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はじめにお読みください

BlueSkyLabel~めざすは「クラシック音楽の青空文庫」


青空文庫という素晴らしいサイトがあります。

彼らの提案のなかで次の部分が心に響きました。

「先人たちが積み上げてきたたくさんの作品のうち、著作権の保護期間を過ぎたものは、自由に複製を作れます。
私たち自身が本にして、断りなく配れます。 一定の年限を過ぎた作品は、心の糧として分かち合えるのです。

私たちはすでに、自分のコンピューターを持っています。電子本作りのソフトウエアも用意されました。自分の手を動かせば、目の前のマシンで電子本が作れます。できた本はどんどんコピーできる。ネットワークにのせれば、一瞬にどこにでも届きます。
願いを現実に変える用意は、すでに整いました。」

著作権は保護の面ばかりが語られますが、保護期間が過ぎたものは人類共有の財産にするという側面も重要です。
青空文庫は文学の分野でこの理想を現実のものにしようとする素晴らしい試みだと思います。

そして、この理想はクラシック音楽の世界でも可能なことに気づかされました。
すでに著作権の保護期間をすぎた素晴らしい作品と録音をクラシック音楽の世界はもっています。そしてそういう録音をネットワークにのせるためのソフトウェアも用意されています。自分の手を動かせばネット上で配信できるファイルは簡単に作れますし、ネットワークにのせれば多くの人々に届けることができます。
人類の共有財産ともいうべき素晴らしいクラシック音楽の演奏を多くの人に届けることが出きるのです。

夢は、クラシック音楽の青空文庫を作ることであり、その夢を「Blue Sky Label」と言う名前に託しました。

歴史的には貴重ではあるけれども、それではCDを買ってまでも聞いてみたいのか?と問われれば躊躇ってしまう録音というものが存在します。
世間では、モノラル録音と言うだけで、視野の外に置く人も存在します。
これは考えてみると実にもったいない話であり、さらに言えば、クラシック音楽の演奏史を考える上で、時には致命的な「欠落」を招くこともあります。

しかし、それは安直に過去の演奏を褒めそやすことを奨励しているのではありません。
重要なのは過去ではなくて常に現在です。
昔はよかったといって、過去の中に浸り込んで現在と未来に向かって心を閉じてしまうのは愚かなことです。

同じように、いかに現在が大切だからといって、過去を「阿保の画廊」として切り捨てるのも大きな誤りです。
過去は常に現在を正確に映し出す鏡です。言葉をかえれば、私たちは過去という鏡なくして現在を正しくうつしだすことはできないのです。

目の前に乱立している「現在の演奏」の中から真に意味のあるものを、好き嫌いという感覚的な話としてではなく、それなりの確固とした理由を明示して選び取ることは、そのような過去の鏡に映し出してこそ可能となります。
派手な広報活動や提灯持ちの評論に惑わされることなく、本当に真摯な姿勢で音楽活動を行っている人々を見出していくためには、その事が絶対に必要なのです。

このサイトがそのような心ある人々の一助となれば幸いです。

もちろん、先の長い営みではありますが地道に一つずつ積み上げていきたいと思います。
そして、その様にして届けられた音楽を耳にしてクラシック音楽の素晴らしさを感じ取ってもらえればこれにまさる幸せはありません。

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