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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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次のページ- 2023-08-03:大串富史
- 今回は申し訳ありません、バックグラウンドミュージック私的選考会の評価は保留にさせていただきます… うーん…
#もし管理人様がお嫌いでなければなのですが、もう幾つか本曲の音源のアップをお願いいたしたく… どうぞ宜しくお願いいたします…
ワグネリアンなるフランキストのダンディのこの曲は、非常によさげではあるのですが(わたし的にはフランス山人の歌による交響曲より好きだったりしますごめんなさい…)、なんというかあのその、管理人様も仰られるように、ところどころで相応の見えを切ってはいてもつながりが薄い(もしくはつながりが悪いかのように聴こえてしまう?)ようにも思い、評価に悩んでいます…
#例えば最終楽章のフーガが、へーそう来るんだ、いいじゃん!そのままいけいけ…と思っていると終わってしまい、うーん…
思うに、もしかするともしかして、本曲のバーンスタイン・ニューヨークフィルあたりを聴くとダダダダダーと各所が繋がり評価もガガガガガーっとうなぎのぼりに上がって殿堂入りするのでは?などと期待したりしています。
#もっとも、師であるフランクがことごとく殿堂入りなのを見たり、フランキストのショーソンの詩曲を一「聴」惚れ(造語ごめんなさい…)してしまったりするにつけ、これまで聞かされていたおフランスな音楽の3つの高まり(ラモー・リスト・ドビュッシー)というのは、そもそも一体全体どこのどなたの審美感から来ているのか、逆にそちらの方に関心が移ってしまいます… いえ、ラモーもリストもドビュッシーも相応に凄いとは思っているんですが、あのその、学校の音楽の授業で例のブリテンを聴きましょうとか(くどいようですがハッキリ言って、パーセルに失礼です)、プロコフィエフのピーターと狼を聴きましょうとか(プロコフィエフご本人に失礼ではとさえ思います)、そんな現代の音楽教育を歴代の「人格破綻者」の群れの面々が受けてきたとは到底思えないのです…
それで管理人様への深い感謝と熱いエールに、今回はちょっとだけリクエストを添えて。
- 2023-07-31:大串富史
- ショーソンとフランクに、またバーンスタインとオケの皆様の面々に、そして管理人様への感謝を込めて。
この曲もこの年になって初めて聴き、これがフランキストなるショーソンの詩曲というものなのかーと、ただただ感じ入っております。
#最初に相応に期待して交響曲を聴いたものの、ハッハッハ師はやはり越えられぬのだーと思うと共に、ああフランクの交響曲の第3楽章はやはりあれしかないのかーそうなのかーと改めて感じ入りました…
この曲の魅力が、管理人様の言うところの「その内面に巣くっているどうしようもないペシミズム」または「何だかゾッとするような情念…世紀末ヨーロッパを蔽っていた、とらえ所のない漠然とした焦燥感や苛立ちのようなもの」なのかどうかはさておき、うーん、好きになってしまいました… やはり自分は(というか現代人は)世紀末の人なのかも…と改めてゾッとしています…
バーンスタインもオケの皆様の面々(ヴァイオリンのフランチェスカッティ含む)もいいですね。こちらのサイトにお邪魔して、自分の中でのバーンスタインへの評価が上昇中なのは、うーん… もしかするともしかして、なんだかゾッとするような現代人特有の感性が、現代人同士お互いに響き合っているからなのかもしれません…
