Home|Blue Sky Label~更新履歴
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(Cello)エンリコ・マイナルディ オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送交響楽団1950年録音最近、このマイナルディというチェリストにすっかり注意を引きつけられています。
取っかかりはバッハの無伴奏チェロ組曲でした。
どのチェリストとも違う悠然たるテンポで紡がれていく瞑想的なバッハにすっかり感心させられました。
その次...

レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1961年3月20日録音バーンスタインのモーツァルトというのはどこかしっくりと来ませんでした。
世間的には80年代にウィーンフィルを指揮した後期の交響曲集が評価されているようですが、何故か、私の中ではほとんど記憶に残っていません。記憶に残っていないと言うことは、...

(Cello)エンリコ・マイナルディ(P)カルロ・ゼッキ 1955年録音おかしな話なのですが、ベートーベンのヴァイオリン・ソナタやチェロ・ソナタというのは、立派に演奏してくれればくれるほどどんどん「私」から遠のいていくような気がするのです。
そう言えば、オイストラフとオポーリンの全集を取り上げたときに、こんな...

(P)ヴィルヘルム・ケンプ 1964年11月10日録音演奏家の本質的な部分を考える上で「コンプリートする人」と「コンプリートにはこだわらない人」というのは一つの指標になるはずです。
しかし、世の中は常に「例外」が存在するのであって、この二分法が全く意味をなさない演奏家というものも存在します。...

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1966年10月7日,8日&15日録音カラヤンのブルックナーの9番にふれたときに、フルトヴェングラーがカラヤンのことを珍しく褒めたことがあるという話をしました。その時は正確な言葉を思い出せないと書いたのですが、何とも言えず気持ちが悪いのでネット上で調べたところ、その言葉は「彼は...

ジュリアード弦楽四重奏団 1963年5月7日~8日録音バルトークの弦楽四重奏曲というのは、その分野においてはベートーベン以降最大の業績だといわれています。
しかし、実際にその音楽を耳にしてみればかなりの人がノックアウトを喰らうはずです。古典派からロマン派の音楽に親しんだ耳からすれば、それは何...

(P)クラウディオ・アラウ 1965年5月録音日本の伝統芸能の世界には「芸養子」なる制度があります。能や歌舞伎の役者に子供がいない場合には、能力がある弟子を実際の子供(養子)として認めて育てていくシステムのことです。
芸事というのは、大人になってから学びはじめては遅い世界なので、芸事...

レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1963年5月20日録音バーンスタインのモーツァルトというのはどこかしっくりと来ませんでした。
世間的には80年代にウィーンフィルを指揮した後期の交響曲集が評価されているようですが、何故か、私の中ではほとんど記憶に残っていません。記憶に残っていないと言うことは、...

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1966年18月17日~23日録音 1958年から1959年にかけて録音されたイ・ムジチ合奏団によるヴィヴァルディの「四季」は「馬鹿」がつくほど売れました。そして、それが一つのきっかけとなってバロック音楽のブームが起こりました。
当然の事ながら、このブームをレコード会社が見...

(Cello)エンリコ・マイナルディ:1955年録音エンリコ・マイナルディというチェリストも長きにわたって私の視野から外れていました。その一番の理由は「音源」があまり出回っていないと言うことに尽きるのでしょう。
しかしながら、彼はその生涯に3度もバッハの無伴奏を録音しています。
40年代の...
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