クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~


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アンケートの結果と考察(--;のようなもの・・・



ドヴォルザーク:新世界より

  • セル
68
  • ケルテス
64
  • カラヤン
61
  • クーベリック
35
  • アンチェル
30
  • トスカニーニ
30
  • その他
28
  • ノイマン
27
  • 小沢
22
  • フリッチャイ
20
  • シルヴェストリ
14
  • ワルター
13
  • ショルティ
12
  • チェリビダッケ
8
  • ジュリーニ
7
  • テンシュテット
7
  • バルビローリ
4

投票総数: 450


今回は多重投票が異常に多くて、途中で何度かリセットをしました。結果的にはセル・カラヤン・ケルテスが大接戦となったのですが最終的にはセルが僅差で逃げ切りました。しかし、現実にはこの3者は横一線と見るのが妥当なところなのでしょう。
そして、その事はこの作品に求めるものが人によってはっきりしていることのあらわれなのかもしれません。

まずは、セルに票を投じた人は、この作品に民族主義的なものではなくて(けっこう?)きちんと書けたロマン派交響曲としてのたたずまいを求めたのでしょう。それにもう少し「色」がほしければカラヤンをチョイスしたのかもしれません。
それに対して、ケルテスに票を閉じた人は、そう言うザッハリヒカイトな造形ではなくて、この作品に込められた望郷の念というか、チェコの民族的なものがにじみ出てくる風情に魅力を感じたのでしょう。

ただし、寄せられたコメントが少なくて、おまけにその少ないコメントの大部分はクーベリックに対するオマージュだったので、以上のことはあくまでも私の推測にしかすぎませんが・・・。
落ち穂拾いにはいると、投票する方も多少は気合いが下がるのか、コメントの量も少なくなってきます。やはり落ち穂拾いは落ち穂拾いでしかないようなので、ぼちぼち新しいネタを考えないといけないようです・・・。

<寄せられたコメントより>

圧倒的にクーベリックに対するオマージュが多かったです。それでも票は上記3人の半分程度にとどまりました。やはり、マイナーレーベルからリリースされるだけではメジャーになれないと言うことなのでしょうか。

「クーベリックに一票。セルも好きですが、セルの音楽は基本的にセルという枠を超えない(それが美点でもある)音楽なので、「大きい」演奏が聴きたいときはあまり期待しなかったりします。そこいくとクーベリックの演奏は大きさもありつつ芯も通っていて、なおかつ力強い。かなりお気に入りです。
あ、2楽章単独なら断然フリッチャイです。理由は、聴けばわかります。」

「クーベリック指揮シカゴ響のモノ録音に一票を。後年のスタジオ録音やライブ録音も素晴らしかったですが、切り口鋭いこの演奏と録音は国内盤CDで復刻された時に批評家も驚異した優れものでもあります。若きクーベリックの溌剌とした若さと勢いを、この録音が逐一記録してくれた事にあらためて感謝です。演奏のレベルの高さは言うまでもないでしょう。シカゴ響の持つ機能美を遺憾なく発揮した名演だと思います。」

「クーベリックとバイエルンのライヴ(オルフェオ)が凄い。気合が入り、歌いまくる。4楽章ではクーベリックがテンポを激変させるため(4つ振りから2つ振り?)、大きくずれるが、これも長所に思えてしまうから不思議。しかし長期間の名コンビでもこういうことが起こるのだから面白い。」

そして、最後にまとめてくれたコメント。
「今回は迷うことなくその他に一票を投じました。私にとってはターリッヒ・チェコフィルの演奏は何度聴いても飽きるということがなく、聴く時のこちらの心の状態がどうであれ、聴いて感想が変わることのない演奏と言うのはそうそうあるものではありません。

他にも名曲「新世界から」だけあって、昔から隠れ名盤的存在であったケルテス、演奏するものが幸せになるといわれたケンペ、結晶のような音楽を奏でるトスカニーニ、自在とでも言いたいようなアンチェル、大人の風格はここでも変わらないジュリーニ、おじいさんの昔語りを聞くようなベーム、思いのほか豪快な一面も見せてくれたバルビローリ、千両役者メンゲルベルクなど名演が目白押しでした。

また、第二楽章が中村紘子さんご推薦の演奏であり、カラヤン存命中は世界で二番目の一番偉いマエストロといわれたバーンスタイン(1962年盤)の名前がノミネートから外れてしまっていることには時代の流れを感じました。」
ターリッヒはもちろん悪くない演奏ですが、最終的には録音が悪いので外しました。
バーンスタインは忘れたわけではなく、意図的に外しました。実は次回の幻想でもデュトワを意図的に外しました。言われているように、「時代は流れている」というユング君なりの判断です。

【リスニングルームの更新履歴】



[2018-11-18]

ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95(B.178)「新世界より」
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 北ドイツ放送交響楽団 1957年9月11日録音

[2018-11-17]

モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
ヨーゼフ・クリップス指揮 ロンドン交響楽団 1951年12月録音

[2018-11-16]

グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1958年12月28日~29日録音

[2018-11-16]

ボロディン:ダッタン人の行進~歌劇「イーゴリ公」より
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1958年12月28日~29日録音

[2018-11-15]

ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
ルドルフ・ケンペ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1959年1月2日~3日&5日録音

[2018-11-14]

レスピーギ:バレエ音楽「風変りな店」(ロッシーニの「老いの過ち」より)
ゲオルク・ショルティ指揮 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 1957年3月録音

[2018-11-13]

リヒャルト・シュトラウス:交響詩「死と変容」 Op.24
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1956年5月7日~8日録音

[2018-11-12]

フォスター:草競馬
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1965年5月1日&3日録音

[2018-11-12]

パデレフスキ:メヌエット
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1965年5月1日&3日録音

[2018-11-11]

ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ヨッフム指揮 ベルリンフィル 1964年1月録音

[2018-11-10]

バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽, Sz.106
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1958年12月28日~29日録音

[2018-11-09]

シューベルト:魔王 D.328 & 無限なるものに D.291
(S)キルステン・フラグスタート (P)エドウィン・マッカーサー 1956年3月21日~23日録音

[2018-11-09]

シューベルト:アンセルモの墓 D.504
(S)キルステン・フラグスタート (P)エドウィン・マッカーサー 1956年3月21日~23日録音

[2018-11-08]

スッペ:序曲「詩人と農夫」
トーマス・ビーチャム指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1957年3月26日録音

[2018-11-08]

スッペ:序曲「詩人と農夫」
ウィレム・メンゲルベルク 指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 1932年5月11日録音