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(P)エリック・ハイドシェック:アンドレ・ヴァンデルノート パリ音楽院管弦楽団 1961年9月5日~7日録音ハイドシェックの名前が世間に知られるようになったのはこのモーツァルトのコンチェルトの録音によってでしょう。
この録音はハイドシェックのピアノも素晴らしいのですが、それと同じくらいヴァンデルノートの指揮が素晴らしいのです。後の世代から俯瞰し...

(P)ウラディミール・ホロヴィッツ:1954年10月16&21日録音ホロヴィッツはクレメンティが「取るに足らない音楽家」だと思われていた時代から彼の作品を積極的に取り上げていた数少ないピアニストの一人でした。そして、コンサートで取り上げるだけでなく録音まで行った人となると、この50年代までの時期ではホロヴィ...

(P)ヴィトルト・マウツジンスキ:ワルター・ジュスキント指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1959年3月2日&4日録音前回紹介したブラームスの協奏曲と同じく、1953年の録音であり、共演しているオーケストラはロンドン響です。
ブラームスの時は指揮者のリーガーが結構泥臭くオケを鳴らしていたので、マウツジンスキも結構それに対抗してピアノをガンガン鳴らしていま...

(P)エリック・ハイドシェック:1959年11月7日~8日録音ハイドシェックというと最初はヴァンデルノートとの共演で録音したモーツァルトのコンチェルトによって「モーツァルト弾き」と呼ばれ、その後はベートーベンのピアノ・ソナタの全曲録音やいわゆる「宇和島ライブ」によって「ベートーベン弾き」のような言われ...

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ (Cello)マニュエル・フォイアマン (Viola)ウィリアム・プリムローズ 1941年9月9日録音詳しく調べたわけではありませんが、おそらくはこの作品の世界最初の録音ではないかと思われます。
あちこちで何度の書いていることですが、モーツァルトは20世紀において再発見されました。その切っ掛けは彼の生誕200年を記念して多くの作品が録音さ...

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮:ウィーン・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月1日録音クナッパーツブッシュとウィーンフィルは1955年3月29日から4月1日にかけてムジークフェラインザールで以下の2曲をセッション録音しています。レーベルは言うまでもなくDeccaです。
残念なのは、1955年と言えばすでにDeccaはステレ...

パスカル弦楽四重奏団:(P)アーサー・バルサム1952年録音恥ずかしながら、「パスカル弦楽四重奏団」という存在は私の視野には全く入っていませんでした。ですから、最初にこの団体について少しばかり紹介させてください。
まず、この団体なのですが、ヴィオラ奏者である「レオン・パスカル」の名前をとって団...

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団1959年6月9日~10日録音ジュリーニという指揮者に対しては「コンサート指揮者」というイメージしか湧きません。しかしながら、ヨーロッパの、それもイタリア出身の指揮者がオペラと無縁であるはずもなく、調べてみれば50年代の初めにはあのミラノ・スカラ座の音楽監督を務めていま...

ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1940年5月6日録音この二つのシベリウスの交響曲録音は、結果として、バルビローリからニューヨークへの「置き土産」のようなものになってしまいました。いや、もしかしたら、42年に録音した交響曲第1番はバルビローリ自身もその様な思いで録音したのかもしれません。
こ...

(P)ゲイリー・グラフマン:シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1960年3月14日録音この、どちらかと言えばマイナーな作品は同じ組み合わせによるショパンのピアノ協奏曲第1番とカップリングでリリースされました。まあ、悪く言えば「埋め草」と言えるのでしょうが、それでも、こういう形で録音が残ったことには感謝したいと思います。
こ...

シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 (Tr)ロジャー・ヴォワザン (Fl)ドゥリオ・アントニー・ドワイヤー (Fl)Doriot Anthony Dwyer (Oboe)ラルフ・ゴンバーグ (Vn)リチャード・バージン 1957年7月9日録音昔の巨匠と言われた人は良くバッハのブランデンブルグ協奏曲を取り上げています。もちろん全曲を取り上げなくても、その中からお気に入りの作品を取り上げると言うことはよく行っていました。
ですから、こうしてミュンシュとボストン響がこの作品を取り上...

