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ようこそ Blue Sky Label へ!
フルトヴェングラーやトスカニーニ、ワルター、バックハウス、ホロヴィッツ、ハイフェッツなどの偉大な音楽家たちの歴史的名演から1960年代のカラヤンやバーンスタインのステレオ録音まで、3500を超える楽曲がフリーで全曲お聞きいただけます。【今日の一枚】
【 2019-02-23追加】・・・ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
(P)レオン・フライシャー:ジョージ・セル指揮 クリーブランド管弦楽団 1958年2月21日~22日録音
セルによるブラームスのピアノ協奏曲と言えば、カーゾンやゼルキンによる録音があります。そう言う中にこのフライシャーの録音を放り込んでみるといささか影が薄くなるのはやむを得ないのでしょう。 この時代においてカーゾンやゼルキンはすでに押しも押されもせぬピアノの巨匠であったのに対して、フライシャーの方は数ある有望な若手ピアニストの一人にしか過ぎなかったからです。 つまりは、今日までこの録音をアップしてこな...続きを読む【名演奏を聴く~今週の一枚】
マーラー:交響曲第9番
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 1964年1月10,11,14&18日録音
当時のベルリンフィルのレパートリーにマーラーは存在していませんでした。
その理由を遡ればいささか剣呑な話になるのですが、そう言うベルリンフィルを相手にマーラー演奏の金字塔とも言うべき録音が為されたことはある種の「奇蹟」とも言えます。
さらに着目すべきは、その驚くべき録音クオリティの高さです。「TAS Super LP List」の最高評価である「BEST OF THE BUNCH」を与えられている一枚でもあります。
【優秀録音を聴く~今週の一枚】
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34
アンタル・ドラティ指揮 ロンドン交響楽団 1959年6月録音
玩具箱をひっくり返したような楽しい音楽です。
そして、評価の高い「Living Presence」の録音の中でも、これこそはとびきりの優秀録音です。
おそらく、このレベルを凌駕するような録音は、その後半世紀以上の時間が経過したにもかかわらずほとんど存在しないのではないでしょうか。
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【最近の更新(10件)/リスニングルームの更新履歴】
[2019-02-22]
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35(Vn)ジノ・フランチェスカッティ:ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1954年3月27日録音
50代前半の、まさに脂ののりきった時代の録音
[2019-02-21]
ベートーベン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58(P)エミール・ギレリス:レオポルト・ルートヴィヒ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1957年4月30日~5月1日録音
一人の演奏家の変化を辿るというのも「また面白からずや」
[2019-02-20]
コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」組曲 作品35aゲオルク・ショルティ指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1955年2月21日~25日録音
与えられた仕事に対して期待された以上の結果を返すことでキャリを積み上げている
[2019-02-19]
クープラン:コンセール小品集(Cello)ピエール・フルニエ:ルドルフ・バウムガルトナー指揮 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 1963年12月20日~21日録音
ピリオド演奏による騒々しい演奏と較べると別の星の住人のようです
[2019-02-18]
ベートーベン:ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1(P)ヴィルヘルム・ケンプ 1964年11月12日~13日録音
神から与えられた恩寵がケンプというエオリアンハープを通して鳴り響く演奏
[2019-02-17]
マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1964年12月録音
マーラーの音楽の中にある不純物を沈めていって、残された結晶だけをすくい取ってきたような演奏
[2019-02-16]
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団 1950年録音
「夢」だけは抱えきれないほど持つことが出来た時代の「幸せ」の一断面
[2019-02-15]
ベートーベン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15(P)エミール・ギレリス:アンドレ・ヴァンデルノート指揮 パリ音楽院管弦楽団 1957年6月19日~20日録音
一人の演奏家の変化を辿るというのも「また面白からずや」
[2019-02-14]
R.シュトラウス:交響詩「ドンファン」 作品20カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1963年4月録音
オケの隅々にまで己の意志を貫徹させているベームの姿が浮かび上がってきます
[2019-02-13]
J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 BWV.1068 より エアー(G線上のアリア)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィル 1929年録音
ゆったりとしたテンポで音楽が進んでいくので何処かいい知れない凄みのようなものがわき上がってくる