Home|Blue Sky Label~更新履歴
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ジョージ・セル指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1943年7月4日録音(ニューヨーク・フィル デビュー・コンサート)さて、セルのニューヨーク・フィルへのデビューを飾ったのがこのベートーベンの交響曲第7番でした。
コンサートに先立って、おそらくは全員起立にもとでのアメリカ国歌の演奏が行われているので、それもついでに紹介しておきましょう。さすがは戦時下におけ...

パスカル弦楽四重奏団:1952年録音恥ずかしながら、「パスカル弦楽四重奏団」という存在は私の視野には全く入っていませんでした。ですから、最初にこの団体について少しばかり紹介させてください。
まず、この団体なのですが、ヴィオラ奏者である「レオン・パスカル」の名前をとって団...

ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1939年1月21日録音バルビローリにとってこのニューヨーク時代はあまりよい思い出ではなかっただろうなと言うことを、この録音を聞いていてしみじみと思い知らされました。
何故ならば、これほどまでに素晴らしいシューベルトの第4番は聞いたことがないからです。
己の作り...

レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1960年~1967年録音 1967年5月6日録音
実はこの録音の初出は1968年だと思っていこんでいました。
あーっ、著作権法の改訂でバーンスタイン&ニューヨーク・フィルによるマーラー演奏はこの6番だけを残して未完のままで終わるのか!・・・と溜息をついていました。
しかし、諦めがつかず、...

(Vn)エリック・フリードマン:小澤征爾指揮 ロンドン交響楽団 1965年12月8日録音小澤征爾は1965年8月と12月にピアニストの「レナード・ペナリオ」、ヴァイオリニストの「エリック・フリードマン」の伴奏者としてロンドン響を指揮して録音する機会を得ています。その直前の6月にはシカゴ響を指揮して、同世代のピアニストである「ピ...

シモン・ゴールドベルク指揮:オランダ室内管弦楽団 (Viola)マーガレット・メイジャー (Viola da gamba)ピート・レンツ (Cello)ブルーノ・シュレッカー (Contrabass)アントニー・ウッドロー (Harpsichord)ヤニー・ファン・ウェリング 1958年4月20日~22日録音シモン・ゴールドベルクの生涯ほど波乱に満ちたものはないでしょう。
わずか16歳でドレスデン・フィルのコンサートマスターに就任し、さらにわずか20歳にしてフルトヴェングラーからスカウトされてでベルリン・フィルのコンサートマスターに就任するの...

ギュンター・ラミン指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 トーマス教会少年合唱団 (Org)Hannes Kastner (S)Agnes Giebel (A)Annegret Haussler (T)Gert Lutze (Bass)Johannes Oettel 1953年1月30日録音お恥ずかしい話ですが、ギュンター・ラミンについては全く知りませんでした。ですから、彼の棒による教会カンタータを聞き通してみて思ったことは、「まるで、リヒターのような音楽を作る人だな」と言うことでした。全く持って、お恥ずかしい限りです。
そ...

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1967年11月5日録音セルとクリーブランド管によるエロイカと言えば嫌でも57年のスタジオ録音を思い出してしまいます。
私にとって、エロイカとのファースト・コンタクトはカラヤン&ベルリン・フィルによる1962年の録音でした。あの颯爽としたテンポで駆け抜ける演奏を...

パスカル弦楽四重奏団:1952年録音恥ずかしながら、「パスカル弦楽四重奏団」という存在は私の視野には全く入っていませんでした。ですから、最初にこの団体について少しばかり紹介させてください。
まず、この団体なのですが、ヴィオラ奏者である「レオン・パスカル」の名前をとって団...

小澤征爾指揮 トロント交響楽団 1966年12月1日&3日録音そう言えば、Ozawaの若いころの録音はすでにパブリック・ドメインになっているのではないかと言う考えが頭の中をよぎりました。渡邉暁雄のシベリウスの旧全集は何とかして初出年を確定しようとあれほど頑張ったのに、何故かOzawaの録音に関しては全...
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