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[2020-11-25]・・・ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, 作品73

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1967年1月5日録音(Live)
随分昔のことですが、セルのライブ録音は出来損ないのスタジオ録音のようなものだと書いたことがありました。些かどぎつい表現なのですが、それだけライブとスタジオ録音の差が小さくて、それ故にライブ録音の方はスタジオ録音ならば手直しが可能な細部の傷が...

[2020-11-24]・・・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100

(Vn)ヨセフ・スーク:(P)ジュリアス・カッチェン 1967年3月1日~3日録音
ヨセフ・スークは日本とは非常になじみ深いヴァイオリニストでした。初めての来日はソリストとしての活動を強化しはじめた1959年9月に世界一周ツアーを行った時でした。そして、同じ年の秋には、アンチェル指揮チェコ・フィルのツアーにソリストとして同...

[2020-11-23]・・・セルゲイ・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調, Op.10

(P)スヴャトスラフ・リヒテル:カレル・アンチェル指揮 プラハ交響楽団 1954年5月24日録音
リヒテルと言えば、50年代は「鉄のカーテン」の向こうにいる「幻のピアニスト」と呼ばれていました。それは、当時のソ連当局が彼の西側諸国への渡航を許せばそのまま亡命してしまうことを恐れたためです。ですから、ソ連国外での演奏活動は東欧圏に限られ、...

[2020-11-22]・・・バッハ:教会カンタータ 「深き淵より われ汝に呼ばわる、主よ」 BWV131

ギュンター・ラミン指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 トーマス教会少年合唱団 (Org)Hannes Kastner (A)Lotte Wolf-Matthaus (T)Gert Lutze (Bass)Johannes Oettel 1953年4月10日録音
お恥ずかしい話ですが、ギュンター・ラミンについては全く知りませんでした。ですから、彼の棒による教会カンタータを聞き通してみて思ったことは、「まるで、リヒターのような音楽を作る人だな」と言うことでした。全く持って、お恥ずかしい限りです。 そ...

[2020-11-21]・・・リヒャルト・シュトラウス:ブルレスケ ニ短調

(P)レナード・ペナリオ:小澤征爾指揮 ロンドン交響楽団 1965年8月9日~10日録音
小澤征爾は1965年8月と12月にピアニストの「レナード・ペナリオ」、ヴァイオリニストの「エリック・フリードマン」の伴奏者としてロンドン響を指揮して録音する機会を得ています。その直前の6月にはシカゴ響を指揮して、同世代のピアニストである「ピ...

[2020-11-20]・・・ベートーベン:弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130

パスカル弦楽四重奏団:1952年録音
恥ずかしながら、「パスカル弦楽四重奏団」という存在は私の視野には全く入っていませんでした。ですから、最初にこの団体について少しばかり紹介させてください。 まず、この団体なのですが、ヴィオラ奏者である「レオン・パスカル」の名前をとって団...

[2020-11-19]・・・ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ヘ短調 Op.2

(P)ジュリアス・カッチェン 1964年10月1日~2日録音
ブラームスのピアノ・ソナタというのは演奏される機会も録音される機会もそれほど多くはないようです。 それは、その3曲全てが20歳までに書かれたがゆえに「若書きの作品」と思われるのに、それを効果的に演奏するのは意外と難しいようなのです。本質的に...

[2020-11-18]・・・ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95(B.178)「新世界より」

ヴァーツラフ・ターリヒ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1954年9月28日~30日録音
嘘か本当かは分かりませんが、ターリッヒ&チェコ・フィルによるドヴォルザークの演奏を聞いたムラヴィンスキーは、その素晴らしさに感嘆して、それ以後自らの演奏会ではドヴォルザークを取り上げることはなかったという話が伝わっているそうです。 しかし、...

[2020-11-17]・・・ニューヨーク・フィルへのデビュー・コンサート(4)~ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー

ジョージ・セル指揮 (P)ユージン・リスト ニューヨーク・フィルハーモニック 1943年7月11日録音
この2回のデビュー・コンサートにおいて一番興味深いのはスーザやガーシュインを取り上げていることです。おそらくは、アメリカの聴衆へのサービスだと思うのですが、、セルの演奏歴から言えばとても珍しい作品であり、それ故に私のようなセル・マニアにとっ...

[2020-11-16]・・・ニューヨーク・フィルへのデビュー・コンサート(3)~ウェーバー:「オベロン」序曲/メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」/リヒャルト.シュトラウス:交響詩「ドンファン」

ジョージ・セル指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1943年7月11日録音(ニューヨーク・フィル デビュー・コンサート)
最初のコンサートから一週間後に第2回目のコンサート行われたのですが、おそらくはこの2回のコンサートがワンセットでセルのニューヨーク・フィルへのデビュー・コンサートと考えていいでしょう。 そして、最大の危機とも言うべきベートーベンの不発を乗...

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