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[2020-02-28]・・・チャイコフスキー:スラヴ行進曲 作品31

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1958年3月11日録音
こういう演奏を聞かされると、スタインバーグというのは実に不思議な指揮者だと思わざるを得ません。 おそらく、これほどスラブの重みというか、憂愁というか、そう言うものと縁遠い「スラブ行進曲」は他には思い当たりません。冒頭部分からして「軽い!」...

[2020-02-27]・・・ハイドン:交響曲第103番変ホ長調 Hob.I:12. 「太鼓連打」

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 1959年12月録音
「凄絶」という表現をせざるをえないほどの唯一無二の演奏 これはラムルー管にしてみれば誇りともすべき、そして名誉ともなるべき演奏であり録音です。 まさに「凄絶」なハイドンです。ただし、ハイドンの交響曲に「凄絶」という形容詞が誉め言葉に...

[2020-02-26]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」 ハ長調 Op.53

(P)アルフレッド・ブレンデル 1962年6月~7月録音
ブレンデルの録音活動は「Philips」と強く結びついています。 何しろ、同じレーベルで2度もベートーベンのピアノ・ソナタの全曲録音を行っているのです。一度目は1970年~1977年にかけて、2度目は1992年~1996年にかけてです。 ...

[2020-02-25]・・・シューマン:ピアノ協奏曲 Op.54

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 (P)ヴィルヘルム・ギーゼキング ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1942年3月3日録音
協奏曲の伴奏が好きだという指揮者は基本的にはいないでしょう。 指揮者なんてのは目立ってなんぼという側面は否定できない仕事です。にも関わらず、協奏曲では目立つべきはソリストであって、指揮者が目立ってはいけないのが基本ですから、面白いはずがあ...

[2020-02-24]・・・シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 (Cello)ティボール・デ・マヒュラ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1942年10月28日録音
協奏曲の伴奏が好きだという指揮者は基本的にはいないでしょう。 指揮者なんてのは目立ってなんぼという側面は否定できない仕事です。にも関わらず、協奏曲では目立つべきはソリストであって、指揮者が目立ってはいけないのが基本ですから、面白いはずがあ...

[2020-02-23]・・・シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 「春」作品38

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1951年10月29日録音
フルトヴェングラーのシューマンと言えば真っ先に交響曲第4番の演奏と録音を思い出します。あれは、戦後のフルトヴェングラーのスタジオ録音としては、どう辛く見積もっても3本の指には入るほどの素晴らしいものでした。 それは、「暗」から「明」へと言...

[2020-02-22]・・・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV1050

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(P)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (Fl)Josef Niedermayr (Vn)ヴィリー・ボスコフスキー 1950年8月31日録音
ヘンデルの場合と違って、バッハとなるとこの分厚い響きと遅すぎるテンポからは「鈍重」という言葉をぬぐい去ることは出来ません。何故ならば、バッハという人は何処までいってもポリフォニックな人であり、それ故にその音楽に常にある種の峻厳さが要求されま...

[2020-02-21]・・・バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV101

(Cello)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ:1955年5月26日~27日録音
ロストロポーヴィチによるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲の録音は1992年に録音された一回だけと言うことになっています。ロストロポーヴィチは1927年生まれですから、その時すでに60代も半ばだったと言うことになります。 演奏家というものは年を...

[2020-02-20]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 k.415(387b)

(P)リリー・クラウス:スティーヴン・サイモン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団 1966年5月15日~25日録音
私の知人で、リリー・クラウスの最後の来日公演を聴いたことがあるという人がいます。彼の言によれば、その演奏会は惨憺たるもので二度と思い出したくもないような代物だったようです。 演奏家の引き際というものは難しいものです。 最近の例で言え...

[2020-02-19]・・・シューベルト:交響曲第7(8)番ロ短調 D.759「未完成」

ハンス・スワロフスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1957年録音
グルダの「怪演(^^;)」を紹介したときに、指揮者のハンス・スワロフスキーに注目したコメントをいただきました。 グルダの録音の中でも何故この演奏が際立って”奇矯”なのか?・・・については、今となっては判りませんが、一つには指揮を執っている...

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