ですのでやはり、管理人様への感謝は尽きません。クラシック音楽史というよりは世界史また人類史的にでしょうか、クラシック音楽を通して聴く世紀末は、ただただ興味深いばかりです。今日もまた、深い感謝と共に。
- 2023-07-29:タニさん
- ルドルフケンペは、私が聞いてきたクラシックでは少ない、ジャズの世界でいうところのグルーヴを感じさせる演奏家です。(個人的に一緒くたにしてます)
その最たる演奏が、後年のミュンヘンフィルと演奏したシューベルトのザ・グレイトです。フリー音源でないのが残念ですが。
それと比べて、ドレスデンのものは、ノリが悪いと考えてました。
改めて聞くと、いい演奏ですね。
ローエングリンとブラ2(バンベルグ)のも、いいなあ。
- 2023-07-27:大串富史
- #狂詩曲「スペイン」の管理人様のご講評より、こちらのご講評によりグッときまして、こちらにコメントさせていただきますお許しください…
シャブリエを含むクラシック音楽の作曲家の先生方への感謝、そして管理人様への感謝と共に。
最近、ディーリアスよお前もか違う違うあなたもでしたか、みたいなコメントを書かせていただきましたが、今回シャブリエの狂詩曲「スペイン」以外の曲を聴く機会に恵まれ、その上で本当に久し振りに(中学校のブラスバンドの演奏の時以来です…)狂詩曲「スペイン」を聴き、管理人様の秀逸なご講評を合わせて拝読させていただき、軽いめまいを覚えつつも、これだけは書かせていただきたいと思い、こちらにコメントしております…
え?何がそんなに書きたい(言いたい)のかって? いえいえ、シャブリエを含むクラシック音楽の作曲家の先生方への感謝を、ひと言お伝えしたくて。
#悪い言い方にならないようにと思うのですが、もしウェーバーが管理人様が仰られるような人生の達人であるのなら、シャブリエは作曲家の達人???なのかも、などと思い始めています。「人格破綻者」の群れのただ中で凡人と同じ半生を送ったうえで参戦したのが幸い?したのか、「人非人」や「極悪人」を免れたわけですから(まて
作曲というこの過酷な頭脳労働はさしずめ、オリンピックで金メダルを取らんがための過酷なトレーニングとやはり同じだったのだと、改めてストンと来ています。正直スペイン程度では表彰台に上ることさえできないでしょうが、それでも、いい演技だったなあと現代の我々でさえ(小中学校のブラスバンドの子どもたちでさえ)「スペイン」をまあそれなり楽しませていただいているわけですから。
#ちなみにグラナドスのゴイェスカスは、バックグラウンドミュージック私的選考会で惜しくも予選落ちでしたごめんなさい… いや、グラナドスにだって感謝してるんですよーそこはお間違いなくー
管理人様には、ただただ感謝です。わたし的にはですが、これこそが超正統なクラシック音楽紹介サイト(歴史的音源つまりクラシック音楽愛好家にとってのリアルタイム音源プラス秀逸なご講評)です。そんな深い感謝を、熱いエールと共にお送りしつつ。
- 2023-07-26:小林正樹
- >>音楽というのはやはり歌わなければ魅力は半減します。いや、「歌ってこそなんぼ」の世界なのです。しかし、どのように歌わせるかというのは、その人の中にどれだけの音楽力(おかしな言葉ですが)、つまりは「考え抜く力」があるかにかかってきます<<
管理人様のこのご意見、僭越ながら私は150パーセントではなく、一万パーセント(笑)ほども賛同いたします。昨今の演奏にはこのことがあまり感じられなくておもろくないんです。感じられるのは演歌や歌謡曲の歌い手に少しくらいかなぁ・・頑張れクラシックと言いたいですねん。いやほんま!!
- 2023-07-25:大串富史
- わたしにもディーリアスとこの曲に一票を入れさせてください!
