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ウィレム・メンゲルベルク(Willem Mengelberg) |ブラームス:「大学祝典序曲」&「悲劇的序曲 」
ブラームス:「大学祝典序曲」&「悲劇的序曲 」
メンゲルベルグ(1930年録音)・トスカニーニ(1938年録音) Brahmus:悲劇的序曲
Brahmus:大学祝典序曲
ブラームスが残した二つの演奏会用序曲
ブラームスは1876年にケンブリッジ大学から名誉音楽博士号の称号を授与したいとの申し出を受けます。ところが、そのためには大嫌いだった船に乗ってイギリスに渡り、さらには気の進まない堅苦しい儀式にも出席することが条件だったために断ってしまいます。
しかし、このような名誉は嫌いではなかった人ですから、3年後の1789年にドイツ国内のブレスラウ大学から同様の申し出があったときには、すぐに手紙を出して博士号をもらうための条件を問い合わせています。そして、その条件がお礼として何かの作品を作ってくれればいいと言うもので、イギリスに渡ったり儀式に出席する必要などがなかったためにこの申し入れを受け入れます。
ただし、作品の方はすぐには完成せず、翌年の夏に避暑地であったバード・イシュルという町で完成させました。
それが、有名な「大学祝典序曲」で、ユング君のような世代だとラジオの「大学受験講座」と分かちがたく結びつけられている音楽です。(・_・)☆ヾ(^^ )なんでやねん!!
ブラームスは当初は祝典用の荘厳な音楽を考えていたようですが、結局は当時流行していた学生歌をつなぎ合わせたような作品に仕上げました。
使われた学生歌は以下の通りだそうです。(人の受け売り^^;)
1.我等は立派な校舎を建てた
2.国の親
3.新入生の歌(元歌は「狐狩りの歌」)
NHKラジオ「大学受験講座」の前奏音楽として特に有名なメロディです。
4.だから愉快にやろうじゃないか
さて、ブラームスに限らず偉大な作曲家というものは、同じ時期に全く性格的に異なる作品を書く傾向があります。今回も、大学祝典序曲と時期を接して、全く雰囲気の違う演奏会用の序曲を書いています。
それが、二つ目の「悲劇的序曲」です。
こちらの方は、大学祝典序曲とは異なって作曲の動機がはっきりとは知られていません。ブラームスの言葉によると、楽しくて明るい大学祝典序曲の後に悲劇的な音楽を書きたくなったとのことなのですが、どこまで本気なのかは分かりません。
ただ、ある作品を書いているときにわき上がってきた楽想やアイデアがその作品の中に盛り込むことができないときに、全く異なる作品としてそれらを活用すると言うことはよくあったようです。
そうだとすると、この二つの序曲は二卵性の双生児といえるかもしれません。
とりあえずリクエストにこたえて
大学祝典序曲の方はパブリックドメインとなっている音源が少なくて、かろうじてメンゲルベルグによる演奏を発見できました。
録音がかなり古いのですが、まあ聴ける範囲の音質だと思います。
「大学祝典序曲」
メンゲルベルグ指揮 アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団 1930年3月30日録音
「悲劇的序曲 」
トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1938年6月10日録音
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よせられたコメント 2008-10-26:中田みき 大祝 ただいま練習中です。
ショルティーのCDを聴いていましたが、指揮者の方のイメージとは違った様です。
こちらと聴き比べてみました。
前半は指揮者のイメージに近いと思いました。
今更ながら、指揮者によってこうも違うものかな?と
この曲も奥が深いです。
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