クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



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更新履歴(リスニングルーム)

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[2021-04-20]・・・チャイコフスキー:白鳥の湖, Op.20 (抜粋)

カレル・アンチェル指揮:ウィーン交響楽団 1959年2月録音
手兵のチェコフィルではないのが少しばかり残念ですが、アンチェルにとっては馴染みの深いウィーン交響楽団ですし、オケの能力としてはこちらの方が上のような気がしますからまあ文句のないところでしょう。 そして、アンチェルがこういうチャイコフスキー...

[2021-04-19]・・・シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D. 759「未完成」

ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ハーグ・レジデンティ管弦楽団 1959年6月録音
すでに以前に少しだけふれたこともあるのですが、オッテルローにとって人生の大きな転機となったのが1959年におけるベイヌムの突然の死去でした。未だ50代のベイヌムの突然の死は全く予想していないことだったので、コンセルトヘボウにとっては青天の霹...

[2021-04-18]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年10月15日~16日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラル...

[2021-04-17]・・・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV1050

シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 (Fl)ドゥリオ・アントニー・ドワイヤー (Vn)リチャード・バージン (P)ルーカス・フォス 1957年7月9日録音
昔の巨匠と言われた人は良くバッハのブランデンブルグ協奏曲を取り上げています。もちろん全曲を取り上げなくても、その中からお気に入りの作品を取り上げると言うことはよく行っていました。 ですから、こうしてミュンシュとボストン響がこの作品を取り上...

[2021-04-16]・・・ドヴォルザーク:スラブ舞曲 第1集 作品46

カレル・アンチェル指揮 ベルリン放送交響楽団 1960年6月18日,20日&21日録音
とにかく力強く、逞しいスラブ舞曲です。オーケストラが手兵のチェコ・フィルではなくてベルリン放送交響楽団であることも関係しているのかもしれません。 しかし、その力強さは決して悪いものではありません。 おそらく、この作品の一つの完成形は...

[2021-04-15]・・・ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調

(Cell)ザラ・ネルソヴァ:エードリアン・ボールト指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1953年録音
ネルソヴァのチェロのことを「男勝り」と評する向きがあったようなのですが、何処をどう聞けばそんな評価が出てきたのかと訝しく思ってしまいます。 51年にクリップスの伴奏で録音したドヴォルザークのコンチェルトとほぼ同じ事が、このサン=サーンスやラ...

[2021-04-14]・・・チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」(第3稿)

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1964年4月14日録音
吉田大明神が、オーマンディを文化の「保守者(キーパー)}と断じたの影響はこの国では大きいでしょう。オーマンディを高く評価する人はこの国では決して多くはありません。 しかし、オーマンディとフィラデルフィア管が作り出す音楽の平均点は決して低く...

[2021-04-13]・・・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調, Op.35

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:ヴァルター・ジュスキント指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1950年6月19日~20日録音
ハイフェッツはチャイコフスキーの協奏曲を3回録音しています。 ジョン・バルビローリ指揮 ロンドンフィルハーモニー管弦楽団 1937年3月25日録音 ヴァルター・ジュスキント指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1950年6月19日~2...

[2021-04-12]・・・ヘンデル:組曲第3番(第1巻) ニ短調 HWV 428

(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月30日&10月1日~2日録音
ハイドシェックはこのヘンデルの作品がよほど気に入っていたようで、コンサートのアンコール曲としても良く演奏していました。もちろん、いわゆる「伝説の宇和島ライブ」と呼ばれるなかでも取り上げています。 また、ヴィルヘルム・ケンプの追悼コンサート...

[2021-04-11]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年10月15日~16日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラル...

[2021-04-10]・・・モーツァルト:ピアノソナタ第13番 変ロ長調, K.333/315c

(P)ジュリアス・カッチェン 1954年9月27日~29日録音
驚くほど粒立ちのよい響きで演奏されたモーツァルトで、それはまさに晴れ渡った青空を思い出させ、生理的爽快感すら覚えさせる演奏です。 ピアニストにとっては、ラフマニノフやプロコフィエフのように10本の指で大量の音符を処理する事が要求されること...

[2021-04-09]・・・ラヴェル:組曲「ダフニスとクロエ」

ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ハーグ・レジデンティ管弦楽団 1953年5月4日~5日録音
オッテルローという指揮者の守備範囲の広さを感じさせる録音と言えるでしょうか。もちろん、メンゲルベルク(ボレロ)やフルトヴェングラー(スペイン狂詩曲)も調べてみればラヴェルの録音はあるようですが、極めてレアです。クナッパーツブッシュなんかは皆...

