クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~


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アンケートの結果と考察(--;のようなもの・・・



ドヴォルザーク:交響曲第8番(第10位)

  • セル
161
  • カラヤン
115
  • クーベリック
71
  • ワルター
55
  • その他
51
  • ノイマン
37
  • ケルテス
35
  • 小沢
35
  • ジュリーニ
29
  • ターリッヒ
25
  • バルビローリ
25
  • チョン・ミュンフン
20
  • アバド
20
  • ドホナーニ
5

投票総数: 684


想像したとおりに、無事にセルが第1位で予選を通過しました。
しかし、これは日本がワールドカップをの予選を一番最初に突破したのとと同じようなもので、「一番最初に予選を通過したから一番強い!!」・・・とはなりません。"/(;-_-) イテテ・・・
おそらく、本戦での優勝を予想する人はほとんどいないでしょうし、ユング君でさえ、そんなことまでは期待していません。
セルにとって予選通過が期待されるのはおそらくここだけでしたから、その唯一の機会を生かして無事に本戦への出場権を獲得したことにユング君は我がことながらホッとしています。

さて、第2位にカラヤンがくい込んで、相変わらず彼への人気の高さがうかがわれます。
しかし、もしかすると、彼はどの予選においても上位に顔を出すけれども、どこでも第1位を獲得できずに本戦への出場を逃すと言うことも考えられそうです。もし、そうなれば、そこにこそカラヤンの凄さがあるのでしょうし、そこにこそカラヤンの限界があるといえるのかもしれません。
予選にノミネートされた作品を眺めてみると、おそらくはすべての作品にエントリーはされるでしょうが、さてその中で第1位を獲得できそうな作品となるとチャイコフスキーの「悲愴」ぐらいでしょうか?
次回は、早くも交響曲の王道ブラームスが登場しますから、その結果を見れば今後の動向がある程度伺えるかもしれません。
今から楽しみです。

<いただいたコメントより>

「最初に聴いたのはターリッヒ・チェコフィルで、こちらにも愛着はあるのですが、第8番といえばなんといってもセル(EMI録音)が一番です。
アンコールのように入っているスラブ舞曲とともに何度聴いても幸福感に満たされる演奏です。」

「クーベリックに1票!
セルの8番(特に晩年の方)も確かに素晴らしい演奏で、ユングさんのサイトを考えると、二つの録音合わせてセルの勝利にはなるのでしょうが、ドヴォルザーク大好きのジュリーニ等もかなり捨てがたく…。
迷ったあげくクーベリックに。
特にベルリンフィルを使って大いに盛り上げてくれる8番は一番聴く機会の多い一枚です。」

「それにしても難しい。セルとブロムシュテットが入れた録音で満足しているので、彼らで聴いてみたい…とは思いますが,ここはクーベリックに投じましょう。あたたかな木管の響きを聴かせてくれる事でしょう。」

「普通はセルを選ぶんでしょうが、ここはあえて、チェコの名匠イルジー・コウトを。
N響に1998年に客演したときのテレビ放送(地上デジタルでやっている再放送)を聞いて、第3楽章の息づかいに、はっとさせられたのを覚えています。
ぜひ、生で聞いてみたいです。」

「ドラティ/ロンドン・フィルの演奏は愛聴盤です。そのほかに、シルベストリもなかなか味のある優れた演奏だと思いますよ。」

「セルの演奏は圧勝間違い無しなので敢えて隠れた名演奏を!スウィトナー指揮シュターツカペレ・ベルリン!歌と躍動感が見事にマッチした熱い演奏です。スウィトナーを再認識していただけること請け合いです。」

今回は少しコメントが少なくて残念。お勧めの録音に対する熱いコメントを期待しています。

【リスニングルームの更新履歴】



[2024-04-24]

ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲, Op.120(Beethoven:Variations Diabelli in C major, Op.120)
(P)ジュリアス・カッチェン 1953年録音(Julius Katchen:Recorded on 1953)

[2024-04-22]

モーツァルト:弦楽四重奏曲第4番 ハ長調 K.157(Mozart:String Quartet No.4 in C major, K.157)
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)

[2024-04-20]

ショパン:バラード第3番 変イ長調, Op.47(Chopin:Ballade No.3 in A-flat major, Op.47)
(P)アンドレ・チャイコフスキー:1959年3月10日~12日録音(Andre Tchaikowsky:Recorded on Recorded on March 10-12, 1959)

[2024-04-18]

エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調, Op.85(Elgar:Cello Concerto in E minor, Op.38)
(Cello)アンドレ・ナヴァラ:サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1957年録音(Andre Navarra:(Con)Sir John Barbirolli:Halle Orchestra Recorded on 1957)

[2024-04-16]

フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調(Franck:Sonata for Violin and Piano in A major)
(P)ロベール・カサドシュ:(Vn)ジノ・フランチェスカッティ 1947年5月7日録音(Robert Casadesus:(Vn)Zino Francescatti Recorded on May 7, 1947)

[2024-04-14]

ベートーヴェン:序曲「コリオラン」, Op.62(Beethoven:Coriolan, Op.62)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1945年6月1日録音(Arturo Toscanini:NBC Symphony Orchestra Recorded on June 1, 1945)

[2024-04-12]

モーツァルト:弦楽四重奏曲 第3番 ト長調 K.156/134b(Mozart:String Quartet No. 3 in G Major, K. 156)
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)

[2024-04-10]

ハイドン:弦楽四重奏曲第1番 変ロ長調「狩」,Op. 1, No. 1, Hob.III:1(Haydn:String Quartet No.1 in B-Flat Major, Op. 1, No.1, Hob.3:1, "La chasse" )
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1938年6月5日録音(Pro Arte String Quartet:Recorded on June 5, 1938)

[2024-04-08]

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18(Rachmaninov:Piano Concerto No.2 in C minor, Op.18)
(P)ジェルジ・シャーンドル:アルトゥール・ロジンスキ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1946年1月2日録音(Gyorgy Sandor:(Con)Artur Rodzinski New York Philharmonic Recorded on January 2, 1946)

[2024-04-06]

シベリウス:交響的幻想曲「ポヒョラの娘」(Sibelius:Pohjola's Daughter - Symphonic Fantasy Op.49)
カレル・アンチェル指揮:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1962年6月7日~8日録音(Karel Ancerl:The Czech Philharmonic Orchestra Recorded on June 7-8, 1962)