前にコメントに書きましたが、ごめんなさいこの曲のためにわざわざコンサートに出向くことはないのでしょうが(まて)、べたな言い方をすれば、昔々のレコードショップで1500円または1800円はたいてこれに当たった暁には、あの相当青い時であっても大満足でしたでしょうし、ひょっとして人生が変わっていた?のかもしれないぐらいに思いました。
#もっともあの時分はあっという間に鑑賞から演奏そして受験の準備と目まぐるしかったので、やはり同じ人生だったんだろうなとは思いますが。
他の方も仰っていますが、ディーリアスは安心して聴けつつも(わたし的には、ですが)飽きさせないですね。夜明け前の歌か、川辺の夏の夜か、春を告げるかっこうを聞いてか、うーん、かっこうかっこうもけっこういいかも…という中、この曲が他を抑えて貴重なバックグラウンドミュージックの1曲に加わりましたこと、ここにご報告させていただきます。
#今回は演奏してくださった皆様への賛辞はごめんなさい割愛させていただきます… えっ?ディーリアス自身も梅毒?ってまるでシューベルトじゃないですか… つくづく思うに、この作曲という「技」は他のすべての「技」と同じく、不完全な人に過酷なものを強いる(普通の人が普通にできる技ではない)という感を新たにせざるを得ません…
そのようなわけで今回も、管理人様とこのサイトとに一票を入れさせてください!
#今日の中国人の学生向けの多人数レッスンの開始の音楽はバルトークのオケ協の最終楽章(もう始まってますー)、中休み5分は(多分)フランクのソナタ、最後の「クラシック・アワー」はこの曲です。全部くっつけ終わって、24分強ですか… 学生が何人残るのか、ちょっと見モノではあります(まてまて
- 2023-07-24:えかき
- 全集物を作らない件ついて、ホロヴィッツ本人は「優れた作曲家だとしてもそのすべての作品が素晴らしいとは思えない」と話していたと何かの本で(曖昧ですみません)読んだ記憶があります。
それも結局は好みの範疇だとは思うのですが、趣味でたまに弾くくらいのライトな愛好者のワタシにもよくわかります。なんかこれだけは合わないな~的な曲があるんですよね。結果的に掻い摘んでアルバムが出来上がるのでしょう。
ショパンも2番のソナタは何種類も録音がありますが、3番はナシ。どこがお気に召さなかったのか知りたいところですね。
- 2023-07-23:アルマンド
- 1948年録音はSPレコードが初出のようです。SPレコード、モノラルLP、ステレオLP用に定番曲を再録音していったということだと思います。
- 2023-07-22:めしむら
- フルニエのチェロ、40数年前に東京文化会館小ホールで聴いたバッハ無伴奏の全曲演奏会2夜の素晴らしさが忘れられません。
さて。フルニエのドヴォルザークの協奏曲の録音が紹介されていましたが、私の手元に、リストに無かった2種のCDがありますので、お知らせします。
Zden$(D+5k M$(D+!cal WDR Sinfonieorchester K$(D+Sln
1972 10 13 WEITBLICK SSS0225-2
Sir Colin Davis BBC Symphony Orchestra
1973 3 14 BBCLEGENDS BBCL-4149-2
1956年と1959年の演奏は存在を知りませんでした。
今後、中古CD漁りで出会えるとうれしいです。
- 2023-07-19:大串富史
- シャルル=マリー・ヴィドールと管理人様への感謝と共に。
#もちろん演奏や録音への感謝もあるわけですが、シャルル=マリー・ヴィドールと管理人様への感謝がダントツです…
この人のこの曲は初めて聴きました。オルガン曲にして交響曲かーなるほどー、というのもあるのですが、本来はオルガン曲と歌曲は流さないことにしていたものの(特定宗教の宣伝と取られかねないことをしない、歌曲だと生徒の気が散ってしまったり話題がそれてしまったりする)、この第6番はグループレッスンが終わった今、しっかり流させていただきました。
#本日の中国人学生相手の日本語グループレッスンの開始のバックグラウンドミュージックはフランクの交響曲の第1楽章、中休みはバッハの平均律、最後の「クラシック・アワー」はこの曲で、学生たちも10人以上が教室に残り、今日も「クラシック音楽の威を借り」させていただいた次第です。
それで、管理人様への感謝は尽きません。時代を遡ってここまで来て、いやここまで万人向けの総合音源サイトは他にない、ということがよく分かりました。感服です…
