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[2018-06-30]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90

(P)クラウディオ・アラウ 1966年4月録音
日本の伝統芸能の世界には「芸養子」なる制度があります。能や歌舞伎の役者に子供がいない場合には、能力がある弟子を実際の子供(養子)として認めて育てていくシステムのことです。 芸事というのは、大人になってから学びはじめては遅い世界なので、芸事...

[2018-06-29]・・・ハイドン:交響曲第99番 変ホ長調 Hob.I:99

ヨーゼフ・クリップス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1957年9月録音
ハイドンの交響曲というのは指揮者にとってはコスト・パフォーマンスの低い作品のようです。そして、その傾向は近年特に顕著になっているようです。 こんな言い方をするとお叱りを受けるかも知れないのですが、マーラーやブルックナーのような作品は、その...

[2018-06-28]・・・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64

(Vn)レオニード・コーガン:コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1959年録音
コーガンは直接学んだわけではないのですが、「師弟関係」という血統ではハイフェッツと同様にアウアー門下と言うことになります。 そう言う意味では、とびきりのテクニックでもって作品が持つ本質をギリギリのところまで掘り下げて表現しつくすという共通...

[2018-06-27]・・・シューベルト:交響曲 第3番 ニ長調 D200

イーゴリ・マルケヴィッチ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1954年2月26日~28日録音
マルケヴィッチは、若い頃は「作曲家」として活躍し期待もされていました。 13才の時にスイス来訪中のコルトーに自作(おそらくはピアノ組曲「結婚」)を演奏して認められ、パリ留学を勧められるるのが音楽家としてのキャリアの始まりです。そして、そのパ...

[2018-06-26]・・・バッハ:音楽の捧げもの, BWV 1079

イーゴリ・マルケヴィッチ指揮 フランス国立放送管弦楽団 (harpsichord)Denyse Gouarne (vn)Henri Bronschwak (cello)Jacques Neilz (fl)Fernand Dufrene 1956年6月18日~29日録音
リヒターによる演奏を紹介したときに、一部のピリオド演奏を推し進める人たちに対していささか毒を含んだ物言いをしてしまいました。 さすがに、最近は「ピリオド演奏だけ唯一正しい演奏のスタイルだ」などと言う「原理主義的」な物言いは影をひそめました...

[2018-06-25]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466

(P)ジュリアス・カッチェン カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団 1966年9月14日~16日録音
カッチェンのモーツァルト録音はそれほど数は多くはありません。 「ブルドーザー」と形容されたほどにパワフルな演奏活動を行ったことを考えれば、それははっきりと「少ない」と言った方がいいのかも知れません。 私の記憶では(いつものことながら...

[2018-06-24]・・・シベリウス:交響曲第5番 変ホ長調 作品82

サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1966年7月26日~27日録音
バルビローリのシベリウスと言えば定番中の定番です。特に、その最晩年にEMIが録音した交響曲全集はシベリウス演奏の「メートル原器」とも言うべきポジションを占めていました。 この全集は以下のような日程で録音されています。 1966年 交響...

[2018-06-23]・・・ハイドン:交響曲第15番 ニ長調, Hob.I:15

マックス・ゴバーマン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1960年~1962年録音
「Max Goberman」は「マックス・ゴバーマン」と読むらしいです。 今となってはほとんど記憶の彼方に消えてしまった名前ですが、バーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」や「オン・ザ・タウン」の初演をつとめたミュージカルの指揮者と...

[2018-06-23]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op.79

(P)クラウディオ・アラウ 1966年4月録音
日本の伝統芸能の世界には「芸養子」なる制度があります。能や歌舞伎の役者に子供がいない場合には、能力がある弟子を実際の子供(養子)として認めて育てていくシステムのことです。 芸事というのは、大人になってから学びはじめては遅い世界なので、芸事...

[2018-06-22]・・・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77

(Vn)レオニード・コーガン:キリル・コンドラシン指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1959年録音
ヴァイオリニストというのはサラブレッドみたいな血統があるようです。 もちろん、サラブレッドは「親子関係」という血統そのものなのですが、ヴァイオリニストは「師弟関係」という血統です。 私はコーガンのことを「ハイフェッツと同じ道を歩みながら、...

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