Home|Blue Sky Label~更新履歴
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ヴィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1965年録音「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」は年々つまらなくなっています。もちろん異なる意見をお持ちの方もおられるでしょうが、今年は遂に見ることもやめてしまいました。とにかく、ライブで見るのは私にとっては長く続くお正月の「恒例行事」だったので...

(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:(P)オットー・アルフォンス・グレーフ 1954年録音プシホダは50年代にはいると急激に衰えたと言われています。しかし、こういう録音を聞いてみると、事はそれほど単純ではないように思います。
あれこれ聞いていて気づいたのは、50年代における変化というのは技術的な衰えが大きな原因ではなくて、演奏...

ポール・パレー指揮 デトロイト交響楽団 1960年2月20日録音ポール・パレーという指揮者の最盛期はデトロイト交響楽団を率いて新興レーベルだったMercuryと組んで次々と録音活動を行っていたころでしょう。しかし、1963年にデトロイト交響楽団を退任したあとは、驚くほどに何の業績も残していません。
この...

フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1960年4月25日~26日録音かつて、ライナー&シカゴ響によるシュトラウスのワルツ集を取り上げたときに、かのシュヴァルツコップが無人島に持って行きたい一枚として選んだことについてふれました。
確かに、悪い演奏とは思いませんでした。、同じテイストであるセル&クリーブランド...

アドルフ・ブッシュ指揮 (Flute)マルセル・モイーズ,ルイーズ・モイーズ ブッシュ・チェンバー・プレイヤーズ 1935年9月9日~17日録音この録音で注目すべきはフルートとのマルセル・モイーズでしょう。
モイーズは今もなお、フルート演奏者にとっては「神」のごとき存在です。その功績を一言で表現すれば、「近代フルート奏法」の確立者と言うことでしょう。
生まれてすぐに孤児同然とな...

カール・リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団ツ ミュンヘン・バッハ合唱団 (A)ヘルタ・テッパー (T)エルンスト・ヘフリガー (Bass)キース・エンゲン 1964年2月録音リヒターが生涯にわたって録音したバッハの教会カンタータは全部で75曲です。録音活動は1959年に始まり、最晩年の1977年まで続いています。
リヒターとってバッハこそは彼のライフワークであり、その中核をなす教会カンタータの録音はそのライフ...

ジョージ・セル指揮 (P)ゲイリー・グラフマン クリーヴランド管弦楽団 1966年3月25日録音50年代から60年代のアメリカでは優れた才能を持った若きピアニストが次々と登場しました。ざっと思いつくだけでも、ウィリアム・カペル、バイロン・ジャニス、ゲイリー・グラフマン、レオン・フライシャー、ヴァン・クライバーン、ジュリアス・カッチェン...

ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団 1960年録音高い分析力と良い意味での「緩さ」が上手くマッチして実に良い雰囲気に仕上がっている
レイボヴィッツの演奏を聞くと、どうしてもマルケヴィッチの演奏が比較の対象として浮かび上がってきます。両者の共通点はともに「作曲家」でもあったと言うことです。...

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1963年1月11日~12日録音1963年1月11日~12日にジョージ・セルは手兵のクリーヴランド管弦楽団と以下の3曲をまとめて録音しています。
ドビュッシー:3つの交響的スケッチ「海」
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
ラヴェル:亡き王女のためのパ...

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:フィルハーモニア管弦楽団 1959年2月17日~18日録音EMIは1954年にディアギレフの没後25年を記念した「ディアギレフへのオマージュ」というアルバをマルケヴィッチの指揮するフィルハーモニア管によって制作しています。
それは実に素晴らしい演奏であり、おそらくその時代こそがフィルハーモニア管...
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