#こんなことを言うとこのサイトに集う大先輩の皆様から異論もあろうかと思うのですが、自分の好きな曲や演奏や音源をとにかく集めて、だけでは訴求なり共感なりが不十分ではなかろうかと思うのです… その一方でレコード芸術廃刊を「崩壊の兆し」と言うのもなんだかなですが。聴きたい人が聴けばいいし、もはやフリーとなったこの一時代の「音」を自らの耳で検証すればそれでいい。もしレコ芸の廃刊が時代の必然であったなら、こちらのサイトの台頭と存続も必然なはずです。管理人様とこちらのサイトに、引き続き熱いエールを送りつつ。
- 2023-07-14:小林正樹
- いやいや懐かしいなあ・・。ヒッチコックの飛び出たおなかと横顔のシルエットそれに故・熊倉一雄のあの妙に耳を捉える印象深い声。テレビ番組の冒頭だけがとても印象深かったな。グノーという人も実にメロディメーカーですねぇ。映画パピヨンの中で使われていたファウストのバレエ音楽もよかったなぁ。島に派遣されたへたくそ軍楽隊の演奏も良かった。これからグノーを楽しむぞ!
- 2023-07-13:藤原正樹
- サヴァリッシュと聴き比べてみると、こちらはどこか「リア充」と言う感じ。アメリカの大学のイメージなんです。ーー大金持ちが寄付をして設備も新しく陽気な大学生がいっぱいいるタイプーー。隅々までわかるクリアな音楽作りですが、最後の大団円など、少しわかりすぎるかな、と思わないでもない。これは僕がこの曲に最初に触れたのが、ベイヌムのモノラル録音だったためかもしれません。あの雰囲気をどうしても刷り込まれているので・・・(ただし、冒頭の打楽器などベイヌム旧盤でははっきり聞こえていなかったような記憶あり録音はセルの方が上ですが)
- 2023-07-13:tks
- すみません。訂正です。
「シューベルトのガスタイン交響曲(2台ピアノソナタの編曲)なんかがあり…」
間違いです。これはヨアヒムの編曲でした。
ワインガルトナーが編曲したシューベルトは、スケッチをもとに完成させた「交響曲"第7番"ホ長調D.729」です。レーグナーなどの録音で聴くことができます。曖昧な記憶でコメントすべきではなかったと反省しております。
- 2023-07-13:アドラー
- 「あやつり人形の葬送行進曲」という聞いたことのないタイトルを何気なくBGMのつもりでクリックし、パソコンで仕事をしていたら、何だか知ってるメロディーで楽しくなりました。オーケストラの音もいいなと思って、でも曲名も作曲者も演奏家もよく知らず、繰り返しクリックして聴いてます。ヒッチコックのテーマなんですね。なるほど。楽しいです。オーケストラの名前も何か変ですけど、それも楽しいです。
- 2023-07-11:tks
- この舞踏への勧誘のアレンジは初めて耳にしました!編曲者は誰なのでしょう?大変興味があります。
→Felix Weingartnerだそうです。SP時代の名指揮者ですね!編曲作も多く、ベートーヴェンの大フーガは、フルトヴェングラーを始め結構多くの指揮者が取り上げています。変わったところ(ある意味有名どころ)では、ベートーヴェンのハンマークラヴィーアソナタ管弦楽版やシューベルトのガスタイン交響曲(2台ピアノソナタの編曲)なんかがあり録音もされています。でも、舞踏への勧誘ワインガルトナー版はクナ以外で聴いたことがありません。(因みにDeccaスタジオ録音では一般的なベルリオーズ版で録音しています。プロデューサーの意向かな。)
- 2023-07-10:藤原正樹
- 少壮教授のブラームスという感じです。冒頭からテンポよく、たたみかけるよう。オケがウィーン交響楽団なので正直言って期待していなかったのですが、変な名人気質がないだけ、素直に成果を出しているようで、エッジの聞いた鋭いブラームスに仕上がっているのですね。適度に正統的(といってもカビが生えるようなのではない)なので、やっぱりドイツ人の考えた大学のイメージなんです。はい。星はうまく入れられなかったな。6つにしておきましょう。
- 2023-07-10:小林正樹
- クナはいつも通りの、あのクナですが、この舞踏への勧誘のアレンジは初めて耳にしました!編曲者は誰なのでしょう?大変興味があります。
鳴り物が結構なワルツの賑やかな大胆さ、前奏での木管のカデンツァ風そして後奏の何やら怪しげな終わり方など・・。
クナのユーモアを感じさせました。ああ面白かった!