[2021-04-08]・・・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61

(Vn)ゲオルク・クーレンカンプ:ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1936年録音
1933年にナチスがチスが政権をとると、まずはブロニスワフ・フーベルマンとカール・フレッシュはユダヤ人であったためドイツを去りました。さらに、ドイツ人のアドルフ・ブッシュもナチスの政策に抗議して祖国を離れてしまいます。 ナチスは何度もアド...

[2021-04-07]・・・シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129

(Cello)レナード・ローズ レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1960年1960年10月24日録音
このシューマンからはヨーロッパ的な陰影に富んだ雰囲気は希薄です。それをどの様に受け取るかは人それぞれでしょうが、それは逆から言えばレナード・ローズと若きバーンスタインという組み合わせならではのニューヨーク的なシューマンになっていると言うこと...

[2021-04-06]・・・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1945年6月22日&1946年3月11日録音
トスカニーニはモーツァルトに関してはあまり積極的ではなかったようです。オペラに関しても「魔笛」をのぞけばほとんど取り上げていないはずです。 あるインタビューで「正直に言うとね、僕は時々モーツァルトの音楽にうんざりするんだ。」と述べていまし...

[2021-04-05]・・・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV1049

シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 (Vn)リチャード・バージン (Hl)ジェームズ・バッポートサキス&ドゥリオ・アントニー・ドワイヤー 1957年7月8日録音
昔の巨匠と言われた人は良くバッハのブランデンブルグ協奏曲を取り上げています。もちろん全曲を取り上げなくても、その中からお気に入りの作品を取り上げると言うことはよく行っていました。 ですから、こうしてミュンシュとボストン響がこの作品を取り上...

[2021-04-04]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年10月15日~16日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラル...

[2021-04-03]・・・フランク:チェロ・ソナタ イ長調(ヴァイオリン・ソナタからの編曲)

(Cello)レナード・ローズ:(P)レオニード・ハンブロ 1952年6月11日&18日録音
これはチェロという楽器の響きが好きな人にとってはたまらない録音でしょう。実は、私もまたチェロという楽器の響きが好きな一人なので、この録音を発見したときは大喜びをしました。 今さら言うまでもないことですが、フランクにチェロ・ソナタ等という作...

[2021-04-02]・・・ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調 G.482

(Cello)ピエール・フルニエ ルドルフ・バウムガルトナー指揮 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 1961年10月10日~14日録音
フルニエはこのボッケリーニとヴィヴァルディのチェロ協奏曲を50年代と60年代に一度ずつ録音しています。 もちろん、それほど多くのレパートリーがあるジャンルでもありませんし、モノラルとステレオという違いがあるのですから、そう言う形で再録音し...

[2021-04-01]・・・ヨハン・シュトラウス II:ワルツ「美しく青きドナウ」, Op.314

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1959年12月27日録音
オーマンディがどうしても低く見られる要因として「オペラ」を指揮しなかったと言うことがあります。実はミンシュもほぼ同様で、彼もまた「オペラ」との縁は非常に少なかった指揮者でした。 そして、アメリカではまだしも、ヨーロッパではその事は決定的な「...

[2021-03-31]・・・ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53

(Vn)ヨハンナ・マルツィ:フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団 1953年6月3日~5日録音
おそらく、個人的にはこの作品のほぼベスト言える演奏ではないかと思うのですが、何故かほとんど話題に上がることはありません。それは、若くして実質的に演奏家としての第一線から退いてしまい、その後は近況もほとんど伝わらず、1979年にスイスで亡くな...

[2021-03-30]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 , K.271 「ジュノーム」

(P)クララ・ハスキル:パブロ・カザルス指揮 カザルス祝祭管弦楽団 1953年6月19日録音
カザルスとハスキルの共演としては随分昔にバッハのチェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調, BWV 1056を取り上げていました。あれは、しみじみと「いいなぁー・・・。」と思わされる演奏であり、とりわけ第2楽章などは「ハスキルのピアノには詩がある」...

[2021-03-29]・・・ウィレム・ペイペル:交響曲第3番

エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮 (P)クリフォード・カーゾン アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1953年5月19日~6月1日録音
「ウィレム・ペイペル」とか「アルフォンス・ディーペンブロック」という、今まで聞いたこともなかった作曲家の作品の演奏と言うことになると、このベイヌム&コンセルトヘボウによる演奏について良いとか悪いとか、さらにはその演奏の特徴などと言うことは一...

[2021-03-28]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年10月8日~9日録音
ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。 一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラル...