(P)ヴィトルト・マウツジンスキ:フリッツ・リーガー指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1953年2月6日、7日&9日録音冒頭のオーケストラの前奏を聴いて、これはもうドイツ的な泥臭さ満載だと感心させられました。そこで、指揮者を確認すると「フリッツ・リーガー」となっています。正直言って、「Who are You?」という存在だったのですが、調べてみると1949年...

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1959年12月27日録音オーマンディがどうしても低く見られる要因として「オペラ」を指揮しなかったと言うことがあります。実はミンシュもほぼ同様で、彼もまた「オペラ」との縁は非常に少なかった指揮者でした。
そして、アメリカではまだしも、ヨーロッパではその事は決定的な「...

パスカル弦楽四重奏団:(P)アーサー・バルサム1952年録音恥ずかしながら、「パスカル弦楽四重奏団」という存在は私の視野には全く入っていませんでした。ですから、最初にこの団体について少しばかり紹介させてください。
まず、この団体なのですが、ヴィオラ奏者である「レオン・パスカル」の名前をとって団...

(P)ウラディミール・ホロヴィッツ:1953年2月25日 録音グールドは常に演奏会という行為に疑問を持っていましたし、その事を常に口にしていました。その中で有名なのは、演奏会は「ノン・テイク・ツーネス」であり、録音技術の登場によりライヴ・コンサートはその意義を失ったというものです。
しかし、それ以上...

(P)ウラディミール・ホロヴィッツ:1953年2月25日 録音グールドは常に演奏会という行為に疑問を持っていましたし、その事を常に口にしていました。その中で有名なのは、演奏会は「ノン・テイク・ツーネス」であり、録音技術の登場によりライヴ・コンサートはその意義を失ったというものです。
しかし、それ以上...

シモン・ゴールドベルク指揮:オランダ室内管弦楽団 1958年9月22日~23日録音ゴールドベルク指揮がオランダ室内管弦楽団と録音したハイドンの交響曲もまた随分とマニアックな選曲です。そのマニアック度はモーツァルトの選曲以上でしょう。
ハイドン:交響曲第39番 ト短調, Hob.I:39
ハイドン:交響曲第44...

(P)エリック・ハイドシェック:アンドレ・ヴァンデルノート パリ音楽院管弦楽団 1957年12月26日~28日&1958年11月25日録音ハイドシェックの名前が世間に知られるようになったのはこのモーツァルトのコンチェルトの録音によってでしょう。
この録音はハイドシェックのピアノも素晴らしいのですが、それと同じくらいヴァンデルノートの指揮が素晴らしいのです。後の世代から俯瞰し...

パスカル弦楽四重奏団:(P)アーサー・バルサム1952年録音恥ずかしながら、「パスカル弦楽四重奏団」という存在は私の視野には全く入っていませんでした。ですから、最初にこの団体について少しばかり紹介させてください。
まず、この団体なのですが、ヴィオラ奏者である「レオン・パスカル」の名前をとって団...

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1966年4月4~8日録音スタインバーグは手兵のピッツバーグ交響楽団をともに1962年から1966年にかけてベートーベンの交響曲の全曲録音を行っています。
さて問題は、その録音を聞いてみたいかどうかです。
50年代から60年代はクラシック音楽にとっては輝ける...

エードリアン・ボールト指揮:ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1959年3月録音言い訳をするならば、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲を聴く機会などというのは殆どありません。実際のコンサートで彼の交響曲を聴いた事があるのは「海の交響曲」だけです。おそらく、大フィルの定期だったと思うのですが、その時も確か「関西初演」みたいな...

ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ハーグ・レジデンティ管弦楽団 1952年1月5日録音オッテルローという指揮者の守備範囲の広さを感じさせる録音と言えるでしょうか。もちろん、メンゲルベルク(ボレロ)やフルトヴェングラー(スペイン狂詩曲)も調べてみればラヴェルの録音はあるようですが、極めてレアです。クナッパーツブッシュなんかは皆...