- 2023-07-09:“スケルツォ倶楽部”発起人
- 失礼します、スケルツォ倶楽部発起人と申します。音楽好きで、ここ最近5年ほどドメニコ・スカルラッティに はまっています。
スカルラッティのソナタをオーケストレーションした、ディアギレフ発案によるバレエ音楽があることを知り、一度聴いてみたいものだと長年探しておりましたが、音盤にも出会えず 耳にする機会もなく、このまま生涯を終えるのか(笑)とあきらめていましたが、そんな砂漠の中でオアシスのような貴サイトに辿り着き、多年聴くことを切望していた「上機嫌な貴婦人たち」を かくも易々と聴かせて頂くことが出来てしまいました。
しかもレコーディングの背景と詳しい経緯(いきさつ)を説明された文章もわかりやすく、マルケヴィチについて知らなかったことも多々あり、楽曲理解にもたいへん役立ちました。
特に、美しい第3曲アンダンテの弦セクションがためらうがごとき繊細なアンサンブルの素晴らしさは、耳にしたこの身がふるえるほどの感動・・・。原曲の K.87 は、坂本龍一さんも自身の葬儀で(ホロヴィッツによる演奏のCD指定で)流してほしいと生前プレイリストに挙げていた楽曲ですね。
ありがとうございました、感謝の言葉もございません。素晴らしいサイトに出会たことがうれしくてなりません、またおじゃまします!
- 2023-07-08:MS
- 吉田秀和の文を引いて、この音源をリクエストした者です。
音源をアップしていただいてありがとうございます。先ほど聞き終えたのですが、期待にたがわないすごい演奏でした。お書きになった通り、よくぞ録音しておいてくれたものだと思います。
ところで、この音源は、村上春樹の「古くて素敵なクラシック・レコードたち」でも取り上げられていましたが、この「古くて~」という本に出てくるレコードのかなりの音源が、貴サイトにアップされていて(例えばシェラザード)、いつも楽しませていただいています。本に取り上げられているレコードと貴サイトの音源のリンク集があると便利でしょうね。誰か、密かに作って楽しんでいる人がいそうですが。
- 2023-07-07:博
- 「ヘソが曲がる」ってかくと、あまりにもショックなことがあって気づいたらヘソが曲がっていたみたいなニュアンスがはいって、いいですね(・・?アメリカで良いポスト見つけられたらよかったのに・・と考えてしまいます。小澤ですらボストンを射止められ、しかも長期に居座れたんですから、トスカニーニの支配圏はイヤだとかおもわず、本人にその気があったらよかったんでしょうけど・・
- 2023-07-07:大串富史
- ラフマニノフへの、またリヒテルへの、そして管理人様への感謝と共に。
時代を遡ってあっという間にラフマニノフなのですが、このピアノ前奏曲集でちょっとくぎ付けになりました中です…
#ピアノ協奏曲第2番はと言えば、バックグラウンドミュージックとして何度か流したものの、うーん… 交響曲もこちらで初めて第1番から第4番まで拝聴させていただいたものの、うーん… 一方でこちらは聴き覚えのある(モーラ・リンパニーの)モスクワの鐘をはじめ、なかなかよさげでちょっとびっくりしているところです。本当はスクリャービンを聴きたかったのですが、ラフマニノフもまたピアノ曲だけで(自分的には)十分過ぎます…
