲の録音は、クラシック音楽の20世紀の録音史に輝く金字塔であることを否定する人はいないでしょう。ただし、彼らのどの時代の録音をもって「金字塔」とするかに関しては意見が分かれるかもしれませ...

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1956年12月9日録音退職をしてからオーディオ関係のつながりが増えてきました。つまりはそう言う場に顔を出すことが多くなり、そう言う中で知り合ってお互いのお宅を訪問し会う機会が増えたからです。
そんな中で気づいたのは、ドビュッシーに代表されるようなフランス系の音...

(Cello)ポール・トルトゥリエ:ジョルジュ・ツィピーヌ指揮 フランス国立放送管弦楽団 1957年録音率直に行って、ほとんど聞いたことのない作品を、ほとんど聞いたことのない演奏家が録音したものをあれこれ評価するというのは避けるべきだろうと思われます。
何しろ、オネゲルのチェロ協奏曲を聞いたのはこの録音が初めてですし、ジョルジュ・ツィピーヌ...

アンドレ・クリュイタンス指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1955年10月27日&11月1日録音最近になって、クリュイタンス&ベルリンフィルによるベートーベンの交響曲全集に勘違いしているところがあることに気づきました。それは、第7番の交響曲の録音クレジットを1957年2月としていたことで、正しくは1960年3月10日&14日録音でした...

アンドレ・クリュイタンス指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1957年2月20日~22日録音最近になって、クリュイタンス&ベルリンフィルによるベートーベンの交響曲全集に勘違いしているところがあることに気づきました。それは、第7番の交響曲の録音クレジットを1957年2月としていたことで、正しくは1960年3月10日&14日録音でした...

(P)ヴィルヘルム・ケンプ 1964年9月15日~18日録音演奏家の本質的な部分を考える上で「コンプリートする人」と「コンプリートにはこだわらない人」というのは一つの指標になるはずです。
しかし、世の中は常に「例外」が存在するのであって、この二分法が全く意味をなさない演奏家というものも存在します。...

ゲオルク・ショルティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1959年5月録音1958年にショルティはウィーンフィルと「ラインの黄金」を録音し、これが営業的にも大成功をおさめます。
クラシック音楽の録音というものは短期的に大きな売り上げを記録するものではなくて、その代わりに著作隣接権が消失するまでの長きにわたって売...

(P)ヴィルヘルム・ケンプ 1965年1月11日~12日録音演奏家の本質的な部分を考える上で「コンプリートする人」と「コンプリートにはこだわらない人」というのは一つの指標になるはずです。
しかし、世の中は常に「例外」が存在するのであって、この二分法が全く意味をなさない演奏家というものも存在します。...

アンドレ・クリュイタンス指揮 (P)アルド・チッコリーニ パリ音楽院管弦楽団 1953年6月16日&29日録音私はこの作品が意外と好きでして良く聞きます。
その好きな理由の大部分は冒頭の伸びやかなコールアングレによって奏される「羊飼いの歌」にあります。そして、その伸びやかな風情がこの作品全体を貫いているからです。
しかしながら、その伸びやかな雰...

(Vn)フリッツ・クライスラー:レオ・ブレッヒ指揮、ベルリン国立歌劇場管弦楽団 1926年12月14日&16日録音カヤヌスの録音を紹介したときに「こんな古い録音はやめてくれ」という声が聞こえてきそうだと書いたのですが、これはそれよりも古い1927年の録音なのですから、さらに呆れられそうです。
しかし、実は、この録音はとっくの昔にすでに紹介しているもの...

(Cell)ザラ・ネルソヴァ:ヨーゼフ・クリップス指揮、ロンドン交響楽団 1951年12月録音録音ザラ・ネルソヴァという名前も今となっては多くの人の記憶から消えてしまっていることでしょう。ですから、彼女の録音(ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 作品19)を初めて紹介したときには、その経歴などに関しても少しばかり詳しく紹介しました。
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カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1961年11月17日録音ふと気がつくと、ドヴォルザークの「序曲」をほとんどアップしていないことに気づきました。
すでに何度かふれたことなのですが、名前はとても有名なのに、聞かれる機会のある作品がとても少ないという作曲家がいます。もっとも、その作曲家が「寡作」であ...

(Vn)エリカ・モリーニ (P)レオン・ポマーズ 1956年録音エリカ・モリーニと言えば、その背筋の伸びた清冽な音楽がすぐにイメージされます。そして、彼女こそは古き良きヨーロッパの象徴のようなヴァイオリニストでした。
その経歴を見てみれば、20世紀の初頭にオーストリアに生まれ,、わずか14才にしてベル...

ヨーゼフ・クリップス指揮 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 1957年4月録音「Decca」は1957年から突然イスラエルフィルとの録音を開始します。
率直に言って当時のイスラエルフィルは弦楽器と木管楽器に関してはそれなりのクオリティを保持していましたが、金管楽器に関しては明らかに見劣りがしました。ですから、「De...

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:ワルター・ヘンドル指揮 RCAビクター交響楽団 1963年6月3日~4日録音レパートリーがウィーン古典派からブラームスなどのロマン派の作品あたりに限られていたエリカ・モリーニにしては珍しいレパートリーだといえます。しかし、そこはやはりモリーニであって、同時代のハイフェッツの録音を較べてみれば、そこからはアメリカとヨ...

(Vn)エリカ・モリーニ:フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団 1958年10月14日~17日録音レパートリーがウィーン古典派からブラームスなどのロマン派の作品あたりに限られていたエリカ・モリーニにしては珍しいレパートリーだといえます。しかし、そこはやはりモリーニであって、同時代のハイフェッツの録音を較べてみれば、そこからはアメリカとヨ...

ゲオルク・ショルティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1959年5月録音1958年にショルティはウィーンフィルと「ラインの黄金」を録音し、これが営業的にも大成功をおさめます。
クラシック音楽の録音というものは短期的に大きな売り上げを記録するものではなくて、その代わりに著作隣接権が消失するまでの長きにわたって売...
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[2025-08-03]

コダーイ: マロシュセーク舞曲(Zoltan Kodaly:Dances of Marosszek)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年11月15日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on November 15, 1962)
[2025-08-01]

ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」序曲(Johann Strauss:Die Fledermaus Overture)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)
[2025-07-30]

エルガー:行進曲「威風堂々」第3番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 3 in C Minor])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)
[2025-07-28]

バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545(Bach:Prelude and Fugue in C major, BWV 545)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-07-26]

ベートーベン:交響曲第7番 イ長調 作品92(Beethoven:Symphony No.7 in A major ,Op.92)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 1959年録音(Joseph Keilberth:Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on 1959)
[2025-07-24]

コダーイ: ガランタ舞曲(Zoltan Kodaly:Dances of Galanta)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年12月9日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 9, 1962)
[2025-07-22]

エルガー:行進曲「威風堂々」第2番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 2 in A Minor])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)
[2025-07-20]

ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調, Op.53「英雄」(管弦楽編曲)(Chopin:Polonaize in A flat major "Heroique", Op.53)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)
[2025-07-18]

バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(Bach:Toccata and Fugue in D Minor, BWV 565)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-07-16]

ワーグナー:ローエングリン第3幕への前奏曲(Wagner:Lohengrin Act3 Prelude)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1959年12月30日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 30, 1959)