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[2022-11-29]・・・J.S.バッハ:管弦楽組曲第1番 ハ長調, BWV1066

ヘルマン・シェルヘン指揮 イングリッシュ・バロック管弦楽団 1954年9月録音
こういう演奏を聞かされると、ヘルマン・シェルヘンという指揮者は実にとらえどころのない人だと思ってしまいます。 ロマン派の交響曲などでは、情緒というものを残酷なまでに切り捨てて、まるで冷血動物のような演奏をするかと思えば、このバッハのような...

[2022-11-28]・・・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調, op.47

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:サー・トーマス・ビーチャム指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1935年11月26日録音
ハイフェッツの手になるベートーベンとかブラームスとかメンデルスゾーンなどの大物協奏曲と言えば、50年代のステレオ録音でもって代表するのが常識です。もちろん、それらは全て素晴らしい演奏であり、それでもって代表させられても何の不都合もありません...

[2022-11-27]・・・テレマン:ターフェルムジーク 第2集 序曲 (管弦楽組曲) ニ長調(オーボエ、トランペット及び弦楽合奏と通奏低音)

フランス・ブリュッヘン指揮 アムステルダム合奏団 (Harpsichord)グスタフ・レオンハルトt (Oboe)アド・マーター (Trumpet)モーリス・アンドレ 1965年1月録音
「フランス・ブリュッヘン」と言う名前は私の中ではあまり好ましくはありません。何故ならば、その名前は私の中ではピリオド演奏の「元祖」と言うか、「元凶」(^^;と言うか、そう言うものとどうしても結びついてしまうからです。 そんなブリュッヘンも亡...

[2022-11-26]・・・モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調, K.551「ジュピター」

クレメンス・クラウス指揮:ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団 1952年3月13日録音
ふと気づいたのですが、クレメンス・クラウスは不思議なほどにモーツァルトの作品を取り上げる機会は少なかったように見えます。彼は基本的にオペラ指揮者だと思うのですが、少なくともモーツァルトのペラの録音は「フィガロの結婚」くらいしか残っていないの...

[2022-11-25]・・・セルゲイ・タネーエフ:交響曲第4番 ハ短調, Op.12

アレクサンドル・ガウク指揮:モスクワ・ラジオ交響楽団 1951年6月21日録音
アレクサンドル・ガウクと言うのは面白いおじさんですね。 彼の演奏を初めて聞いたのはオボーリンの伴奏を務めたラフマニノフの協奏曲でした。オケも全く同じモスクワ・ラジオ交響楽です。 そして、その演奏は率直に言ってかなり雑な部分が目立つもので...

[2022-11-24]・・・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調, K.311

(P)ワンダ・ランドフスカ:1938年1月14日録音
ランドフスカと言えば、バッハをロマン主義的歪曲から救い出した演奏家として認知されています。 それだけに、彼女が最晩年に録音した一連のモーツァルト演奏を聞いたときには驚いてしまいました。それは、「自由自在」と言う言葉では言い表せないほどに、...

[2022-11-23]・・・シューマン:マンフレッド序曲, Op.115

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1958年6月21日録音
フィルハーモニア時代のジュリーニと言うのは微妙な位置にあったようです。もちろん、コンサートオーケストラの指揮者の道を望んでいた彼にしてみれば願ってもないポジションでした。 実際、フィルハーモニア管での仕事が得られると分かると、彼はさっさと...

[2022-11-22]・・・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調 BWV1051

カール・シューリヒト指揮:チューリヒ・バロック・アンサンブル 1966年5月録音
このシューリヒトのブランデンブルグ協奏曲の全曲録音は随分昔に聞いて感心させられたことがあります。 しかし、こういうサイトをやっているとその録音がパブリック・ドメインかどうかと言うのも大きなポイントになってしまうと言う悪癖が身についてしまって...

[2022-11-21]・・・ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53

(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:ヤロスラフ・クロムホルツ指揮 プラハ放送交響楽団 1956年録音
プシホダは50年代にはいると急激に衰えたと言われています。しかし、こういう録音を聞いてみると、事はそれほど単純ではないように思います。 あれこれ聞いていて気づいたのは、50年代における変化というのは技術的な衰えが大きな原因ではなくて、演奏...

[2022-11-20]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 ,K.466

(P)モニク・アース:シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1960年録音
フランスというのは実に素敵な女性を生み出すものです。 ピアニストで言えば、「マダム・ロン(マルグリット・ロン 1)」や「6人組の女神」とあがめられた「マルセル・メイエル」がいました。ヴァイオリニストならばなんと言っても「ジネット・ヌヴ...

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