ですのでモーラ・リンパニーもしっかり聴きましたが、やはりこちらのサイトの意義からすると、リヒテルの残り18曲をアップしていただくのも、また一つのあり方のように思いました。
#そしてそれをわたしたち常連がリクエストさせていただくのも、こちらのサイトの常連の、また一つのあり方のように思いまして…
管理人様への感謝ですが、今ブラームスのヴァイオリン協奏曲の第1楽章を流しているものの、聴衆は最終的に二人つまりわたしともう一人の生徒のみとなってしまっているのを見ても、こちらのサイトでまだまだクラシック音楽の発掘作業を続けさせていただきたく思う次第です。深い感謝と共に熱いエールを、この場を借りてお送りしつつ。
- 2023-07-04:小林正樹
- 凄い!もう完璧な指揮ぶりですねえ・・伝わってくるなぁ。ビンビンですわ。すっごい人がいたんですねえ。この時代、あっちをむけばワルター、こっちを向けばフルトヴェングラーにクレンペラーまだ若輩(?)のカラヤンにセル・・おお怖すぎ。
NBCのオケもおっとろしく完璧やぁコンマスは完全にソリスト、金管は名人集団・・そういえば(多分)この頃のフルート首席がカーマイン・コッポラ氏かもな。あのゴッドファーザー監督のコッポラさんの親父さんにしてニコラス・ケイジのおじいちゃんだそうですわ。
アメリカの底力の一端ですねぇ。どうでもええことをごちゃごちゃとすんません。
素晴らしい演奏をいつもありがとさんです!!(厚かましいですが)どうか健康第1で、これからも、もっともっと聴かせてください!
- 2023-07-04:白玉斎老人
- 音だけを伝えるサイトでは、こんな感想は反則技かもしれない。
「LPジャケット美術館 クラシック名盤100選」(高橋敏郎著、新潮社)で見た、LP初出版でのカバーイラストが、この演奏を聴くきっかけになった。米国人画家ベン・シャーンによるベートーベン像は、楽聖の持つ厳しさと温かさとを描出していて、これは演奏と不可分のものであるはず、と思わずにいられなかったからだ。
シャーンはスラム街に生きる人たち、失業者、そして第五福竜丸の乗組員など、弱い立場にある人々に強く共感する画家だった。シャーンの人柄がにじむイラストに違わず、フリッチャイが指揮する管弦楽団と歌手たちは、厳しさと温かさが併存する音楽を生み出していた。
「レコード芸術」の休刊に象徴されるように、音楽はLP、CDから動画・音声配信で享受する時代に移った。ジャケットと音楽が相乗効果でファンの心を掴んだ、LP全盛期に立ち会えた世代が羨ましい。
- 2023-07-03:さとる
- 手塚治虫のAIマンガより、フルトヴェングラーのAI録音を創って欲しいです♪
多分、音質は最高で演奏は80点の作品ができると思います
- 2023-07-03:大串富史
- ラヴェルへの、また「6人組の女神」への、そして管理人様への感謝と共に。
自分的にはラヴェルの曲の中での双璧は、このクープランの墓と弦楽四重奏曲なのですが、今回初めてピアノ原曲の終曲のトッカータ―を聴きました。あのパスピエもいいですが、このトッカータもなかなかよさげですね!