[2021-03-27]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調, K.503

(P)エリック・ハイドシェック:アンドレ・ヴァンデルノート パリ音楽院管弦楽団 1961年9月5日~7日録音
ハイドシェックの名前が世間に知られるようになったのはこのモーツァルトのコンチェルトの録音によってでしょう。 この録音はハイドシェックのピアノも素晴らしいのですが、それと同じくらいヴァンデルノートの指揮が素晴らしいのです。後の世代から俯瞰し...

[2021-03-26]・・・ヴォーン・ウィリアムス:トマス・タリスの主題による幻想曲

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1963年10月13日録音
本家本元のボールトの演奏と較べるとその違いは際だっています。 ボールトの演奏にはどこかイングランドの荒野を吹きすぎていく風のような寂寂とした雰囲気がありました。 そう言えば、明治の開国以来イギリスと日本の関係というのは、いろいろなこ...

[2021-03-25]・・・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048

シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 1957年7月8日録音
昔の巨匠と言われた人は良くバッハのブランデンブルグ協奏曲を取り上げています。もちろん全曲を取り上げなくても、その中からお気に入りの作品を取り上げると言うことはよく行っていました。 ですから、こうしてミュンシュとボストン響がこの作品を取り上...

[2021-03-24]・・・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26

(Vn)ユーディ・メニューイン:シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1951年1月18日録音
ミンシュ&ボストン響の伴奏による初期の時代の協奏曲の録音を幾つか続けて聞いてみました。 聞いたのは以下の3つです。 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調, Op.26 (Vn)ユーディ・メニューイン 1951年1月18日...

[2021-03-23]・・・コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」組曲 作品35a

フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団 1954年9月22日~24日録音
この1961年にフリッチャイが録音した「ハーリ・ヤーノシュ」組曲には驚かされました。いや、そんな生易しい言葉ではその衝撃は表現できません。「度肝を抜かれた」と言った方がいいのかもしれません。 そして、その驚きというか衝撃というか、そう言う...

[2021-03-22]・・・コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」組曲 作品35a

フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団 1961年11月2日~3日録音
この1961年にフリッチャイが録音した「ハーリ・ヤーノシュ」組曲には驚かされました。いや、そんな生易しい言葉ではその衝撃は表現できません。「度肝を抜かれた」と言った方がいいのかもしれません。 そして、その驚きというか衝撃というか、そう言う感...
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[2025-11-08]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」 嬰ハ短調 Op.27-2(Beethoven:Piano Sonata No.14 in C-sharp minor, Op.27-2 "Moonlight")
(P)ハンス・リヒター=ハーザー 1955年11月録音(Hans Richter-Haaser:Recorded on November, 1955)

[2025-11-06]

ヴェルディ:弦楽四重奏曲(Verdi:String Quartet in E Minor)
イタリア四重奏団 1950年11月24日~29日録音(Quartetto Italiano:Recorded on November 24-29, 1950)

[2025-11-04]

フォーレ:夜想曲第5番 変ロ長調 作品37(Faure:Nocturne No.5 in B-flat major, Op.37)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)

[2025-11-02]

バックス:交響詩「ファンドの園」(Bax:The Garden of Fand)
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1956年6月20日録音(Sir John Barbirolli:Halle Orchestra Recorded on June 20, 1956)

[2025-10-31]

ベートーベン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 「大公」 Op.97(Beethoven:Piano Trio No.7, Op.97 in B-flat major "Archduke")
(P)エミール・ギレリス (Vn)レオニード・コーガン (Cello)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ 1956年録音(Emil Gilels:(Cello)Mstislav Rostropovich (Violine)Leonid Kogan Recorded on 1956)

[2025-10-29]

J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ長調 BWV.536(J.S.Bach:Prelude and Fugue in A major, BWV 536)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)

[2025-10-27]

ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」(Beethoven:Symphony No.6 in F major, Op.68 "Pastoral")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年10月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on October, 1961)

[2025-10-25]

アーサー・サリヴァン:喜歌劇「軍艦ピナフォア」序曲(Sullivan:Overture from H.M.S Pinafore)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)

[2025-10-22]

バターワース:管弦楽のための狂詩曲「シュロップシャーの若者」(Butterworth:A Shropshire Lad)
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1956年6月20日録音(Sir John Barbirolli:Halle Orchestra Recorded on June 20, 1956)

[2025-10-20]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」 ハ短調 Op.13()Beethoven:Piano Sonata No.8 in C minor, Op.13 "Pathetique"
(P)ハンス・リヒター=ハーザー 1955年11月録音(Hans Richter-Haaser:Recorded on November, 1955)