クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~




Home|ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)|シューベルト:歌曲集

シューベルト:歌曲集

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ (P)ジェラルド・ムーア 1951年~1959年録音



Schubert:君こそわが憩いD776(1823)

Schubert:夜と夢D827(1825?)

Schubert:たゆみなき愛D138(1815)

Schubert:はなだいこんD752(1822)

Schubert:孤独な人D800b(1824?)

Schubert:消滅D807(1824)

Schubert:さすらい人の月に寄せる歌D870(1826)

Schubert:さすらい人D493(1816)

Schubert:音楽に寄すD547b(1817)

Schubert:ブルックの丘にてD853(1825)

Schubert:春にD882(1826)

Schubert:シルヴィアはだれか告げようD891(1826)

Schubert:魔王D328d(1815)

Schubert:夜の曲D672(1819)

Schubert:タルタロスの群れD583(1817)

Schubert:夕べの星D806(1824)


手抜きですが・・・

残念ながら、私にはシューベルトの数ある歌曲を個別に紹介する能力はありません。
よって、いくつか参考にあるサイトを紹介させていただいて、お茶を濁したいと思います。(^^;

シューベルト歌曲対訳集

歌曲というものは、まずは「歌詞」が分からないと話にならないでしょう。上記のサイトは、シューベルトのほぼ全てが網羅されているとてもすぐれたサイトです。原語と日本語が対照できるようになっていますので、とても分かりやすいと思います。

他には、Franz Schubertあたりも参考になるかと思います。


上手すぎて(旨すぎて)・・・不満が残る?

フィッシャー=ディースカウと言えば、「完璧な発声で克明に歌いあげる」というのが彼の基本的なスタイルであり売りなのでしょうか。
ただ、個人的には、どうも相性がよくありません。
これも、どこかで書いた記憶があるのですが、2~3曲程度を聞くならば、「上手いもんだなぁ!!」と感心しながら聞けるのですが、歌曲集のようにまとまった作品を通して聞くと、途中でしんどくなってくるのです。これを料理にたとえると、一品一品はとてもおいしくて、口に入れた瞬間にすっかり感心してしまうのですが、そう言うおいしい一品料理が次から次へと出てくると、全体としてみたときにはバランスが悪いと感じるようなものです。
ある料理人に言わせると、口に入れた瞬間に「旨い」と言われるような料理は本物ではないそうです。そうではなくて、食事全体が終わったときに「あー、おいしかった」と言われるのが本物の料理だというのです。

私は、ディースカウの歌を聴くたびに、この料理人の言葉を思い出してしまいます。
とは言え、そう言う手の込んだ料理を次から次へとお腹におさめて「へっちゃら」という人もいるでしょう。
要は、私が年を取り始めていると言うことなのでしょう。
ただ、どこかくつろいで聞けて、聞き終わったときに何とも言えない満足感が残るシュヴァルツコップの歌曲集の方が私には好ましく思えます。

<収録作品と録音データ>

1.君こそわが憩いD776(1823)
2.夜と夢D827(1825?)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
1951年10月7日、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン録音(モノラル)

3.たゆみなき愛D138(1815)
4.はなだいこんD752(1822)
5.孤独な人D800b(1824?)
6.消滅D807(1824)
7.さすらい人の月に寄せる歌D870(1826)
8.さすらい人D493(1816)
ジェラルド・ムーア(ピアノ
1955年5月2、12、13日、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン録音(モノラル)


9.音楽に寄すD547b(1817)
10.ブルックの丘にてD853(1825)
11.春にD882(1826)
12.シルヴィアはだれか告げようD891(1826)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
1957年9月20、21日、ゲマインデハウス、ベルリン?ツェーレンドルフ録音(モノラル)

13.魔王D328d(1815)
14.夜の曲D672(1819)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
1958年5月23、24日、ゲマインデハウス、ベルリン?ツェーレンドル録音

15.タルタロスの群れD583(1817)
カール・エンゲル(ピアノ)
1959年1月9日、ゲマインデハウス、ベルリン?ツェーレンドルフ録音

録音年代にばらつきがあるのですが、音質的にはあまり差がないように思います。古くても音質は悪くないですし、新しくても、それほど素晴らしいと言うこともありません。

この演奏を評価してください。

  1. よくないねー!(≧ヘ≦)ムス~>>>1~2
  2. いまいちだね。( ̄ー ̄)ニヤリ>>>3~4
  3. まあ。こんなもんでしょう。ハイヨ ( ^ - ^")/>>>5~6
  4. なかなかいいですねo(*^^*)oわくわく>>>7~8
  5. 最高、これぞ歴史的名演(ξ^∇^ξ) ホホホホホホホホホ>>>9~10



1538 Rating: 5.2/10 (192 votes cast)

  1. 件名は変更しないでください。
  2. お寄せいただいたご意見や感想は基本的に紹介させていただきますが、管理人の判断で紹介しないときもありますのでご理解ください
名前*
メールアドレス
件名
メッセージ*
サイト内での紹介

 

よせられたコメント

2013-08-18:nakamoto





【リスニングルームの更新履歴】

【最近の更新(10件)】



[2025-09-16]

メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54(Mendelssohn:Variations Serieuses, Op.54)
(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月20日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n September 20, 1957)

[2025-09-14]

フランク:天使の糧(Franck:Panis Angelicus)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)

[2025-09-12]

ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」(Beethoven:Symphony No.3 in E flat major , Op.55 "Eroica")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年3月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on March, 1961)

[2025-09-10]

ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調(Brahms:String Quartet No.1 in C minor, Op.51 No.1)
アマデウス弦楽四重奏団 1951年録音(Amadeus String Quartet:Recorde in 1951)

[2025-09-08]

フォーレ:夜想曲第2番 ロ長調 作品33-2(Faure:Nocturne No.2 in B major, Op.33 No.2)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)

[2025-09-06]

バッハ:小フーガ ト短調 BWV.578(Bach:Fugue in G minor, BWV 578)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-09-04]

レスピーギ:ローマの噴水(Respighi:Fontane Di Roma)
ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1939年1月21日録音(John Barbirolli:Philharmonic-Symphony Of New York Recorded on January 21, 1939)

[2025-09-01]

フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 作品33-1(Faure:Nocturne No.1 in E-flat minor, Op.33 No.1)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)

[2025-08-30]

ベートーベン:交響曲第2番 ニ長調 作品36(Beethoven:Symphony No.2 in D major ,Op.36)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年4月20日録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on April 20, 1961)

[2025-08-28]

ラヴェル:舞踏詩「ラ・ヴァルス」(Ravel:La valse)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:Orcheste de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on 1960)