#とはいえ、リゴードンを聴いて、うーん… テンポ的にバックグラウンドミュージックにはちょっと…(日本語の定番の湾曲表現、「タバコはちょっと…「等)
とはいえ、「6人組の女神」なるMeyer(メイエル)の他の演奏はテンポ的にバッチリだと感じました。感謝感謝…
そうするとやはり、管理人様への感謝が今回も一番です。変な意味で持ち上げているのではなく、純粋にそう思っています。トッカータも(リゴードン絡みでバックグラウンドミュージックとしては流さないものの)こうして聴くことができましたし。
#というのも先日GoogleニュースでYOSHIKIさん?の新曲のお披露目?の報道があり、「Requiemは、100年後も残るクラシックの名曲だ!」という前評判につられて試聴させていただいて、ちょっと…なんですよねごめんなさい… 先日別の報道でブログレ(プログレッシヴロック)上位50バンド?報道でEL&Pが9位、ピンク・フロイドが7位、キング・クリムゾンが1位というのも、我々の世代がまだ生きているので云々できるわけで、100年経ったらどうなのかなと。一方でラヴェルのこの曲は100年後の今も生き残っているように思いますし、他のクラシックの楽曲も、当時の流行り歌で終わって忘れ去られて久しいということはなく、こちらのサイトの意義もロングテールなのかもしれませんが、この世が続く限り終わらないとの思いを新たにしています。
それで、何と申し上げましょうか、「Blue Sky Labelは、今後も残るクラシックの名サイトだ!」今回もまた、感謝およびエールと共に。
- 2023-07-02:藤原正樹
- うまく星がつけられないけど、7点入れておきます。これはこれで面白い。原作の持っている清楚な美しさが編曲のおかげで華麗になり、独奏はグールド、さらに指揮者が「そうきますか、じゃ、どうだ」式に面白がってるんですから。もちろん、18世紀ドイツなんて思いも浮かばない。まるでブロードウェーのミュージカルみたいになっていると言えなくもないけど、
- 2023-07-01:大串富史
- ただただ、管理人様への感謝と共に。
えっと、レスピーギへの感謝はとくだんありません(まて
ってシチリアーノじゃなくて、ジャイルス・ファーナビーのオールド・スパニョレッタですよね?皆知っているフィッツウィリアム・ヴァージナル・ブックの?えっそうじゃないんですか???とレスピーギを小一時間問い詰めたく(まてまて
#もっとも未音亭日乗様が仰っておられるように、これは「グリーンスリーブスなどと同様、スペイン-南伊あたりの民謡(舞曲)として受け継がれていた旋律が、16世紀中葉になって様々な音楽家の目に止まり、編曲された形で世に出た」と聞かされると、まあ怒りも収まろうというものです。いずれにせよ、これを弾いて友人から「あら!シチリアーノですよね!」みたいな言われ方をされてしまい苦笑いで終わってしまうあたり、やっぱりレスピーギの勝ち!といのはどうやら確定のようですね…
音楽演奏という行為から退いて既に数十年が過ぎ(先日拙宅にまだ残っていた娘の音楽教育用のカシオの電子キーボードを親戚の若い子に持っていかれてしまったため、これを機にキーボードはもう二度と買うまいと心に決めたばかりです)、バックグラウンドミュージック漁りを口実に音楽鑑賞という行為に舞い戻って改めて思うに、売れる(ウケの良い)音楽作りというこのベクトルはやはりただごとではないなー、まあ音楽というのはクラシック音楽も含めてそうなんだろうから、巷に溢れる音楽はどれもこれも、それ以上でもそれ以下でもないんだなー、と妙に納得しているところです。
レスピーギの聴き巡りは、ローマ三部作をしっかり猫またぎして終了させていただきたく(いや中学校の時はローマの松のアッピア街道の松が大好きだったんですよ本当です)。と同時に、レッスンの準備の合間にこのような稀有なクラシック音楽鑑賞の場を設けてくださった管理人様への感謝は残ります。いつもながら、ただただ、ありがとうございます。
- 2023-06-28:大串富史
- スキマ時間を見つけては続行中だったバルトーク聴き巡りを終えて、この人は相応に素直な人だったのでは?なかろうか?などとつらつら思ったりしています。いずれにせよ、今となってはこのバルトークとフランクの二人が、自分の中ではクラシック音楽の双璧のように感じます。
#もっともこの曲はかなり素直かもしれないものの、自分的にはオケ協(オケコンでもいいです!ああややこしい)やヴァイオリン協奏曲(第2番)の方がよほど好きなのですが。
バルトークとフランクの二人は、わたしの中では言ってみれば大戦後と大戦前みたいな感じです。そんなへんてこりんな分け方をするなと怒られそうですが、ワグネリアンらが大戦前のクラシック音楽の代表というのは、個人的に面白くありません… 新ウィーン楽派が大戦後の代表というのも、なんだかはぐらかされている(話をそらされている)ようでしっくりきません… 実を言えば自分的には大戦前と大戦後を通じての最高峰はタコ(ショスタコーヴィチ)だったのですが(第5番なんかは中学校の時分に毎日聴いて楽曲の各小節を暗記してしまうぐらいの勢いでした…)、60前にしてようやくこのタコの魔の手から逃れられたようにも思います(まてまて
