クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



AmazonでCDをさがすAmazonでギレリスのCDをさがす
Home|ギレリス|シューマン:ピアノソナタ第1番

シューマン:ピアノソナタ第1番

エミール・ギレリス 1948年録音



Schumann:ピアノソナタ第1番「第1楽章」

Schumann:ピアノソナタ第1番「第2楽章」

Schumann:ピアノソナタ第1番「第3楽章」

Schumann:ピアノソナタ第1番「第4楽章」


Youtubeチャンネル登録

古い録音が中心ですがYoutubeでも毎日アップしていますので、是非チャンネル登録してください。
チャンネル登録って何ですか?

初期ピアノ作品の集大成

シューマンのピアノソナタというのはあまりピンとこない人が多いのではないでしょうか?実はユング君もその様な一人でして、お恥ずかしながら、「シューマンのピアノソナタなんてあったのかしら?」という感じでした。
しかし、調べてみると彼は生涯に3曲ものピアノソナタを書いているのです。

その中でも、この第1番のソナタは、幻想曲や変奏曲という形式で小品を中心として取り組んできたシューマンが、その総決算として取り組んだ本格的な形式を持った作品といえるそうです。
そう思って聞いてみると、魅力的な楽想が随所に現れてそれはそれでシューマンらしい魅力にあふれた作品なのですが、どこかぎこちなさを感じる事にも納得がいきます。ここでは、シューマンらしい情熱と幻想がソナタ形式という容れ物に押し込められて、いささか窮屈そうであることは否めません。そのため、「面白さはあるが、凝りすぎていて難しく、いささか混乱もしている」と評されたそうですが、その評価はこの作品の一面を的確に言い当てています。
しかし、第1楽章冒頭の序奏部や第2楽章の「アリア」などは実にシューマンらしいファンタジーにあふれた魅力的な音楽だと思います。


ギレリスって、「鋼鉄のピアニスト」なの?

ギレリスと言えば「鋼鉄のピアニスト」と言うのが代名詞みたいですが、こんな事を誰が言いだしたのでしょうか?おかげで、ユング君は長い間その言葉を信じてギレリスを敬遠してきました。
ユング君のそんな偏見を吹き飛ばしてくれたのが、セルと競演した69年のザルツブルグライブでした。もちろんユング君はセルをお目当てでCDを聞いたのですが、感心させられたのは繊細きわまりないギレリスのピアノでした。それは脳味噌が筋肉の「鋼鉄のピアニスト」とは正反対の演奏でした。
そして、それをきっかけにギレリスの演奏をあれこれと聞いているうちに、彼の最大の特徴は確固としたテクニックに裏打ちされた繊細さにこそあると思うようになりました。
本当に、ギレリスのことを「鋼鉄のピアニスト」とよんだ人物はどんな耳をしていたのかとボヤキの一つも出ますが、そんないい加減な評価を信じて長年彼を敬遠してきた自分のアホさ加減にもため息が出ます。
当たり前のことですが、信ずべきは自分の耳と感性であることをあらためて確認した次第です。

そして、48年のこの演奏ですが、ここでも彼の特徴である繊細な音楽づくりをたっぷりと楽しむことができます。
ただし、ネット上を検索してみると、この演奏のことを「力強い打鍵と鋼鉄のタッチでストレートに力でおしまくる」と評している人もいますから、最終判断は聞き手のあなたにお任せしましょう。(^^v
[関連ページ]


この演奏を評価してください。

  1. よくないねー!(≧ヘ≦)ムス~>>>1~2
  2. いまいちだね。( ̄ー ̄)ニヤリ>>>3~4
  3. まあ。こんなもんでしょう。ハイヨ ( ^ - ^")/>>>5~6
  4. なかなかいいですねo(*^^*)oわくわく>>>7~8
  5. 最高、これぞ歴史的名演(ξ^∇^ξ) ホホホホホホホホホ>>>9~10



85 Rating: 4.9/10 (120 votes cast)

この演奏に対するご意見や感想をおよせください。

  1. 件名は変更しないでください。
  2. お寄せいただいたご意見や感想は基本的に紹介させていただきますが、管理人の判断で紹介しないときもありますのでご理解ください
名前*
メールアドレス
件名
メッセージ*
サイト内での紹介

 

よせられたコメント



【リスニングルームの更新履歴】

【最近の更新(10件)】



[2018-12-10]

モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲 K.620
カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1960年6録音

[2018-12-10]

ワーグナー:「神々の黄昏」より「夜明け」と「ジークフリートのラインへの旅」
ルドルフ・ケンペ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 1956年11月30日&12月5日録音

[2018-12-09]

ビゼー:交響曲 ハ長調
エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1960年10月録音

[2018-12-08]

ワーグナー:「タンホイザー」序曲&第1幕より「バッカナール」「ヴェヌスベルクの音楽」
ルドルフ・ケンペ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 1956年11月30日&12月5日録音

[2018-12-07]

コダーイ:「ハンガリー詩篇」Op.13 (Sung in English)
ゲオルク・ショルティ指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 ロンドン・フィルハーモニー合唱団 (T)ウィリアム・マクアルパイン 1954年4月~5月録音

[2018-12-06]

ヘンデル:シャコンヌ ト長調, HWV 435
(Harpsichord)カール・リヒター 1954年3月録音

[2018-12-06]

ドビュッシー:風変わりなラヴィーヌ将軍 (前奏曲集第2巻、第6曲)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1965年5月1日&3日録音

[2018-12-05]

ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲
カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1960年6録音

[2018-12-04]

バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 北ドイツ放送交響楽団 1961年録音

[2018-12-03]

ベートーベン:交響曲第7番 イ長調 作品92
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 北ドイツ放送交響楽団 1961年4月15日録音

[2018-12-02]

ハイドン(レオポルド・ホフマン):フルート協奏曲 ニ長調 Hob.7 f-D1
(Fl)オーレル・ニコレ カール・リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団 1960年~1962年録音

[2018-12-01]

チャイコフスキー:スラヴ行進曲Op.31
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1958年12月28日~29日録音

[2018-12-01]

チャイコフスキー:小行進曲[組曲第1番ニ短調 Op.43より]
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1958年12月28日~29日録音

[2018-11-30]

ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
(S)キルステン・フラグスタート (P)エドウィン・マッカーサー 1956年11月22日,23日,26日&27日録音

[2018-11-30]

民謡:水夫の踊り
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1965年5月1日&3日録音