ヴァーツラフ・ターリヒ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1951年4月4日録音ドヴォルザークという作曲家は知名度は抜群であり、彼の代表作である「新世界より」などはオーケストラにとってはなくてはならない「飯の種」になっています。しかしながら、それほどまでに有名であるにもかかわらず、それではそれ以外の作品となると、少し認...

シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 (Hr)ジェームズ・スタリアーノ&ハリー・シャピロ (Oboe)ラルフ・ゴンバーグ (Vn)リチャード・バージン 1957年7月8日録音昔の巨匠と言われた人は良くバッハのブランデンブルグ協奏曲を取り上げています。もちろん全曲を取り上げなくても、その中からお気に入りの作品を取り上げると言うことはよく行っていました。
ですから、こうしてミュンシュとボストン響がこの作品を取り上...

ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ハーグ・レジデンティ管弦楽団 1950年1月25日&1951年11月24日録音オッテルローがハーグ・レジデンティ管弦楽団の音楽監督に就任したのは1949年のことでした。当時の楽団は低迷していて客の入りも悪く、オッテルローは就任するとすぐに大幅な改革に乗り出します。
それは、多趣味で、自分の欲望に正直に生きたオッテル...

シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1957年3月3日録音ミンシュはヴァイオリニストとして音楽家のキャリアをスタートさせています。その点ではチェリストとしてキャリアをスタートさせたバルビローリとよく似ているのですが、その芸風は随分と異なります。
バルビローリの音楽は弦楽器奏者としての強みを生かし...

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1962年4月30日~5月2日録音スタインバーグは手兵のピッツバーグ交響楽団をともに1962年から1966年にかけてベートーベンの交響曲の全曲録音を行っています。
さて問題は、その録音を聞いてみたいかどうかです。
50年代から60年代はクラシック音楽にとっては輝ける...

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1961年2月12日録音ジョン・ウィリアムズの作品がウィーン・フィルによって取り上げられたと言うことが少しばかり世間で話題になっているようです。レコード会社が宣伝しているように「歴史的なコンサート」かどうかは分かりませんが多少は興味をひかれたのでテレビで放送があっ...

(Vn)ゲオルク・クーレンカンプ:ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1938年録音1933年にナチスがチスが政権をとると、まずはブロニスワフ・フーベルマンとカール・フレッシュはユダヤ人であったためドイツを去りました。さらに、ドイツ人のアドルフ・ブッシュもナチスの政策に抗議して祖国を離れれてしまいます。
ナチスは何度もア...

(P)エリック・ハイドシェック:1959年11月7日~8日録音ハイドシェックというと最初はヴァンデルノートとの共演で録音したモーツァルトのコンチェルトによって「モーツァルト弾き」と呼ばれ、その後はベートーベンのピアノ・ソナタの全曲録音やいわゆる「宇和島ライブ」によって「ベートーベン弾き」のような言われ...
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[2025-08-20]

エルガー:行進曲「威風堂々」第5番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 5 in C Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)
[2025-08-18]

ベートーベン:交響曲第1番 ハ長調 作品21(Beethoven:Symphony No.1 in C major , Op.21)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年5月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on May, 1961)
[2025-08-16]

ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, 作品73(Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1946年10月14日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on October 14, 1946)
[2025-08-14]

ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲&第3幕への前奏曲~従弟たちの踊りと親方達の入場(Wagner:Die Meistersinger Von Nurnberg Prelude&Prelude To Act3,Dance Of The Apprentices)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)
[2025-08-11]

エルガー:行進曲「威風堂々」第4番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 4 In G Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)
[2025-08-09]

バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533(Bach:Prelude and Fugue in E minor, BWV 533)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-08-07]

ベートーベン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93(Beethoven:Symphony No.8 in F major , Op.93)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)
[2025-08-05]

ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op. 115(Brahms:Clarinet Quintet in B Minor, Op.115)
(Clarinet)カール・ライスター:アマデウス四重奏団 1967年3月録音(Karl Leister:Amadeus Quartet Recorded on March, 1967)
[2025-08-03]

コダーイ: マロシュセーク舞曲(Zoltan Kodaly:Dances of Marosszek)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年11月15日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on November 15, 1962)
[2025-08-01]

ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」序曲(Johann Strauss:Die Fledermaus Overture)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)