#どなたかが別所で似たようなことを仰っておられましたが、ワーグナーの音楽が激ウケしていたあの時代の聴衆にバルトークの音楽を聴かせたならブーイングの嵐なのと同じなのでしょう、先日レッスン終了後のクラシック・アワー(!)でワーグナーを流したところ、生徒さんが一人また一人と席を外して結局誰もいなくなってしまったので、こちらとしても最後の生き残りだったマイスタージンガーをパソコンから消去せざるを得ませんでした… タコにしても、社会主義リアリズム?の終局を我々は皆知っているわけで、賛同も批判も今となってはどうなのかと思わざるを得ません…
ですので、管理人様への感謝は尽きません。フランクはうわさで聞いていただけでしたし、バルトークも聴き巡りは今回初めてですし、感無量です。ただただ、ありがとうございます。
- 2023-06-22:藤原正樹
- 平均律のクラヴィコード版が良かったので聞いてみたらやはり「あたり」。第2変奏、第3変奏のゆっくり目で耽美的な表情で期待を持ったが、いい意味で予想を裏切ってくれる快演。第7変奏、必要以上に鄙びたふうにしないのは筋を通していてよろしい。第13変奏、第19変奏、第25変奏のリュートストップは特に面白い。21-22、27-28の続け方はほとんどアタッカだがそれも説得力がある。他の変装でも指がよくまわるので、単なる学者の仕事を超えて聞き応えあり。モダンチェンバロでよくここまでと思います。
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[2025-09-08]

フォーレ:夜想曲第2番 ロ長調 作品33-2(Faure:Nocturne No.2 in B major, Op.33 No.2)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-09-06]

バッハ:小フーガ ト短調 BWV.578(Bach:Fugue in G minor, BWV 578)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-09-04]

レスピーギ:ローマの噴水(Respighi:Fontane Di Roma)
ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1939年1月21日録音(John Barbirolli:Philharmonic-Symphony Of New York Recorded on January 21, 1939)
[2025-09-01]

フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 作品33-1(Faure:Nocturne No.1 in E-flat minor, Op.33 No.1)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-08-30]

ベートーベン:交響曲第2番 ニ長調 作品36(Beethoven:Symphony No.2 in D major ,Op.36)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年4月20日録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on April 20, 1961)
[2025-08-28]

ラヴェル:舞踏詩「ラ・ヴァルス」(Ravel:La valse)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:Orcheste de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on 1960)
[2025-08-26]

フランク:交響詩「呪われた狩人」(Franck:Le Chasseur maudit)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1954年6月27~7月11日録音(Artur Rodzinski:Wiener Staatsoper Orchester Recorded on June 27-July 11, 1954)
[2025-08-24]

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.540(J.S.Bach:Toccata and Fugue in F major, BWV 540)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-08-22]

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(Debussy:Prelude a l'apres-midi d'un faune)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:London Festival Orchestra Recorded on 1960)
[2025-08-20]

エルガー:行進曲「威風堂々」第5番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 5 in C Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)