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[2017-12-11]・・・モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調 変ホ長調 K.191(K.186e)

(Fagott)カール・エールベルガー アルトゥール・ロジンスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1954年録音
ここでは少し「ウィーン風」と言うことについて考えてみたいと思います。 なぜならば、ここでソリストをつとめているのがウィーンフィルのファゴット奏者であり、戦後の混乱の中から立ち直っていくウィーンフィルを支えた立役者の一人でもあるカール・エー...

[2017-12-11]・・・ベートーベン:劇音楽「エグモント」 Op. 84 序曲

ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1962年1月録音
冒頭の部分からして軽めの響きで見通しが抜群によいことに気づかされます。大袈裟に言えば、積み重ねられた和音の一つ一つがまるで目に見えるようで、こういう響きで全体を構成することにレイボヴィッツの主張があるようです。 また、今回紹介した中で...

[2017-12-10]・・・ドヴォルザーク:交響曲第6番 ニ長調 作品60(B.112)

イシュトヴァン・ケルテス指揮 ロンドン交響楽団 1965年12月6日~10日録音
ドヴォルザークの交響曲と言えば第9番「新世界より」だけが飛び抜けて有名です。そして、美しい旋律のあふれている第8番とブラームス的な佇まいをみせる第7番がそれに続きます。 それ以外の6番以前の交響曲と言うことになると、さて、知識としてそう言...

[2017-12-10]・・・ベートーベン:劇音楽「エグモント」 Op. 84 序曲

アンタル・ドラティ指揮 ロンドン交響楽団 1962年7月録音
これもまた、レオノーレの3番でも述べたように、アメリカ的なザッハリヒカイトの見本みたいな音楽かもしれませんが、少しばかりテイストが違う部分があります。 それは冒頭部分から分かることなのですが、他の演奏と較べれば短めに音価を切り上げてい...

[2017-12-09]・・・ベートーベン:ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」 ハ長調 作品53

(P)アニー・フィッシャー 1957年6月3,4,12,13日録音
アニー・フィッシャーというピアニストは、その実力のわりには認知度が低いのですが、それは演奏家を「演奏会」を通してではなくて「録音」を通して知ることが多いというこの国の宿命がもたらしたものでした。 「アニー・フィッシャー=録音嫌い」という数...

[2017-12-09]・・・ベートーベン:劇音楽「エグモント」 Op. 84 序曲

アンドレ・クリュイタンス指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1960年3月録音
交響曲全集と同じ枠組みの中で録音されたものですから、当然の事ながらそれと同じような整然とした佇まいの音楽になっています。 この一連の録音はクリュイタンスという指揮者からしてみれば、かなり無理をした録音だったのではないかと思います。 ...

[2017-12-08]・・・メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ&イスラエル・ベイカー&アーノルド・ベルニック&ジョゼフ・ステパンスキー (Va)ウィリアム・プリムローズ&ヴァージニア・マジェフスキ (Cello)グレゴール・ピアティゴルスキー&ガーボル・レイト 1961年8月24日&25日録音
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20 メンデルスゾーンの若書きの作品です。 綺麗さっぱり洗い出してみれば、さすがにシューベルトやフランクのようにズッシリと「砂金」が残るというわけにはいかないようで、その事は同時にこう...

[2017-12-08]・・・ベートーベン:序曲「レオノーレ」第3番 Op. 72b

アンタル・ドラティ指揮 ロンドン交響楽団 1960年6月録音
無難なテンポ設定、音楽全体の形もよく分かり、内部の見通しもクリアです。そして、そう言うドラティの作品への貢献をマーキュリーの録音は万全の体制ですくい取っています。 同じ作品をこうして並べて聞いてくると、なるほどこれがアメリカ的なザッハリヒ...

[2017-12-07]・・・ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15

(P)グレン・グールド レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1962年4月6日録音
グールドと言うだけで天まで持ち上げる人は少なくありません。確かに、彼のバッハ演奏は素晴らしいですし、同じように新ウィーン楽派のピアノ音楽も素晴らしいです。 しかし、だからといって、彼の演奏のどれもこれもが全て素晴らしいわけでないことを指摘...

[2017-12-07]・・・ベートーベン:序曲「レオノーレ」第3番 Op. 72b

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1953年7月10日録音
予想に反して(どんな予想なんだという突っ込みもあるでしょうが^^;)ゆったりとしたテンポで始まります。しかし、その遅さはフリッチャイのように内に向かって沈潜はしていかないので体感的にはそこまで遅くはないように聞こえます。しかし、計ってみれば...

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